2023年5月27日土曜日

郵便受けの中に広がった、海


郵便受けを開けて、がちゃがちゃしたチラシの中から見つけた、ギャラリーと雑貨&食品&ファッションと喫茶のお店「favorita」さとうちなみさんから届いたはがき。

瀬戸内海に臨む、山陽電車「滝の茶屋」駅に降り立った時に見える風景が、わあぁっとよみがえってきて。はじめてうかがった日のこと、「書く。暮らす。」個展「書と台所展」でうかがった日のことを思い出し、しあわせな気持ちになりました。

そのどちらも、雨の日だったんだけれど。そうだ、さとうさんがホームページやSNSに投稿しておられる、 山陽電車「滝の茶屋」駅を含む海の写真がとっても素敵で。そうそう、そのイメージなんだ、そのイメージが私の中でも広がっていったんですよね。

この雲は、緩衝材として使われていた紙を貼ってつくったそうです。このもくもくっと感、いいですよね。波がゆらめいて、きらめく感じもあって。電車もちゃんと走っているんです。もう、この一つひとつがたまりません!

日々の中に、うきうきと、わくわくと、アイデアと、「やってみたい!」という刺激を。楽しみなこと、できること、したいことが、増えていくようです。

さとうさーん! ありがとうございました♪

2023年5月16日火曜日

theむなもとギャラリー 「雨の日」ブローチ

 


朝から雨が降っている日は、「出かけるのが面倒くさいなあ」「靴は底がすり減って内側に水が染み込むようになったから長靴じゃないと無理そうだなあ」「でも、あの長靴は足幅に合っていなくて足がすぐに痛くなるんだよなあ」なんて窓越しに雨の様子を見ながら思っていた、コロナ禍前の日々。

浮かない顔をする私に、当時は小学生だった娘から「どうして、お母さんは雨、イヤなん?」と聞かれたことを思い出します。「私は好きやで」と娘。「傘にあたる音がいい、水たまりがキレイ、枯れた草にも水やりができるから好き」と話していました。

どこかで、このブローチと出会った時、雨の日が楽しくなりそうな予感がしたんです。

そして、今。コロナ禍でおさんぽが日課となり、今は雨の日でも、てくてく、てくてくと歩きます。雨の日だからこその、水たまりに映る世界、雨の音、水が流れる音、腕に雨がかかる感触、長靴で水たまりを歩く感じを、楽しんでいます。

このブローチは「雨の日」「時々、雨の日」に身につけて出かけることが多いですね。

急に、トトロ

「お母さん、トトロみたい」

ある雨の日、おさんぽ途中に高校生の娘が言ってくれたので。この傘をひょっこり差している感じ、しかも青緑色だし! もしかしたら、あの木のそばに立ってみたら、なんか私も含めて森っぽくなりそうじゃない?

なんて、急にハイテンションで、調子に乗った結果、娘に撮ってもらった一枚がこちら。脳内には幻想的な想像が広がっていたのですが、公園を歩く、何の変哲もない私が写っていました。これが現実。

それにしても、横に立っている木は幹が細いのに、こんなにも熱量凄まじく枝葉を伸ばしていて、すごいですね。写真を見て気づきました。

2023年5月6日土曜日

いろイロなみどり




娘とおさんぽをしながら。いろイロなみどりがあるなぁと感じていました。

さわやかな風を感じるみどり
きゅんとするかわいいみどり
ひかりを感じるみどり
包み込んでくれそうな深いみどり
心に沈むものを揺れ動かすような濃いみどり・・・

眺め方によっても、いろイロで。表と裏、陽の光のあたり具合でも異なります。その時々の、“私”の状況や状態、気持ちによっても、いろイロ異なって見えてきます。

そんな風景を見ながら。日々、私にも、家族にも、近所でも、日本でも、世界でも、地球でも、宇宙でも、いろんなことが起きていて・・・ということを思っていました。

2023年5月4日木曜日

何度でも“はじめての出会いを”



あれ、この木だったよな? 見るたびに、印象が異なって見えて、びっくりです。この木そのものの変化もあるけれど、まわりの植物も、風景も、少しずつ変化しているからなんだなぁなんてことも、改めて思いました。

以前から気になっていた、この木。

先日、通りかかったら、白い花々が咲いていました。「シャリンバイ」という木だそうです。ガーデンデザイナー&ボタニカルリース作家の*からつせつこ*さんに教えていただきました。



シャリンバイやハナミズキの木を見てきて、思い出したことがあります。

以前、学んでいたキャリアカウンセリング講座で、会うたびに「また新しいあなたと出会う」感覚でということを教わりました。「この人はどんな人かな?」という好意的な興味や関心を、はじめて出会う人にも、すでに出会っている人にも持つということ。

決めつけない、思い込まない…あなたも私も成長するし、見せ方や見え方によって変わってくるものだからと。それに、周囲や、その時々の状況でも全然変わってきますしね。シャリンバイを見ていて、改めて思いました。

何度でも“はじめての出会いを”。その大切さを再び、学んだ気がします。