詩人・茨木のり子さんの『詩のこころを読む』。
この本を開くのは3度目。
それほど、大好きな本です。
茨木のり子さんがこれまで数多くの詩
(谷川俊太郎さんや吉野弘さん、石垣りんさんの作品など)を
読んできたなかで、忘れがたい詩を取り上げ、
その詩そのものはもちろん、
茨木さんが詩を読んで感じたことのほか、
詩の背景・作者の思い・生い立ちなども交えながら紹介しています。
そういえば、小学生の頃。
授業で詩を読んで、
「読んで何を感じたか」
「この一文は何を表わしているのか」
「作者は何が伝えたいのか」などを考え、
みんなで意見交換したのを思い出しました。
あの授業、大切だなあと思います。
自分は「こう感じた」ということも大切にしながら、
相手の気持ちも想像し、
自分や相手以外にも「こう思う人たちもいる」ということがわかりますよね。
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