2016年12月3日土曜日
やさしさというもの
小学3年生の娘が「おいしかった」「こんなん、出た!」給食の話をしてくれるたび、「おいしそうやな」「お母さんも食べてみたいわ」と言っていたら、先日。ポケットから、あめちゃんサイズの正体不明の“さつまいもを使ったあまいもん”を出してきて、「給食でおいしかったから、持って帰って来た」と食べさせてくれました。
娘のやさしさに触れて・・・最近、私、とげとげしているわ。全然、やさしくしてなかったなあと反省。人のやさしさに触れると、自分の中にあるやさしさが引き出されますね。
2016年11月14日月曜日
それぞれの立場を想うこと
どうにもならない、現実。自分の“理想”や“当たり前”と異なる価値観・出来事に対して非難する。目の前の現実が“当たり前”になって麻痺する。理想だけでは生きられない、それぞれの現実を抱えている。自分の“理想”や“当たり前”が打ち砕かれた時、自分の価値観、やっていることの意義を問い直す。さまざまな経験、出会い、交流によって、個人も、集団も、影響を与えながら、変わっていく。
そんな、さまざまなことがありながら。それでも、生きている、生きていく。自分が登場人物だったら、どうだろうか?それぞれの登場人物に寄り添いながら、そんなことを考えた2時間30分でした。SENDAI座☆プロジェクト公演『エルドラド ホテルアメリカーナ~TV報道クルー達の24時間』へ。
◎SENDAI座☆プロジェクト
http://www.sendaiza.jp/
舞台はホテルの一室、登場人物は内戦取材するTVクルー。「報道とは?」「その取り扱われ方とは?」「視聴者に伝えられるものとは?」「自分の仕事とは?」「個人の感情は?」「人命が危うい中で、どう行動するのか?」・・・カメラマン、制作スタッフ、キャスター、フリーフォトジャーナリストなど、さまざまな立場・状況・価値観・経験の人たちの葛藤が描かれていました。
『SENDAI座☆プロジェクト』とは、「仙台発の演劇カンパニーをつくろう」「仙台のどまんなかに演劇専用の小劇場をつくろう」という思いで、2007年に設立されたプロジェクト。東日本大震災後まもなく、2011年春より、仙台から東北の状況も含めて自分たちの演劇を外へ発信する公演を展開しています。
尼崎・ピッコロシアターは、東日本大震災における復興支援の一環として、仙台の演劇人の活動を支援する目的で、『SENDAI座☆プロジェクト』公演を2011年秋にスタート。毎年、実現しています(残念ながら、来年はなしで、次回は再来年とのこと)。
◎ピッコロシアター
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/
2016年10月24日月曜日
年に一度のお楽しみ!『ビアデン』
今もなお、手からかすかに、焼き芋のにおいがします。
昨日は「ビールを田(デン)んぼで!」の『ビアデン』へ。編集者・ライターである福田愛さんが主催する大宴会です。さんまや枝豆、栗など旬のうまいもんを七輪で焼きながら、簡易かまど&羽釜で炊いたごはんやもみ殻焼き芋というイベントも挟みつつ、ビールや日本酒を味わう。目の前には、田んぼや山々、空が広がっていて、眺めている風景がそのまま、こころのなかに広がっていくようでした。
今年でなんと7年目!私は娘と一緒に5回ほど参加しています。もう、まるで年に一度の親戚の集まりのような親しみ感。娘はここで会えるおねえちゃんたちと遊ぶのを楽しみにしています。田んぼを駆け回ったり、お手伝いをしたり、近所の駄菓子屋さんに行ったり、福田さんのお父さんに柿とりに連れて行ってもらったり!
