2023年4月27日木曜日

ハナミズキDAYS “すぐには”わからない、を楽しむ

「ハナミズキの花が咲いている!」と思ったけれど、あれは本当に“咲いている”状態なの?

そんなことがふと気になった2023年4月10日。小さな花の集まりが、ふと「まだ蕾なんじゃないの?」と思えました。

スマホでインターネット検索すれば、すぐにわかるんだろうけど。調べず、観察してみることにしたんです。

2023年4月8日に撮影していた分に加え、いつものハナミズキの近くを通りかかるたび、撮影し続け・・・










4月10日、11日を経て、12日・13日くらいにはいくつかの花がちょっと咲いているような? なんか、ぺんぺん草に似ているような? 数日開いて17日、咲いているっぽいです。また数日開いて24日、満開のいい時は過ぎてしまったようで。25日の雨を経て、26日にはほぼほぼ苞(ほう/がくにあたる部分)は散っていました。

途中、間は空いてしまいましたが、続けて観察してきたことで、おそらくこれが“咲いている状態”を確認! でも、まだ調べず、「どうかな?」とよくわからないまま、過ごしています。“すぐにはわからない”ことも、楽しんでいます。

今度、図書館に行った時、図鑑で調べてみようかな。

2023年4月25日火曜日

台所


「書く。暮らす。」個展「書と台所展」へ。

やかんでお湯を沸かしたり、鍋で卵を茹でたり、魚焼きグリルで鮭を焼いたり、フライパンで焼きそばを調理したり、お米を研いだり、お茶碗を洗ったり、冷凍庫につくりおきおかずを保存したり・・・ほっと、ひと息、お茶を淹れたり。

台所には、いろんな風景があって、匂いもして、手触りがあって、食感もあって、音がして、季節もあって、喜怒哀楽があって、存在があって、関係性もあって・・・なんてことない、日々の風景が、いつかはなつかしく、いとおしく、かなしく、さみしく、やっぱりいとおしく思う日々が訪れるんだろうなぁ。

日々、大切に、丁寧に。

まずは、お茶碗の“おしり”(=高台部分)まできちんと洗うところからやってみよう。あと、高校生の娘のお弁当づくりも大変でしんどいと思っていたけれど(娘も時々、自分でつくるので、毎日じゃないのですが)、3年限定かぁ・・・そう思うと、気持ちが変わってきますね。

「書と台所展」は兵庫・滝の茶屋「favorita」で、4月29日(土)まで。海が見えると、なんだか旅に出た気分になるから不思議です♪



favoritaのさとうちなみさんには以前、「関西ウーマン」取材でお世話になりました。

右にでも左にでも、進路は変えられる
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2023年4月19日水曜日

交じる、混じる、交じる。


同時代の茶室「ラ・ネージュ」の四方有紀さんと一緒に、江﨑たんぽぽさんの個展「ちぐはぐな世界展」へ。

ずっと、ずっと。何時間でも。見ていたいような。近づいたり、離れたり。真ん中から、左から、右から、下から、斜めから。見る距離や角度でも、見え方が変わる、おもしろさがあって。

あ、ここに人が隠れている。この軽やかなジャンプ、ステップ感がいいなぁ。もさもさ具合に顔をうずめたい。そういえば、子どもの頃、「月=穴」で向こう側から覗いている何かがいるんじゃないかなと想像していたなぁ。私はいつも、顔や上半身ばかり見ていたけれど、履いている靴、歩く足の感じ、下半身などにも、注目してみよう。

いろんな気持ち、いろんな感覚、いろんな出来事、いろんな経験、いろんな発見が、交じる、混じる、交じる。

兵庫・伊丹「クロスロードカフェ」で、5月21日(日)まで。江﨑たんぽぽさんは4月25日(火)まで在廊中。

2023年4月18日火曜日

無地の封筒に描いたものから④


年に一度、春に。1年後の自分にお手紙を書こう!
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お手紙を書くレターセットは、1年目はお気に入りのレターセット、2年目からは無地のレターセットにしました。封筒には、お手紙を書いたその時々の風景を描いています。

