2015年9月29日火曜日

本をひらけば


文章を書く仕事をしているので、「本が好きなの?」「本をよく読んでいるの?」とよく聞かれますが、子どもの頃から本を読むのはあまり好きではなくて、外でカラダを動かして遊んでいるほうが好きです。今でも本はあまり読みません。

でも、やっぱり本っていいなあと思うのは、日常のなかで、さまざまな出来事や人に思いを馳せるきっかけになるからです。


引き続き『老いてさまよう 認知症の人はいま』(毎日新聞特別報道グループ編著)を読んでいます。父親が軽い認知症と診断された翌日、一人で出かけてしまい、行方不明に・・・その帰りを待つ姉妹。町で家族とはぐれてしまい、それ以来、仮名で生きる認知症のおじいさん。2年ぶりに再会できた家族もいます。

こうしている今も・・・と思うと、胸が詰まりました。


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