福田さんは『四季の企画室 野の』室長として、大阪最北のまち“能勢”を拠点に、季節のうつろう魅力を伝えています。
◎四季の企画室 野の http://nononose.petit.cc/
福田さんが携わっている中ノ畑窯の作陶展『さとうつわ』が10月30日(日)まで、能勢町にあるカフェギャラリー『里づと』で開催中です。
http://nononose.petit.cc/banana/2620016
2016年10月9日日曜日
100年。
取材で訪れたヤマロク醤油(小豆島)で、醤油づくりをされている方に「蔵も木桶も100年以上前のもの」とお話をうかがって。その歳月の深さとともに、“今”という同じ時代に100歳以上の方も生きておられるから、そう遠くはない昔なんだということにはっとしました。
◎その時の記事
”おそと”で過ごすライフスタイルWebマガジン『OSOTO』
特集/旅が、じぶんに効く!! ハプニングあり、ミラクルあり。小豆島・坂手の旅日記
http://osoto.jp/takeme/trip02/
そんなことを思い出した2016年10月8日の今日、尼崎市の「100周年記念日」です。http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/sogo_annai/29836/
‐‐‐‐‐
尼崎市の「100周年記念日」のその日・・・まちの未来を遊びながら考えるカードゲーム『AMAGASAKI TO THE FUTURE(ATTF)』を『尼崎 FUTURE GAME CENTER』で。
価値観も、性格も、関心も、年齢も、これまでの人生も、経験も、職業も、立場も、尼崎との関わりも・・・さまざまな人たちが集まって「尼崎の今、未来」について、カードゲームで遊びながら考えるというわくわくするイベントです(全体的にゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズっぽい感じが、ちょうどドラクエ世代の私にはたまらなかったという。「ああ、宿屋に泊った時の音や」とか)。
カードゲームの構成は3つ。
①リソースゲーム/「尼崎の困り事」カードと「尼崎にある資源」カードがあります。偶然引いたカードの中から「尼崎の困り事」を「尼崎にある資源」でどう解決できるかを考えます(自分の「好きなこと、得意なこと、できること」も資源として、カードの束に混ぜるというのもおもしろい)。
②フューチャーゲーム/「2045年にはこうなっている」という30年後の予測が書かれているカードを5枚引いて、みんなで未来の日常を想像します。どんな問題が起こり、どんなことが必要とされ、そんな世の中だからこそ、どんな商品がヒットするのかを考えます。
③マグネットゲーム/「自分がやってみたいこと」を書いて、仲間探しの旅へ。似たようなことを考えている人を見つけてつながります。それが日常につながって、続いていくというトキメキ感!
何もないところから、突然「尼崎について」「未来について」考えること、想いや意見を話すなんて難しいものです。「引いたカードのなかから考えてみる、話してみる」ということをします。
みんながそれぞれ、得意分野からではなくて、「引いたカード」という偶然性のなかから考えて話し合うので、フェアな状態から始めることができます。
「日頃は、尼崎、その未来について考えたことなんてない!」という人も「考えなきゃ」と気負わず、カードゲームですから、引いたカードを見て、思いついたことでもOK。そのひらめきも、おもしろい。
「引いたカード=偶然性」というところで、自分が「知っている!」「関心がある!」ところに偏らず、それを越えてみるきっかけにもなります。
カードゲームで気軽に、子どもから大人まで、さまざまな人たちがフェアに、楽しみながら、考えてみることができる。それが実際に、これからの市の計画につながっていくかもしれないという!「こんなにおもしろい取組み、尼崎だけだなあ」と、ニヤッとしてしまいました。
2016年9月30日金曜日
トキメイタ。
お子さんがご縁をつないでくれて、会話がはじまり。kimaluブローチから、着ていらっしゃった着物が素敵な話、刺繍、さをり織り、そしてフリーペーパーをお渡しして。もしかしたら、フェイスブックでつながることができるかもしれないという!
2016年9月22日木曜日
今年も尼いも掘りへ!
