2012年6月3日日曜日

いとおしく思える、まちが、またひとつ

巡り、巡る、週末。


堺の古墳群。仁徳天皇陵古墳の拝所にて。
外周りをひたすら歩いている時は「緑がいっぱい…なだけだよね」「暑いね…」と
古代ロマンを感じない自分の感性を残念に思いましたが…。
拝所に立つと、不思議。凛とする、厳かな雰囲気を感じました。


人々が集う、大仙公園。
ええ感じのバンドの生音が響いたり。子どもたちがキャッキャッと遊んでいたり。
ゆるゆると過ごす人、観光中の人など、いろイロと。
紙芝居のおっちゃんもいました。
『黄金バット』に、子どもも、大人も興味しんしん。
クイズもあって、みんな笑顔でした。
その場にいれたことが、なんだか幸せでした。


堺の重要文化財「山口家住宅」。
江戸時代に建てられた町屋。凛とする雰囲気、心地よい香り。


堺にあるコミュニティカフェ「パンゲア」。海辺の工場を改造して、活用。


カフェから、海が見えました。



手づくりの線香・御香にこだわる、明治20年創業「薫主堂」。
ナチュラルな、やさしい香りに、ココロ癒されます。
そして、なんといっても、おかみさんが素敵。
とってもシャキシャキ、キラキラ。お香を選びながら、楽しいおしゃべりタイム。
またおかみさんに会いに行きたいです。


堺市内の主要スポットには、
黄色いジャンパーの「NPO法人堺観光ボランティア協会」のガイドさんが。
そのスポットの物語を教えてくれます。
だからこそ、ひろがるイメージ、色づく景色。ありがたいですね。
ボランティアの方々の、まちが好きという想いも伝わってきて。
とても素晴らしいなあと思います。


嗚呼、新世界。



取材や仕事の下見などで、さまざまな街を歩きます。

「この街を知ろう」と思って巡ると、
いろんな人たちの姿が見えてきて。思いが伝わってきて。

その街が、とても好きになります。
そんな人たちがいる街が。

あの人やその人に伝えることをイメージして、
制作物をつくるので、それはとても幸せなことだと思いました。

そういうカタチで、その人たちがいる、その街に関われること、
とても幸せなのです。

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