7年目。毎年、5月中、遅くても6月中に書き上げますが、昨年はなんかいろいろあったようで、7、8・・・9月になってしまいました。

描いたのは、封を閉じた日に見た、風景。

深夜2時頃。

中学3年生の娘が激しい腹痛の波に長時間襲われ、小児救急医療電話相談に電話した後、夜間診療してもらえる病院へ。私が車の運転ができない上、深夜12時を過ぎるとタクシーもつかまらず。申し訳ないけれど、娘には30分ほどの道のりを自力で歩いてもらうことに。ザァーザァーと冷たい雨が降っていました。

病院からの帰り道。雨上がり、歩道の大きな水たまり。真っ黒で吸い込まれそうだったけれど、穏やかでもあり、落ち着いていて。病院に着く前までは、いろんな思いが駆け巡っていたけれど。帰り道は安堵。その時の心境が表れていたのかなと思います。

・・・ということを、この封筒を見るたびに思い出せます。「こんな日もあったね」と、高校1年生になった娘としゃべることもできました。

そんないくつもの「こんな日もあったね」を乗り越えての今。これまでのいろいろな出来事も思い出します。

2023年4月17日月曜日

無地の封筒に描いたものから③


年に一度、春に。1年後の自分にお手紙を書こう!
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お手紙を書くレターセットは、1年目はお気に入りのレターセット、2年目からは無地のレターセットにしました。封筒には、お手紙を書いたその時々の風景を描いています。

6年目は、私が小学生の頃から親しんだ尼崎市の小田南公園を通りかかった日に見かけた風景を、絵と言葉で書いていました。このお手紙を書いた2021年春、そしてこのお手紙を受け取った2022年春には、この風景が当たり前だったけれど。

今はもう、見ることができない風景になってしまいました・・・そうか、2021年春には、公園が再整備される話が出ていたのでした。

2023年4月16日日曜日

無地の封筒に描いたものから②


年に一度、春に。1年後の自分にお手紙を書こう!
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お手紙を書くレターセットは、1年目はお気に入りのレターセット、2年目からは無地のレターセットにしました。封筒には、お手紙を書いたその時々の風景を描いています。

5年目は、新型コロナ初めての緊急事態宣言が出た時でした。この頃から毎日おさんぽをするようになったんだなぁと思い出します。無地の封筒には、おさんぽで見つけた風景を描いていました。

2023年4月15日土曜日

無地の封筒に描いたものから①

 



年に一度、春に。1年後の自分にお手紙を書こう!

お手紙を書くレターセットは、1年目はお気に入りのレターセット、2年目からは無地のレターセットにしました。封筒には、お手紙を書いたその日見つけた風景を描いています。気になった草花や木、木の実、謎の古墳について描いていますね。

コロナ前は「1年後の自分に向けてお手紙を書く会」として、集まってお手紙を書いていました。お手紙を書く前に、参加者同士で交流しながら、尼崎・武庫之荘にある「大井戸公園」で季節さんぽ。その後、「カフェぷろぽ」でお手紙を書いていました。

その時のレポートがこちら。

2018年開催分

2019年開催分

今年はひさしぶりに会を開催します!

2023年4月14日金曜日

周辺地図も、お手紙の一部に


特定非営利活動法人あまがさき環境オープンカレッジ発行の環境情報紙「あまがすきエコ通信」で連載中の「エコモリだより」。

バックナンバーはこちらからご覧いただけます↓
https://www.aoce.info/aoce/%E3%81%82%E3%81%BE%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%8D%E3%82%A8%E3%82%B3%E9%80%9A%E4%BF%A1/

2023年4月発行号のコラムタイトルは「お手紙を彩る、雑紙」。チラシやお菓子の紙箱、商品の紙製タグ、トイレットペーパーの紙芯など雑紙を使ったお手紙の飾りつけについて書き綴りました。