尼いもとは、かつて尼崎市南部地域で栽培されていたサツマイモで、まちの特産品だったとのこと。自然災害の影響で約65年前に絶滅。尼いもクラブの方々が尽力の末、尼いもが復活しました。詳細はこちらをご覧ください。
◎尼いものすべて
http://www.amaken.jp/amaimo/
当初は9月18日に予定していた尼いも掘りですが、再々延期となって、ようやく今日!予定より1週間ずれたため、その間にも尼いもはスクスクと。「太ももか!」とつっこみたくなるようなカタチ・サイズがゴロゴロ、土のなかにひそんでいました。0歳児から70歳代まで32名で440株を掘りまくり、500キロを超す大豊作!
みんなで掘った尼いもは10月23日(日)開催の『尼芋奉納祭』(貴布禰神社)で、焼き芋や芋ごはん、創作和菓子などに姿を変えて登場します。
尼いものおすそわけをもらいました。お隣さんをはじめ、あまの友人とわけわけします。
写真は「胃!違う、尼いも!」。おもしろいカタチ、カオの尼いもがいろいろと。
2016年8月22日月曜日
日常のなかの、大きな変化
「おかあさんはフリーター」。友だちにそう話していた娘が、突如として「ライターはこんな仕事」と話してくれた昨晩。
金曜の夜、娘とともに講座の記録取材へ。講座内容をノートに記録したり、写真を撮ったりしていると、「ノートに何を書いているん?」「どんな写真を撮ってるん?」と興味しんしん。自分も取材してみたいと思ったようで、取材ノートを用意して、昨晩パソコンで原稿を書いている私を書いてくれました。確かに、取材はよーく観察することも大事なのです。
眠る前はフリーペーパー『えんを描く』の編集会議。こんなことを書きたい、カタチはハートに折りたい、今度カフェに行く時は取材をしたい・・・などなど。
その情熱は目覚めても続いているのでしょうか。
2016年8月16日火曜日
ココロとカラダが一致する時
お盆は釜ヶ崎の夏祭りへ。
『関西ウーマン』で取材させていただいたナカガワエリさんが「血のつながりはなくても、この場所に集う仲間として、その死を悼み、慰霊するというあり方に、こういうつながりもあるんだと感じました。他人とのつながりに悩んできた私ですが、人と人とのご縁のつなぎ方を、新たに見つけることができたんです」とお話になられていた夏祭り、慰霊祭です。
『即興楽団UDje( )』のステージに、娘と、友人と一緒に参加しました。歌って、叫んで、踊って、楽器を叩いたり振ったりするうち、日常のなかでバラバラになりがちな、ココロとカラダが一致していくような。まわりのみなさんからエネルギーをいただきながら。それに呼応するかのように、自分のなかからもエネルギーが溢れてきました。
そのなかで、娘は「踊らない。楽器も演奏しない」と、その場に立っていました。『即興楽団UDje( )』ではそれもOK!「踊らない。楽器も演奏しない。立っている」というのも、彼女の大切な表現だから。
でも、私は「一緒にやったらいいのに」「ちょっとやったらおもしろさがわかるのに」と自分の考えのもとに、ちょっと強引に参加させようとしていたところもあって反省。日常のなかでも、私、そういうところあるよなあって気づきました。「ずっと彼女のそばにいたけれど、ちょっと離れてみるのもいいかも」「日常のなかでも同じことが言えるなあ」と視点も変わったんです。
ほんの30分ほどの時間のなかで、人との距離感や関わり方について、頭で考えるのではなくて、自然と感じるように考えられた気がします。やっぱり、うじゃはおもしろい!
ナカガワエリさんを取材した記事はこちら。
↓
<関西ウーマン>
ナカガワエリさん(即興音楽家/即興楽団UDje( )主宰)
音でのコミュニケーションは
言葉では越えられない壁を越えられる
https://www.kansai-woman.net/theme498.html
写真はうじゃ本です。読むのが楽しみ!
