2012年9月15日土曜日

どーんと東北!

東北女性の手仕事物産展
「どーんと東北! いわて・みやぎ・ふく​しま」のお手伝いへ。
http://www.ogef.jp/event/index.php?mode=show&seq=22&recent=1

岩手、宮城、福島の女性たちがこころを込め​て作った
農産物やジャムなど加工品、
ふきんに、きんちゃく袋、ア​クセサリーが並びました。
福島県在住・福島県出身(避難中を含む)の
若い女性たちによる「peach heart」は、かわいらしい布マスクを。

そのマスクには、こんな思いが込められています。


  
マスクをすることで「放射能を気にしている人」と見られる。
「放射能を気にしてるの?」と、イジメられてしまう子どもたちが​いる。
マスクをすることで「福島は危険なところだ!」と危機感をあおっ​ている人と思われてしまう。

このような福島の現状に対して。
使い捨てのマスクではなく、愛用し続けられる布マスクを。
おしゃれなデザインにすることで、
毎日のファッションとして取り入れられること、楽しめるようにす​ること。
「peach heart」http://peach-heart.jimdo.com/



福島からいらっしゃったつくり手の方が話しておられました。

「福​島の人は二度殺されたようなものだ」と。

1回目は地震で、2回目​は原発事故で。
原発により、その近辺には立ち入ることができなく​なり、
もしすぐに捜索できていたら救えていた命を救えなかったと​。
その人たちを見殺しにしてしまったと、苦しんでいる人たちがい​ると。


大阪のおばちゃんに
「また関西に来ることがあったら​、うちに泊まりにおいでよ!!」と
おっしゃっていただきました。

東北か​ら来た人と思われたようで、
「ごめんなさい。兵庫県からなんです​」と。

そこから、東日本大震災のこと、被災地への思い、
そして阪​神淡路大震災のことについて語り合い・・・
最後に、連絡先を交換​するとともに、
東北の人の思いがこもったミサンガを交換しました​。

「気仙沼 ボランティアネットワーク 聖敬会」のミサンガ。
つくり手の方のメッセージがこもっています​。
http://ameblo.jp/kesemnumaseikeikai/


そして、酒井さんの手づくりアクセサリー。
見た瞬間、い​とおしいご縁がつながっていくイメージの
“わっか”がひらめき、​ココロがときめきました!!


酒井さんにとっては、大切な大切なモチーフとのこと。

「物も、人を選ぶと思います」
「つくって、手渡したら、それで終​わりじゃないと思っています。
つくった物はつくり手を映すから。​
このアクセサリーを身に付けた人が、
今度わたしと会った時、もし​私が笑っていなかったら・・・
そのアクセサリーも、くもっちゃい​ます。
だから、笑っていられるように。そういうふうに生きたいと​思っています」と。

ビーズづくりでつながった、人とのご縁。
震災後も、その時のつな​がりが、
酒井さんにとっても、そのまわりの人たちにとっても、チ​カラに。

このアクセサリーを身につけるたび、
福島県の酒井さんに思いを馳​せ、
酒井さんを中心とした“わっか”を想像し、
わたしもチカラを​もらうのだと思います。

最後に。
「チームむかご」の『にこまるクッキー』は、
とって​もとってもやさしい味がしました。
 http://mukago.jp/

代表・枝元なほみさんが
勇気づけられた本を紹介した新聞記事。

こ​のメッセージが、ココロに響いてきました。



ある問題を解決しようという時に、
個人を責めたり、個人の悪意や陰謀のせいにしたりせず、
問題を引き起こしたシステムを見抜き、
みんなで現実を変えていこうという。



ほんまに、そうやなあ~と。
どうして、その個人がそうしてしまう​のか・・・
責めるのではなく、その個人だけのせいにはせず・・・​
みんなで考え、変えていくんだと。

いろんなことを感じ、考えました。

2012年9月1日土曜日

更なる、一歩

「退“社”」と「退“職”」は違うなあと、
しみじみした満月の夜。

会社は「退“社”」しましたが、
編集・ライターを「退“職”」していません。

とはいえ、今はまだ、

自分で編集・ライターであると思っている状態。

誰かに必要とされてこそ、
誰かのお役に立ててこそ。

そうなれるよう、はりきります。

どんな未来を描いていこうかなあ。