そこで掲載した、私が過去に娘宛に出張先から送ったお手紙です。

出張先で入手した周辺地図を封筒として使いました。周辺地図には訪れたまちの情報がたくさん詰まっています。「ここに泊まったよ」「ここに行った」「お城も見た!」など地図を見ながらおしゃべりできるかもと思いました。

「旅先からお手紙」。以前に「関西ウーマン/おてがみじかん」コラムでも書いたので、こちらもぜひ。


いろイロな表現「旅先からのお手紙」編
https://www.kansai-woman.net/Column201522.html

2023年4月13日木曜日

2022年4月から、今までを振り返る

1年前の春、どんなことを感じていましたか?

1年前の春には想像もしていなかったこと、できなかったことが、世界でも、日本でも、まちでも、個人でも起きています。

めまぐるしく変化していく時代だからこそ、今この瞬間に感じたり思ったり考えたりしていることを、言葉にして丁寧に感じること、残しておくことは、大切なんじゃないかなとこの数年、特に感じています。

1年後の自分に向けて、お手紙を書く。

この1年を振り返り、思い浮かんだことを言葉にして感じて、記録を残す。さらには1年後に向けて「こうなっていたらいいなあ」「こんなことをしたいなあ」と期待や希望を膨らませて、メッセージを書く。

そんな時間は「また、ここから、今から」というチカラを与えてくれる気がしますし、そうして紡いだメッセージが未来の自分を励ましたり勇気づけたりするかもしれません。

この1年にあった一つひとつの出来事を振り返りながら、2024年の自分にお手紙を書いてみませんか? それぞれが日常の中で書いたお手紙をお預かりします。お預かりしたお手紙は、2024年4月中に届くようにお送りします。

詳細はこちらです↓
https://www.kansai-woman.net/theme754.html

2016年にスタートして、今年7通目のお手紙を受け取りました。あと3通受け取ると、10年! その頃には、始めた当初は保育園児だった娘は高校3年生になっています。なんだか、しみじみしました。 

2023年4月12日水曜日

1年前の、私から

 

1年前にお預かりした、「1年後の自分」に向けてのお手紙。

それぞれの方々に向けて、今年も無事に、郵便ポストに投函することができました。郵便屋さんが届けてくれて、それぞれの方々が受け取ってくださいました。

ほっと、一安心。

私のところにも、「1年前の自分」からお手紙が届きました。

2023年4月11日火曜日

はあと、ハート

 

特定非営利活動法人あまがさき環境オープンカレッジ発行の環境情報紙「あまがすきエコ通信」で連載中の「エコモリだより」。

バックナンバーはこちらからご覧いただけます↓

2023年4月発行号のコラムタイトルは「お手紙を彩る、雑紙」。チラシやお菓子の紙箱、商品の紙製タグ、トイレットペーパーの紙芯など雑紙を使ったお手紙の飾りつけについて書き綴りました。

そこで掲載した、娘作の封筒です。私がつくっていたら、「私もつくりたい」「お母さんより、いい感じにできると思う」と対抗心メラメラ、前のめりにつくってくれました。

「ハートをつけてもらったら嬉しいし、気持ちが伝わると思った」「ごちゃごちゃさせるのではなく、シンプルにしてみた」と娘。“ごちゃごちゃ”とは、私作の封筒を見てのコメントですね(笑)

シンプルに、スーパーのチラシ1種類を使ってつくっていました。チラシの表と裏をうまく使って楽しさもありながら、かっこいい一枚!