2016年8月15日月曜日
今も、どこかで。
「行動しなきゃ、意味がない」と言われることもありますが。知るだけでも、想うだけでも、考えるだけでも、変わっていくことはあるんだと思うんです。
知った瞬間、想った瞬間、考えた瞬間。世界の見え方が変わり、選択肢が増え、それが少しずつ少しずつ行動に表れていく。そんな一人ひとりの、小さな一つひとつが、いずれ・・・と想像します。
今年は娘と一緒に『世界報道写真展2016』へ。
大阪・梅田のハービスHALLにて、8月18日(木)まで開催。
◎世界報道写真展2016~沈黙が語る瞬間~
http://www.asahi.com/event/wpph/
2016年8月1日月曜日
ともだちから
娘のともだちがお誕生日プレゼントを届けに来てくれました。
手づくりのメッセージ入りチョコレート、とってもかわいい☆
「ちえ おめでう」となっていますが!「と」を食べた後に気づきました。
先日はメッセージドミノで祝ってくれたらしいです。嬉しいですね。
2016年7月30日土曜日
ナイン!
この笑顔を、今年も見ることができて、よかったです。娘の誕生日が近づくと、いつも、娘がおなかのなかにいた頃のこと、出産の時のこと、その後1カ月のことを、鮮明に思い出します。娘にも話します。毎年、お誕生日はそんなことをしているような?
妊娠に気づいた時から出産、娘が1歳になる頃まで書き綴っていたブログ。
◎想い飴
http://omoiame.blog.eonet.jp/komomoko/2007/03/
娘がおなかにいた頃、あの憎たらしいおっちゃんもその昔、おかあさんのおなかのなかにいたんだなあと思うと、とてもいとおしく思えたことがあります。
2016年7月24日日曜日
お手紙をはじまりのきっかけに
お手紙がいろイロな“はじまり”のきっかけになればいいなと、『おてがみ部』を始めました。
出会うきっかけ、交流するきっかけ、そこからまたはじめるきっかけ・・・毎日会う家族にだって、改めて気持ちを伝えるお手紙で、そこから何かはじまるものがあるのではないかなあと思っています。
『おたより〜絵封筒展〜』に参加した時、絵封筒にこんなメッセージを込めました。
☆
誰かが、誰かのことを思っていて。
それが、つながって。
誰もが、誰かに思われていたらいいなあと。
そんなことを願いました。
☆
目の前にいる相手から、大切に思っていることを、ちゃんと伝えることができたらいいなあと。その一つの機会・ツールとして、お手紙も素敵だなあと思うのです。
そして・・・
☆
どんな状況にあったとしても。
一呼吸おいて、そこから。
それぞれの希望を見出せますように。
☆
そう願います。
2016年7月10日日曜日
正義とは
「(私は正しい)あなたはまだわかっていないだけだから。ちゃんとわかれば、あなたもこの正しさに気づくはず。あなたがわかるまで待つ」。
出産後、激しい宗教の勧誘を受けました。おそらく、未婚出産したシングルマザーということを知られていたので、心配してくれたのだと思いますが、あまりにも連日で。しんどくなったのと、私の気持ちには変わりはないので相手に悪いと思って、正直な思いや考えを伝えてお断りしたら、そんなようなことを言われました。それから態度が一時期でしたが一変。仕事を始めるまでは家にずっといたので、恐くて、子育てのいろいろ・将来への不安感などと重なって発狂しそうだったのを思い出します。
そのことが、ずっと、心に残っていて。ということは、私にも、そういうところがあるのだろうなあと。その人が鏡として、私に見せてくれたのだろうなあと思います。思い返せば、私にもそういうところがありました。
こちらがどんなに自分の思い、考えを伝えても「あなたはわかっていないだけだ」と。確かに、私はわかっていません。それはそこに所属してみないとわからないことでしょう。でも、あなたと私で向き合う場において、お互いに自分のなかに他人が入る余白というものがないと、話し合いができないと思いました。
それから「そういう人と会話を重ねて、編むようにコミュニケーションをとるためにはどうしたらいいのだろう?」と考え続けてきたんだと思います。今も考え続けています。いいテーマをいただいたのだと、今は思います。
そんなことを、この連日、思い出していました。
2016年7月9日土曜日
今日という日は
「さん、SUN、太陽・・・」の次は「いらっしゃい!の三枝師匠」。次は「珊瑚」だな。30歳を過ぎてから、年齢ゴロ合わせを楽しんでいます。
一つ、年を重ねました。
これまでのさまざまな始まりと繋がり。今を生きている、さまざまな存在。出会ってきた、さまざまな存在。そのおかげで、今があり、今の私がいて、成り立っているんだなあ。私は私なんだけど、私は私だけじゃないんだなあ。
なんてことを、ふと思ったりしました。
娘が拾ってきてくれたお花と、表紙を描いてもらったノート。やってみたいことを、思いついたら書いていく・・・そんな一冊にしたいです。
2016年7月8日金曜日
きっかけはフリーペーパー!
