毎朝、この葉書を見ながら、そうつぶやきます。
中学校の卒業式の数日後に届いた、娘からのお手紙。中学校の国語の授業で書いて、卒業式後に届くように先生が郵便ポストに投函してくださったとのこと。シンプルなメッセージだけど、今も続く、1日1日の積み重ねがあっての、「いつもありがとう」「こちらこそ、いつもありがとう」。
今日も頑張ろうと思うんですよね。
ソメイヨシノ。よ~く見ると、中心部が緑っぽいものと赤っぽいものがあります。そのことに昨年春、初めて気づいて「おぉ!おぉ~~~」となったことを思い出しました。それまでも桜を毎年見ては「きれいだなぁ」と思っていたのに、まったく気づかず!!
「同じ枝に咲く花なのに、どうして?」
勝木俊雄さん著『桜の科学』(SBクリエイティブ2018年)によると、アントシアニンという色素の変化によるものとのこと。
つぼみ時点では赤色でも、開花して花びらが成長すると色素の密度が薄くなって、白に近い色に。その後、新たに合成された色素はめしべとおしべを含む中心部に集まっていくので、その部分が赤くなるそうです。
今年の春は、どんな発見があるでしょうか♪
参考:ウェザーニュース/桜(ソメイヨシノ)の見頃と散り始めのサイン
https://weathernews.jp/s/topics/202303/260075/
写真:娘撮影(2022年春)
「山笑ふ」。春になると、木々が芽吹き、花が咲き始め、明るく、
夏は「山滴る」、秋は「山粧ふ」、冬は「山眠る」
もう随分前、阪急うめだ本店「うめだスーク」を通りかかった時に出会った、このブローチ。刺繍作家さんがつくられたもので、確か「山々」がテーマだったような。出会った瞬間、この「山笑ふ」という季語と結びついたんです。
身に付ける時は、「山笑ふ」イメージを、心の中に広げます。
これからの季節、電車に乗っていると、車窓から「山笑ふ」景色が。それを眺めながら「うふふ」となって、ごきげんになれます。
おまけに、もう一つ、春の季語。
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「水温む」。春のあたたかな陽の光が差し込む水面を見ていると、
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いいなぁ~、るんるんとしてきます。この春は「ことばスケッチ」をしに出かけよう!
(木々など自然に対して、ついつい「癒されよう」と思いがちになりますが・・・「癒されよう」とは、自分の癒しのために「気を奪う」に近い。そうではなく、「癒し合う」「気を交換する」という意識で・・・ということを以前、樹林気功の取材でうかがって以来、心がけています。いつも思い出します)
佇まいがとても素敵だったから、さまざまな角度から写真を撮らせてもらいました。
昼間にさんぽにでかけると、あちらこちらから、鳥の声。
その声を聞くと、心軽やかに、スキップしたくなり、鳥の姿を探してしまう。見つけて、写真を撮ろうと少しずつ少しずつ近づいたつもりも!! すぐに気づかれてしまいますね。
鳥との関係性に限らず、距離感、近づき方って大事。
「Canon Bird Branch Project」野鳥との距離感
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/how-to-photograph-birds/lesson24/index.html
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余談ですが、「その声を聞くと、心軽やかに、スキップしたくなり」という一文を、当初「その軽やかな、スキップみたいな声に」と書いていました。
でも、「本当にそうだろうか?」と気になり、「鳥が鳴く理由」を検索。私はそう感じたけれど、「鳥にとってはどんな意味があるんだろう?」と気になったからです。
アウトプットすることを通して、一つひとつのことに立ち止まり、調べるきっかけにもなっているなぁと、改めて思いました。
「鳥 - 講談社の動く図鑑MOVE」鳥は、なぜ鳴くの?
https://cocreco.kodansha.co.jp/move/news/column_list_birds_1#:~:text=%E9%B3%A5%E3%81%8C%E9%B3%B4%E3%81%8D%E5%A3%B0%E3%82%92%E7%99%BA%E3%81%99%E3%82%8B,%E3%81%AE%EF%BC%92%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
先日、娘の卒業祝いも兼ねて、娘リクエストの「ローザンベリー多和田」へ。そこで、久々に「旅先からお手紙」を書きました。
私が書いたお手紙の拡大版がこちら!
まるでマカダミアナッツみたいな、蕾の形がおもしろい!
