2014年11月9日日曜日

この一瞬も、精一杯



お友だちの小林佳代子さん手づくりのスプーンです。
まるで、そらをすくう、スプーンのよう。

彼女がつくりだす、みずいろ、
彼女がうつしだす、そらが
私は好きです。


今日は『星ヶ丘学園 2014 秋のフェスタ』へ行ってきました。


『星ヶ丘学園』は昭和20年代に建てられた洋裁学校で、
校舎などは当時のままです。
現在は、洋裁教室や陶芸教室などが開かれるほか、
小さな納屋を改装した喫茶室『SEWING TABLE COFFEE』や
大きな教室を利用したギャラリー『SEWING GALLERY』があります。

秋のフェスタは、
フリマに屋台、ライブ、人形劇、似顔絵、絵本・・・など、
子どもから大人まで一緒になって楽しめる日。


身体のなかから響いてくる、ジェンベの音が心地よくて。
戦前の流行歌を演奏するJAZZバンドの音色に、揺れ。

そんな風景を眺めていたら、
歌や演奏を聴きながら、
筆をかろやかに滑らせ、
ミュージシャンのスケッチを描いている人もいて。

素敵やなあーと思ったのです。


「また来年も」と思いながらも。
「来年も必ず」とは言えない現実もあって。

そうだなあ。
何事も、そう。

いつまでも、続くものなんて、ないのだから。
必ずなんて、ないのだから。
明日だって。自分だって。
そうなんだもの。

未来に願うと同時に、
この一瞬も大切にしたいなあと。

小林佳代子さんとお話をして感じました。

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