白煙たちこめるなか、突如現れる『ピエロハーバー』という名の小劇場。10年ほど前に2度ほどしか訪れたことがないのですが、その異空間に迷い込んだような佇まいを、未だに思い出すことができます。
中津から移転して、現在は江坂にあります。フリーペーパーがきっかけで『ピエロハーバー』を運営する劇団『StageSSZakkadan』所属の役者である河田よしえさんとつながりました。七夕の夜、ショウタイム付き交流会があるということで、娘と一緒に行って来たんです。
歌あり、ダンスあり、手品あり、ゲストによるライブあり!あっという間の50分。「昭和バラエティ」とあるように、まるでサクマ式ドロップスを舐めているような、懐かしい空気感がたまらなくよいです。娘も楽しんでいました。今度はお芝居を観てみたい。
ショータイムは木・金・土・日の夜にあります。カフェ&レストランとしても利用できます。
◎ピエロハーバー
http://esaka-pierrot.jimdo.com/
2016年7月4日月曜日
さまざまな出会いがきゅっと
「わたしのともだち」。『あままままるしぇ』でお隣さんだった『クラフトデイズ mika』は娘にとって友だちのお店。娘さんと友だちになり、『あままままるしぇ』開催中、一緒に遊んでいました。山畑さんが出店されている『ソレイユ サマーマーケット』へ!友だちが『おてがみやさん』で書いてくれたお手紙のお返事も渡すことができました。
◎クラフトデイズ mika
http://ameblo.jp/mmm20100101/
そして!ついに『pas A pas...』のおふたりにお会いできました。『Lian Laso』や『Link』、『あまいろいち』で、手づくりのポシェットやリボンヘアゴム、マスク、ハンカチなどを見て「かわいい♪」とときめいていました。豊中の『float』でも、おふたりのお話になって、ますますお会いできる日が楽しみと思っていたので。「いつか」が一つ叶う瞬間でした!
◎pas A pas...(パザパ)
https://www.facebook.com/pasApas.handmade/
『Lian Laso』今井さんともおひさしぶりにお会いできました。今度はお店にうかがいたい。
◎自然食品のお店 Lian Laso(リアンラソ)
https://www.facebook.com/lianlaso/
☆
『みんなのサマーセミナー』説明&見学会、『Te To Te』ランチ、『ソレイユ サマーマーケット』、『ART OSAKA』と朝から夕方まで出かけていた昨日。「はじめまして!」「おひさしぶりで!」「まさか、ここで!」「12年越しに!」な出会いがいろイロありました。
2016年7月3日日曜日
12年越しに・・・
12年越しに、ようやくお会いすることができました!アーティストのニシムラマホさん。
私が大学時代につくっていたフリーペーパー『れもんのき』2号で表紙を描いていただいたことをきっかけに今日まで。お手紙をやりとりしたり、フェイスブックで近況を知り合ったり。個展は名古屋中心に開催されているので、なかなかうかがうことができていなかったのですが、この週末『ART OSAKA』(ホテルグランヴィア大阪26階)に出展されているということで行ってきました。
そもそも、「どうして、私はニシムラさんとつながることができたんだろう?」と振り返ったら、クリエイター系のWEBサイトで知ったんでした。ニシムラさんが描く、細胞のような広がりのある世界、その繊細さと生命力のようなものに魅かれて。厚かましながら「表紙を描いてください」とお願いさせていただいたのです。
改めて、今日、作品を拝見して。1つの点から、ぐわ~んと広がっていくような世界観が、やっぱりいいなあと。
おうちに飾ろうと、一つの作品を選びました。水槽のなかに広がる、小さくて深い世界。
ああ、また、ここから。線を描いていくような、そんなイメージを持った今日でした。
2016年7月1日金曜日
重なる、風景
小学3年生による「ヒミツ基地づくりメモ」を発見!