私の記憶が確かなら、この木は恐らくハナミズキ。ハナミズキは、これまた私の記憶が確かなら季節ごとにさまざまな変化を見せてくれるので、「あれ、ハナミズキの木だったよな?」「違ったかな?」とふとたちどまり、考え込みます。
今年は季節ごとの変化を追いかけてみよう。
この数十年、何度も何度も通っている道で。「これは何の花の蕾だろう?」「どんな花が咲くんだろう?」とふと気になりました。はじめて気になりました。
これまでに何度も何度も通っていて。花も見ているはずなのに。気づいていなかったなぁって。
今年はどんな花が咲くのか、見たいと思います。
その1つとして、「note」(クリエイターが文章や画像、音声、動画を投稿して、ユーザーがそのコンテンツを楽しんで応援できるメディアプラットフォーム/noteより引用)を開設しました。
こちらです↓
https://note.com/loopdrawing
これまでお手紙講座やライター講座でお話させていただいた内容などを記事化して、記録&発信していけたらと思っています。
めざせ! 月1回更新。
「theむなもとギャラリー」第1回目で紹介した、「EAST LOOP」(@love_and_sense)のハートブローチを、今日は身に付けてでかけます。ブローチがついていた台紙がこちらです。今でも大切に持っています。
学校のアンケートに、親からの虐待を訴える内容を書いてSOSを出していたのに、その子どもは亡くなってしまった虐待事件。「どうして、そんなことが起きてしまったのだろうか」と思い考え、小学校で働きながら見た現実を受けて「こうするといいのではないか」と考えたことを行動に起こし、虐待・いじめを早期に検知するSOSコミュニケーション支援ツールを開発して、起業したケイトリン・プーザーさん。
自分が出会った、直面した出来事。「なんとかできないか」「なんとかしたい」・・・「こうできたら」。思いを持って行動を起こし、その先々でも、出会い、直面し、またそこから思いと行動が広がり、深まっていく。
そうした一人ひとりの思いと行動が、現実を動かしていて。数年前、数十年前には考えられなかったことが、現実になっている今でもある・・・そんなことを実感した、昨晩。同時に、自分がしていきたいことも再確認できました。
私がライターの仕事を選んだのは、取材して書くことを通して、誰かの役に立ちたいと思ったからです。自分自身が、書くことを通して、自分や自分の人生、人間関係を再構築できたという実感があり、それによって「生きたい」と思えたから。
ですが、私はできればひとりで黙々とすることのほうが好き。人と接することも、その場での即興的なコミュニケーションも、すごく苦手で、すごく頑張らないとできなくて(できてもいなくて、相手に申し訳ないと思うことばかり)、年中問わず滝のような汗が流れます。約20年近く、何度も経験しても、変わりません。自分でも時々、「なんで、この仕事をしているんだろう?」、むしろ相手にも申し訳なく「していてもいいのだろうか?」と思うこともあります。
だけど、続けているのは、今は続けたいと思っている理由は、自分が「いいなあ」「大切だなあ」と思うことを、さまざまなコミュニケーションツールの中でまだましな「書くこと」によって誰かと共有し、少し、また少しと、自分の目の前から世界がよりよくなっていったらいいなぁと願っているから。
そんなことに関わることができていたらいいなぁ。こんな私でも、お声がけくださる方々がいて、関わらせていただけていてありがたいなぁと、この方やあの方、その方々の顔が思い浮かびました。
そんなことを思い出す、考えるきっかけをいただいたのは、数年ぶりに再会した方からお誘いいただいて参加した「大阪・関西女性のみらい創造会議」。テーマは「新しい成長のカタチ~ソーシャル×ビジネスでサスティナブルな社会へ~」。
登壇者は、
大森昌子さん
阿倍野区昭和町「文の里商店街」のシェアキッチン&スペース/botan
https://botan.localinfo.jp/
佐藤正隆さん
非営利活動を行う組織を応援するために寄付募集を応援する/コングラント株式会社https://congrant.com/jp/
ケイトリン・プーザーさん
子どもがいじめや虐待、心の問題などを伝えやすくするSOSコミュニケーションを支援するシステムを開発・提供/株式会社Guardian
https://guardianjapan.org/
大和陽子さん
ひとり親・困窮世帯の子どもとつながり、子どもを孤立させない、つながる伴走支援を行う/NPO法人こどもサポートステーション・たねとしずく
https://tanetosizuku.com/
の4名の方でした。
イベント詳細はこちらから↓
https://danjo.osaka.jp/odiz/event/womenmirai2023.html
とうふドーナツ。1個90円!
阪神大物駅と阪神尼崎駅のちょうど中間地点くらいにある、昔ながらの豆腐店「大物食品」。おじいちゃんとおばあちゃんが手づくりしている、とうふドーナツ。プレーン、チョコレート、きなこ、さとう、ココア、抹茶、レモン・・・など、さまざまな味のバリエーションがあります。もっちり、ほどよいあまさの、やさしいお味にほっこり♪
もちろん、お店では、豆腐や豆腐ハンバーグも販売しています。
参考 るるぶ&more.
https://rurubu.jp/andmore/spot/80029994
ミルクせんべい。
JR立花駅北側の立花商店街内にある、手焼きせんべいのお店「中田屋」さんのおせんべい。さくさく、ふんわり、ほんのり、あまい。
創業時から変わらないという紙袋も味わいがあり、素敵! お手紙を書く時の封筒にリメイクしようと思っています。
細やかで、鋭くて、凛とする空気感を纏った、枝ぶりに、「美しいなぁ」と見惚れる日々から。蕾がついているのを見つけて、日に日に膨らんでくる様子を感じて、この1本の木全体から感じる生命力に心が躍る日々です。
「もうすぐ、春だなぁ」って。