2012年8月25日土曜日

被災地の子どもたちの姿を…

“ともにしあわせになるしあわせ”『神戸学校』へ。
http://www.felissimo.co.jp/kobe/

今月のゲストは『アトリエ自遊楽校』主宰・新田新一郎さん。
「子どもたちの笑顔が、家族を元気にし、町を活性化する」という想いのもと、
仙台を拠点に、子どもを笑顔に、元気にする取り組みをされていらっしゃいます。
http://p-kai.com/

新田さんが大事にしておられること。
それは「大切な何かを、“手渡し”で、次の世代へつなぐこと」。

子どもの頃、取り組んだことに対して、
周囲の大人から「それいいね~」と認められた経験によって、
自己肯定感が育まれて。

出会ったさまざまな人たちに、
育てられ、大切なことを伝えてもらったという実感によって、
「今度は自分の番だ」という使命感が芽生えて。

どうして、人は生きているのか。
どんな時に、人は生き生きするのか。
丁寧に感じてきたからこその強さ、情熱を、新田さんから感じました。

未来につなぐ。そのために、何ができるのか。想い続けます。



新田さんがプロデュースした
『こどもスマイルミュージカル~明けない夜はないから~』。
http://www.felissimo.co.jp/company/cfm/001.cfm?HL=247&ID=1407-383&P=linkd

東北の子どもたちによるステージです。
子どもたちが主役となって、
ミュージカルをつくりあげることによって、
子どもたちの心を癒し、その子どもたちの姿を通して、
周囲の大人の心をも癒すことをめざしています。
そのミュージカルでのメッセージソング『明けない夜はないから』。
http://www.youtube.com/watch?v=Dpzt8ydIOZs

2011年3月11日の夜。
これまでに見たことがないくらい、星々が輝いた夜空だったそうです。
子どもたちも、その星空を見たそうです。
星は、亡くなった方々と重なって。
決して、忘れることのできない星空です。



「20年、30年後、どうなるか。
ここにいる、大人たちはもうい​ない。
それを決めるのは、自分たちなんだ」

放射能の話をする大​人に向けて、
東北の中高生が放った言葉。

「生まれ育った町のこと。
自分たちがやらないと、誰がやるんだ!​!」

震災から時が経ち、支援者が去っていく現実を受けて、
東北​の中高生が語った言葉。
大人は何をやっているのかと、かなしくなります。

2012年8月13日月曜日

おなかのなかにいるときから…


妊娠4ヶ月頃、おなかの中にいた娘。
超音波検査で見た娘は指しゃぶりをしていました。
先輩ママから「生きる準備をしているんだよ!!」と
教えてもらったのを覚えています。

おなかの中にいる頃から、
確かに、その子の人生ははじまっていて。
「生きたい!!」という力強さを感じました。

いろんなフシギなことがありました。

妊娠に気づく前、レントゲン撮影する機会が2回もあったのに、
いざ撮影となると、立ちくらみ。
それで2回とも撮らぬままに。
妊娠中はレントゲン撮影しない方がよいので、
きっと子ども自身が回避したのだと。

妊娠中、さまざまな別れ、出会い、再会があって。
それらは、「私が」というよりは、
「娘が」生まれるためにご縁を紡いでいるような、
そんな意味を感じるものでした。
いのちって、すごいなあと思うのです、やっぱり。


「うまれる」という映画を観ました。
http://www.umareru.jp/

いろんな感情が駆け巡り、いとおしい気持ちでいっぱいになったのです。

娘にとっての5年、私にとっての5年

7月30日。
娘、5歳のお誕生日。

ちょうど5年前。
未婚のシングルマザーとして娘を生み、
育てようと決意した日の青空を、時折り思い出します。

“生まれてきても、それほど世界は素晴らしくないかもしれない。
片親の子として生まれてくるという運命も背負っている。
けれど、私は「生まれてこれてよかった」と思うから、
この子にもそう思ってもらえるようにしたいと思った。”

どんな人生であっても、
「生まれてきてよかったなあ」と思えるように。
そう願うばかりです。
http://omoiame.blog.eonet.jp/komomoko/2007/03/post-6d0d.html


この笑顔を見ていると、とてもしあわせな気持ちになります。

誰かが笑顔になったり喜んだりする、
それによって、自分もしあわせになれる…
いつも、そんな気持ちでいられたらと思います。