そういえば、私は小学3年生の頃、ともだちとタイムカプセルを埋めては掘り起こし、また埋める・・・ということを繰り返して遊んでいました。自分&ともだち宛にお手紙を書いて、空き箱に入れて埋めたタイムカプセル。お手紙には何を書いていたんでしょうか。
「あのあたりに埋めたんだよなあ」という場所には、阪神・淡路大震災により仮設住宅が建ちました。今は菜の花畑になっているのですが、あのあたりに行くたびに思い出します。
2016年6月23日木曜日
夏だから☆ショートcut!
美容室でcut!デビュー。あまのおばちゃん・おじちゃんに「かわいくなったわね!」とチヤホヤされる。娘のcut待ち中、私はおじちゃんにひたすら「女の子は大きくなったら離れていっちゃうからね」という話をうかがう。尼崎・サンロード商店街のシャッター前でぱしゃり。
サンロード商店街のシャッターはお気に入りの撮影スポット。“ナツかしい、ナツの、 尼崎の風景と子ども”をコンセプトに撮っておこうと思っていた『ナツ尼』シリーズでもここで。
2010年、3歳
2016年、8歳
ちなみに、翌日。「髪、切りすぎたー。帽子、かぶっていきたい」とドキドキしながら登校した娘。ニコニコしながら帰ってきました。
最近の私といえば、寝癖がついても「あわよくば、もさっとパーマと思ってもらえたら嬉しいな」みたいなことしか考えていないのですが…こんなきゅんとした乙女心を取り戻したものです。
2016年6月5日日曜日
おさがりは宝の山
おさがりは宝の山。いただいた服やアクセサリー(ゴム、カチューシャ、サングラスなど)を身につけて、娘によるファッションショーが始まりました。その後は、アクセサリーをお友だちと共有して、みんなでファッションショーも。
☆
娘が生まれる前から、さまざまな方がおさがりをくださいました。一つひとつの服を見ると、そのお子さんのお名前が書いてあったり、好みが見えてきたり。母娘のペアルックもあったりして。その親子の思い出が宿るおさがりって、なんて素敵なんだろうと思いました。
そして、みんな、こう言うんです。「私も、そうしてもらってきたから、気にしないで!もらってくれるのが嬉しい」と。誰かから誰かへ、あの人へ、私へ・・・と、気持ちのバトンがつながってきたんだと思いました。
2016年5月20日金曜日
娘が雨を好きな理由
雨降りの日は歩いてお買い物へ。
外を見て「あー、雨か~」と私が言うと、
「なんで、いやそうに言うん?雨、好きやのに」と娘。
娘が雨が好きな理由。
1つ目は雨が傘にあたる音が好き。
2つ目はいくつもの水たまりがキレイ。
3つ目は枯れた草にも水やりできるから。
2016年5月5日木曜日
おてらハプン!
「ここで遊んだ子どもたちが大人になった時、ここでのことを思い出して・・・」。先日、森づくりの取材でうかがった話を思い出しました。
滋賀県にある『東光寺』というお寺を舞台に、アートな遊びで表現を楽しむイベント『おてらハプン!』。毎年、ゴールデンウィークに開催されています。
幼稚園の頃から毎年楽しみにしているという小学4年生の女の子がいて。子どもたちだけでも1日中、そこで過ごしていて。夢中になれる遊びがあって。
きっと、ここで過ごした子どもたちは、いつか、ここでのことを思い出すんだろうなあ。それはココロ躍る思い出として輝いてくれるんだろうなあ、なんて思いました。私も子どもたちの姿を見ながら、「そういえば、子どもの頃に・・・」というキラッとした思い出がよみがえりました。
娘は今から、もう来年を楽しみにしています。
◎『おてらハプン!』m-fat/モファ
https://www.facebook.com/m.fat.Japan/
お寺だからこその「お経をつくろう!」なんていうものもあって。ワークショップの内容がどれもおもしろいです!
