2014年11月28日金曜日

お手紙の持つ、時間


はじめての文通は、幼稚園の幼なじみと。


私は小学1年生の時、
高知市から尼崎市へ引っ越しました。

その幼なじみとは、
最初は母親同士の葉書のやりとりからはじまり、
そこから子ども同士でお手紙のやりとりを。

気づけば、もう25年ほどになります。
たくさん、たくさん、お手紙のやりとりをしました。

メールアドレスも知っているけれど、
その幼なじみとはやっぱりお手紙。

高知に帰った時は、娘と3人で会いました。
会うのは17年ぶりだったけれど、そんな感じもせず。

お手紙の持つ、時間の流れが心地よいのです。


娘の絵を飾り付けたお手紙を持って行くと微笑んでくれる、
近所の郵便局の局員さん。

その局員さんが切手をはりつけてくださいます。

そうしてお手紙が出来上がり、
幾人もの局員さんの手を経て、あの方へ。

ココロときめく瞬間。

「ああ、週明けくらいには届くのかなあー」なんて、
もくもくっとしながら。

不確かな感じも、好きなのです。


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