手話で奏でる音楽って、なんて美しいんだろう。
『とっておきの音楽祭』の
ドキュメンタリームービー『オハイエ!』を観て。そう感じました。
4月13日(日)、枚方で
『とっておきの音楽祭 in ひらかた』がありました。
『とっておきの音楽祭』とは、2001年に仙台市から始まった
“音楽のチカラで心のバリアフリー”をめざす音楽祭です。
公園や商店街、ビルの前など街がステージとなり、
障がいのある人もない人も一緒に演奏し、歌い、踊り・・・
演者・観客の枠組みを超えた一体感もあります。
以前に、ドキュメンタリームービーを見たのですが、
すべての人たちが音楽を通じてココロを通わし、
自己を表現し合い、互いに互いを知り合う、
そんないとおしい雰囲気を感じました。
枚方での発起人は、
このドキュメンタリームービーを見て、
「こんなイベントを関西でもできたら!!」と思い、今回。
当日は娘と一緒に、ボランティアとして参加しました。
そのドキュメンタリームービーで観た
手話うたのサインボーカルのまつもとさんが、
仙台からお越しくださいました。
『とっておきの音楽祭』で出会った
篠笛奏者あんぼさんとのユニットで、
篠笛の音色に乗せて、手話で歌を。
難聴であるまつもとさんは自分の声でも歌ってみたいと、
ボイストレーニングを重ねて。
東日本大震災から気持ちを立て直していくチカラになったという
『くもりのちはれ』を歌ってくれました。
今でも、その歌がリフレインするくらい、ココロに響いてきました。
★
『とっておきの音楽祭』にある音は、
その人の“生きる”ということ、そこに通ずるものが、
歌や演奏、表現に表れていて。
だからこそ、だからこそ、
『とっておきの音楽祭』なんだって思いました。
最後は、演者と観客、スタッフの枠組みを超えて、
『オハイエ!』を大合唱!!
あの一体感も、ココロとカラダに残っています。
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