2013年7月30日火曜日

ろくさいの、おねえさん


娘6歳のお誕生日。

過去の写真を振り返ると、
お姉さんになってきたなあとしみじみ。
ひとりっこだけど、
1~6歳までいる保育所では年長さん、
お姉さんなんだもんなあ、と。

子どものお誕生日って、
その子を中心とした家族の記念日だなあと
改めて感じました。

その子が生まれた日、
お母さんになった日、
おじいちゃんになった日、
家族がふたたび生まれ変わった日。
いとおしい一日になりました。

娘のカラフルなまいにちを、
いくつかピックアップします。

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お友だちと約束をして、公園で待ち合わせて、遊ぶ。親は付き添わず、お友だちとふたりで・・・ということを経験しました。こうやって、世界を広げて、深めていくんでしょうね。

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大きいテーブルも、小さいテーブルも、いすも、洗濯物カゴもすべて。鉄棒の特訓アイテムで。前回りをする時、踏ん張れるように。まるで、跳び箱を跳ぼうとするみたいに、バタバタバタ~しゅたっと、やってきます。

まちを歩けば、まちなかは迷路になり。横断歩道の白い線以外は海に変わったり。イロとりドリの床は、緑色の部分しか、踏んだらダメとか。

5歳の娘にとって世界は、そんな感じに見えているのです。

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「ほら、見てみ!むきむき、やろ~」。5歳児の、きんにく自慢。実際は、ぷにぷに、です。5歳児が年始に掲げた目標は「さかあがりができるようになりたい!」。それから半年、さかあがりができるようになりました。まだ“1日1回ミラクル的にできる”という段階ですが、そのうち、体得するんだろうなあと。

毎日、何度も何度も、練習。先生やさかあがりができる友達に「どうしたら、できるん?」と尋ね。「なんで、できるんかなあ?」と考え。「こうなんちゃうん!」とやってみて。そんな努力の、積み重ね。だからこそ、「できた!」瞬間の喜びも、ひとしおで。そばにいる私も、勇気と元気をもらいます。

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コマなし自転車に乗れた日。根気強く、頑張っていました。自転車のコントロールはまだまだ。いつも、木がある方へ向かうので、娘いわく「この子(自転車)、木が好きやねん」。

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蟻が自分の2倍ほどもある虫の死骸を運んでいるのを見て、「わあ!赤ちゃんに持って行くんかなあ?」と5歳児。「倒したら(踏んだら)あかんで!」「この蟻たちも手伝いに行くんやで!」「私らやったら(虫は)軽いけど、蟻さんたちには重いんやろうなあ」とまじまじと観察。子どもを通して、虫の世界とつながります。

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シロツメクサ。2日前、遠足へ行った娘が「プレゼントがあるねん」とくれました。リュックの中でもまれて、くたくたでしたが。それも、また、あいらしく。出かけた先で、かわいい花を見つけて。「お母さんにも」と思ってくれた娘の気持ちが、嬉しいです。

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この春から、年長さんになった娘。NHK教育テレビ『すすめ!キッチン戦隊クックルン』に夢中です。そのおかげで、サラダの野菜を洗ったり切ったり和えたり、お米を洗ったり、ゆでたまごをむいたり・・・いろいろ、お手伝いしてくれます。昨日の娘の絵。妖精に見えたのですが、やや『クックルン』似?絵には好きなもの、気になるものが表れています。

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金魚すくいから逃げた子、虹を咲かせる子、怪獣になっちゃった子・・・NHK『みいつけた!』コッシーの「イスとも」募集を見て、5歳児が描き上げた絵。20脚の「イスとも」。1脚1脚にはストーリーあり。目をきらきら輝かせて、語ってくれます。

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つちの、おおきな、キャンバス。うちゅうが、ひろがります。

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そういえば、最近の娘の口癖は「うちゅうぐらい?」。うちゅうぐらい、すき?うちゅうぐらい、びっくり?など。

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“あなたに~にあいの~ぼうしなら~~~きっと、これです。”5歳児が保育園のお楽しみ会で『すてきなぼうしやさん』を。森の帽子屋さんは、うさぎさん、りすさん、ことりさん・・・動物たちに似合う帽子を選んでくれます。

一人ひとりが持つ、輝くところを見い出して。より輝かせるために。似合う帽子は、勇気を与えてくれるアイテムかもしれないなあと思いました。