2023年4月10日月曜日

日常の中で、ほんのり旅

たんぽぽのわたげ。あれ、何かついてる! 虫かな? テントウムシだったりして!と近づいてみたら、しぼんだお花でした。これから風に吹かれて、ぶわあぁ~っと、あちらこちらに旅立っていくんでしょうね。想像して、私も少し、旅した気分に♪

2023年4月9日日曜日

ハナミズキDAYS 季節は巡る、花開く



やっぱり、ハナミズキの木でした。花が咲いているのを見ると、「ああ、またこの季節が巡って来た」と思うんですよね。今年は早かった感じがするのだけれど。

前回ここを通りかかったのは、「2023年3月31日」のこと。その時はマカダミアナッツみたいな蕾が、また一つ、また一つと、開いてきているなぁという感じだったのですが、「2023年4月8日」に通りかかった時には、もう咲いていました。

ちなみに、ハナミズキの花は中心の黄緑色の部分で、小さな花がいくつも咲いています。

ということを、昨年知りました。てっきり、ピンクや白色のところが花びらだと思っていたのですが、これらは「総苞片(そうほうへん)」という、中央の小さな花々を守る葉とのこと。

このことを書きながら、そういえば、その中心部分をしっかり見てくるのを忘れた! 花は咲いていたんだろうか・・・と思いました。今度通りかかる際は見てきます。

2023年4月7日金曜日

春、弾ける、花


特定非営利活動法人あまがさき環境オープンカレッジ発行の環境情報紙「あまがすきエコ通信」で連載中の「エコモリだより」。

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2023年4月発行号のコラムタイトルは「お手紙を彩る、雑紙」。チラシやお菓子の紙箱、商品の紙製タグ、トイレットペーパーの紙芯など雑紙を使ったお手紙の飾りつけについて書き綴りました。

そこで掲載した、私作の封筒です。スーパーでもらったチラシと、郵便受けに入っていたチラシ、洋服についていたタグ、チョコレートのビニール製の袋を組み合わせて、“春、弾ける、花”をイメージしてつくりました。

手を動かしながら、「こうしたら」「ああしたら」という時間も楽しかったです。

2023年4月6日木曜日

【ときどき、観察中】“蕾”と思っていたものが開き始め・・・


蕾! どんな花が咲くんだろう? そう思っていたら、思っていたような“いかにも花”じゃない。葉? もしかして、がく? ここから花開いていくのかしら? それとも、これが花なのかも? ますます、謎は深まるばかり。

ひきつづき、ときどき、観察中。

2023年4月5日水曜日

いろいろな日々の先にある、今


青江鞠さんの個展「『おかえりネル』~保護猫に起きた奇跡の物語~ 出版記念原画展」へ。

青江さんが2020年に保護猫クゥとネルを家族として迎えた数カ月後、ネルがFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症。致死性の高い病気で、治療には高額な治療費が必要でした。そんな時、 保護猫シェルターCatsWelcareのオーナーさんが「不安なく暮らす幸せをやっと手に入れたこの子に、もっと幸せになってほしい」とクラウドファンディングで支援を募り、治療の日々を経て回復。今は元気に暮らしておられるそうです。

ネルをモデルにした絵本を、今度出版されます。その原画展。大阪・天満橋「The 14th. MOON」で、4月7日(金)まで。

DMの、青江さんが描いたネルの姿が印象的です。ネルの今を描いた日常の1枚も心に残っています。そんな何気ない日常に至るまでの、日々に思いを馳せながら。“今、こうして”という、いとおしさが溢れてきます。



青江さんには以前「関西ウーマン」で取材させていただきました。2017年、もう5年ほど前の記事になりますが、こちら↓
◎自分の絵をこよなく愛し、自分の絵に執着する。
青江 鞠さん(童画家)
https://www.kansai-woman.net/theme563.html

2023年4月2日日曜日

かげあそび




地面に落ちた花びらや葉っぱが、まるで影の木々に咲いたり付いたりしているような。影が、うつくしく見えた昨日。

2023年4月1日土曜日

ハナミズキDAYS マカダミアナッツみたいな蕾から

 


季節ごとに「あれ? 確か、ハナミズキの木だったよな?」とふとたちどまらせてくれる、ハナミズキの木。

季節ごとにさまざまな姿を見せてくれるので、今年はその変化を追いかけてみます。

この2枚の写真は「2023年3月31日」撮影。マカダミアナッツみたいな蕾が、また一つ、また一つと、開いてきています。