2016年4月29日金曜日
ときどき、おもいだすこと
「わたしは生きたい」「なんで、わたしの人生を決められないといけないのだろう」と思った小学4年生の頃。
母が癌で亡くなって、その悲しみと、40代前半で小学生の娘を育てていかなければならないという思いとで、父は一時期、「死にたい」「自分がいなければ、娘がかわいそうだから、一緒に」みたいなことを言っていた時期がありました。
「こわい」「しんでほしくない」と同時に、そんなことを思ったことを、ニュースを見ながら、時々思い出すことがあります。
2016年2月8日月曜日
27年の時を経て、もう1度
27年前に届いた葉書が、もう1度、私のもとに届きました。「わたしのゆめをみた」という、とてもかわいらしいお手紙です。私は小学1年生の時に高知市から尼崎市に引っ越したのですが、その時、大好きなお友だちが送ってくれました。
娘が偶然、たんすの引き出しの奥から見つけてくれた葉書。阪神淡路大震災で、以前の住居から仮設住宅へ、仮設住宅から市営住宅へと引っ越したのに。そんななかでも、ずっとここにあったのだろうなあと思うと、不思議で、いとおしくって。この一枚の葉書から、いろんなことを感じ思い考えました。
2016年1月31日日曜日
1枚のはがきを通して
『繕いの便り展#14』、本日で終わりました。今年もありがとうございました。
『えんを描く』として、娘と一緒に1枚のはがきをつくりました。娘が「あめのひがすき」というので、それを絵に。
みんな、それぞれ、好きなものがあって。そのことを考えると、うきうきしたり、わくわくしたり、ドキドキしたり。
今、あなたの好きなものは何ですか?この葉書を受け取る相手の好きなものは何でしょうか。そんなやりとりもうまれたらいいなあなんて。この葉書をつくりながら思いました。
◎
繕いの便り展#14
「はがきを作る人。はがきに気持ちを綴る人。そのはがきから気持ちを受け取る人。1枚のはがきから、人と人。気持ちと気持ちが繕い合う、そんな機会になれば・・・」という思いがこもった展覧会。
http://sewing-g.com/sg/2016/01/14-1.html
2016年1月23日土曜日
よりみち
目的地に辿り着くまでの、迷い巡るなかでの、はっとする出会い。一人じゃなくって、二人だからこそ、つながることができることがあるんだとも思いました。
偶然が重なって、『八坂庚申堂(やさかこうしんどう)』へ。「庚申信仰?」「くくり猿?」と「?」だらけでしたが、お寺のおばあちゃまにお話いただいて、ちょっぴり想像のなかで時代旅行&世界旅行・・・「おぉ!」と私のなかで世界は広がりました。三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)はアジアだけではなく、エジプトやヨーロッパ、アメリカなど世界にあるものである、と。それを紹介した本もあるし、民博でそういった展示もあったそうです。
おばあちゃまには願いがあります。ガンジーの遺品のひとつで、持ち歩いていたという三猿像について、実際に見てきた人に話を聞きたいそうです。写真では見たことがあるそうですが、「どんな素材で作られていて、どのくらいの大きさなのか」など知りたいとのこと。インドのガンジー記念博物館へ行かれる予定の方、行かれましたら、そのお話をぜひ『八坂庚申堂』へ。
◎八坂庚申堂
http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/
おばあちゃまのお話を聞いたおかげで、庚申信仰を知り、三猿などについて調べる機会になり・・・三猿については諸説ありますが、「他人の悪いところを見ず、他人の悪口を聞かず、他人の悪口を言わず」が、今の私にはなんかいいなあーと思いました。世界の三猿を紹介した本を読んでみたいし、日光東照宮へも行ってみたい。この出会いのおかげで、もっと知りたいこと、行ってみたいところが増えました。
2016年1月17日日曜日
