2014年4月14日月曜日

“とっておき”の音楽祭♪


手話で奏でる音楽って、なんて美しいんだろう。

『とっておきの音楽祭』の
ドキュメンタリームービー『オハイエ!』を観て。そう感じました。


4月13日(日)、枚方で
『とっておきの音楽祭 in ひらかた』がありました。

『とっておきの音楽祭』とは、2001年に仙台市から始まった
“音楽のチカラで心のバリアフリー”をめざす音楽祭です。

公園や商店街、ビルの前など街がステージとなり、
障がいのある人もない人も一緒に演奏し、歌い、踊り・・・
演者・観客の枠組みを超えた一体感もあります。

以前に、ドキュメンタリームービーを見たのですが、
すべての人たちが音楽を通じてココロを通わし、
自己を表現し合い、互いに互いを知り合う、
そんないとおしい雰囲気を感じました。


枚方での発起人は、
このドキュメンタリームービーを見て、
「こんなイベントを関西でもできたら!!」と思い、今回。
当日は娘と一緒に、ボランティアとして参加しました。


そのドキュメンタリームービーで観た
手話うたのサインボーカルのまつもとさんが、
仙台からお越しくださいました。

『とっておきの音楽祭』で出会った
篠笛奏者あんぼさんとのユニットで、
篠笛の音色に乗せて、手話で歌を。

難聴であるまつもとさんは自分の声でも歌ってみたいと、
ボイストレーニングを重ねて。
東日本大震災から気持ちを立て直していくチカラになったという
『くもりのちはれ』を歌ってくれました。

今でも、その歌がリフレインするくらい、ココロに響いてきました。


『とっておきの音楽祭』にある音は、
その人の“生きる”ということ、そこに通ずるものが、
歌や演奏、表現に表れていて。

だからこそ、だからこそ、
『とっておきの音楽祭』なんだって思いました。

最後は、演者と観客、スタッフの枠組みを超えて、
『オハイエ!』を大合唱!!

あの一体感も、ココロとカラダに残っています。


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