わからない
「同じ状況になってみないと、わからないと思うよ」。たまたま駅で出会った86歳のおばあちゃんの言葉が響いてきます。東京で暮らす息子たちが「まだまだ元気じゃない。こちらにも遊びにおいでよ」と気軽に言うけれど、ちょっと外出するのでも、とっても疲れるのだと話していました。
確かに。わからない。その状況になってみないとわからない。同じような状況になったとしても、人それぞれ違うから、わからない。
だから、想像。想像するためには、目の前にいる相手のことを「知りたい」と思い、会話を重ねることが大切だと。そこから、その人を通して、同じような状況にあるさまざまな人たちのことにも思いを馳せられるようになって。自分のなかで、世界は広がって、深まっていくのだろうなあと思いました。
目の前にいる相手から。
2016年1月16日土曜日
糸を紡ぐ
「ふわふわの綿から、こんなに強い糸をつくろうとする発想がすごい!」「綿の実のなかにある種を、こんなにも簡単に取り出す道具を思いつくなんてすごい!」と前のめりになった昨日。小学校で、子どもたちと一緒に糸を紡ぐ体験をしました。
みんなで育てた綿。その綿の実から種を取り出して、糸車をカラカラまわして糸を紡ぐ。
写真は娘が紡いだ糸。今はふわふわ状態にほぼ戻っていますが、体験直後はもっと糸っぽかったんです。『れきし体験学習ボランティア』の方によると、職人さんの手にかかれば、よりがしっかりと効いて、強い糸が出来るんだとか。
ちなみに・・・こうした投稿を書く時はいつも、書こうとしていることは「事実か」「言葉の選び方として適切か」など調べるのですが、「糸 よりをかける」など検索していると、「よりが戻る(仲を元通りにする)」という言葉もできてきて、「なるほど!」と。言葉の由来についても発見がありました。
2016年1月9日土曜日
2016年1月3日日曜日
はっち主催「フリーペーパー研究会VOL.2」に参加します!
昨年11月にオープンしたばかりの、はちみつとフリーペーパーのお店『はっち』(最寄駅/JR大阪駅・阪急中津駅)。ここは、はちみつユニット『ハニカム』と、文化芸術の支援組織『ワオンプロジェクト』による本を媒介としたさまざまなプロジェクトに取り組む拠点です。
毎月1回開催されているフリーペーパー研究会。1月14日(木)20:00開催の2回目にて、フリーペーパーづくりのきっかけや醍醐味、好きなフリーペーパーのことなどについて、お話させていただくことになりました。
私は今、小学2年生の娘と一緒に、ともだちにお手紙を書くようなフリーペーパー『えんを描く』をつくっています。2010年秋から発行をはじめて、昨年で5年を迎えました。
今から13年ほど前に、カフェで白黒コピーでつくられた個人発行のフリーペーパーを手にしたことをきっかけに、フリーペーパー『れもんのき』を創刊・発行。あの時の体験が、今につながっています。
フリーペーパーづくりのきっかけや醍醐味、好きなフリーペーパーのことなど、参加してくださるみなさんと、いろいろお話できたらと思っています。よろしくお願いいたします!
◎はっち フリーペーパー研究会VOL.2
https://www.facebook.com/events/1675600209384902/
2016年1月1日金曜日
あけまして、おめでとうございます。
一人ひとり、それぞれの、
一日一日、一年一年が、
積み重なっての今。
2016年も、一日一日を積み重ねて。
それぞれの「いいなあ」と思える
未来へつながりますように。
●.。o○o.。o○o.●.。o○o.。o○o.●.。o○o.。o○o.●.。
昨年はありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします!
●.。o○o.。o○o.●.。o○o.。o○o.●.。o○o.。o○o.●.。
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