2013年12月26日木曜日

クリスマスなまいにち

子ども会のクリスマス会からはじまって、
自治会のクリスマス会、保育園のクリスマス会、
そして、昨日!おうちでクリスマス・・・
6歳の娘は、クリスマスなまいにちでした。


昨年のサンタさんからの
クリスマスプレゼントはヒヤシンスでした。
ヒヤシンスとのまいにちは、ココロときめくまいにちでした。
http://loopdrawing.blogspot.jp/2013/04/blog-post_23.html


今年はサンタさんに、ランドセルをお願いしていたそうです。
来年から、いよいよ、小学1年生。心待ちにしています。
ただ「黒いランドセルやったら、どうしよう」と心配していました。



サンタさんのために、「ホットケーキを焼く!」とはりきっていました。
ま~るいホットケーキを、うさぎやツリーのカタチに♪
テーブルの上に置いておくそうです。


で、サンタさんのためにつくったホットケーキはこちら。
お手紙も添えました。


サンタさんから贈り物が届きました♪
娘いわく、サンタさんは、
贈り物一つひとつをつくっているようです。
手づくりなのか、はたまた、魔法みたいなものなのか・・・

今年は、いろいろな方から、
心のこもったクリスマスの贈り物をいただきました。
ありがとうございます!


ちなみに♪
今年のクリスマスケーキは、
『おやつ工房 Lekker(レッケル)』の『ペカンのガトーショコラ』に。
ベルギーチョコレートのよい香りが漂います♪
http://www.aquary.net/lekker_web/


『おやつ工房 Lekker(レッケル)』では、
毎月ケーキの頒布会をするほか、
結婚式の引き出物やパーティーのケータリング、
アトピーの子どものためのケーキづくり、
ケーキ教室なども行なっているそうです。

主宰のわたなべゆうこさんが
お菓子づくりを始めた思いが素敵なのです。

ホームページに書いていらっしゃいますが、要約すると・・・
わたなべさんは子どもの頃からお菓子が大好きで、
外国の絵本や小説に出てくるお菓子は
どんな味がするのか食べてみたくてしかたなかったそうです。
大人になって、お店を見ると、
きれいなケーキはたくさん並んでいるけれど、
「食べてみたい!」と思っていたお菓子は並んでいない・・・
「今日、あのケーキが残っているからおやつの時間が楽しみ!」と
思えるような優しくほっとするお菓子があったらいいなあ。
「それならば、自分で!」とベルギーでお菓子づくりを学ばれて、今に。

2013年12月25日水曜日

生きる様が宿る

生きるということ。
そのすべてが、表現されるのだと思いました。

伊丹市立美術館で開催されていた『ベン・シャーン展 線の魔術師』にて。


それは芸術的な表現に限らないのかもしれません。
誰もが、自分自身において、絶えず表現しているのだと思います。

自分を、この世界を、その生を。


「一行の詩のためには」(リルケ『マルテの手記』より)。
リルケの言葉と、ベン・シャーンの版画と、あの空間が、リフレーンします。

見たり聞いたり触れたり感じたり思ったり考えたり・・・
生きる、すべてを。

そのすべてが、言葉には宿るので。

自分の思いを、生きる様を宿す、けれども。
どこかしら、それを受け取ってくださる相手の、
思いや生きる様が入る余白もある、
そんな言葉を紡ぎたいです。

一瞬でも、ささやかでも、大切に思えたのなら

父(60代)と、私(30代)と、娘(6歳)とフラフープ。

父、やっているつもりが、
フラフープはただ落ちていくのみで。

私、やっているつもりが、
まだ父よりはましか。

娘、かろやかに、ゆらゆらと。

みんなで、笑い合いました。


人生なんて、楽しいことや嬉しいことばかりではないけれど。

あの、フラフープをやって笑い合っている瞬間は、
なんだか幸せで。

人生には、そういう瞬間が、いくつもあって。
一瞬でも、ささやかでも、大切に思えたのなら。
そんな、いろイロなことが、心にあかりを灯してくれるから。
私は元気になれるのだと思いました。

2013年12月15日日曜日

好きなものを、手づくりしてみることで

時を経ても愛し続けたい・・・
そんないとおしいアクセサリーや雑貨をつくる
『cotylifere(コティリフェール)』まゆみんさん。
http://cotylifere.net/

以前、フリーランスで活躍する女性の生き方・働き方を紹介する
インタビューサイト『リズム―ン』で取材させていただいたことがあります。
http://www.rhythmoon.com/interview/063/

フリーランスの雑貨・アクセサリー作家として活動するなかで、
使ってくれる方のことはもちろん、
環境や未来に対する使命感を感じるようになられたとのこと。

「大量生産される雑貨ではなく、手作り雑貨に注目したのも、
物を大切にする心を伝えたいからこそ。
1つ1つの物を丁寧に選んで、大切に使い続ける心を伝えることで、
未来につながるのではないか。
私にしかできない方法で、身近な人たちから伝えていこうと思ったんです」
という言葉が今も響いてきます。

そんな思いを持つ、まゆみんさんだからこそ、
アトリエレッスンも、ただ“つくる”だけではなく、
物を大切にする心を感じる機会にもなっています。

私はもともと、手づくりの雑貨が大好きですが、
まゆみんさんのアトリエレッスンに参加して、
自分でつくってみることで、気づけたことがいろいろあります。

「かわいい☆」から、さらに一歩踏み込んで。
作家さんの思いやこだわり、心遣いなど・・・
1つ1つの雑貨をよ~く見てみると、
それをつくった方が見えてくるんですよね。
そうすると、より一層、その物もいとおしくなるのです!

また、つくってみることによって、
アクセサリーなどが壊れてしまった際、
どう修理すればいいか、その知識も身につくんですよね。


それでは、昨日のアトリエレッスンの話を!

まゆみんさんのアトリエレッスンでは、
季節に合わせて、さまざまなレッスンメニューがあります。

この季節は、クリスマスなどにぴったりの、
クロスオーナメント、レースのキャンドルホルダー、
フローズンイヤピア・ペンダント、リバーシブルランチョンマットなど。
http://cotylifere.net/atelier/event.htm

冬というと、どうしても、黒や灰色などのモノトーンになりがちですが、
そんな時に、アクセサリーなどに明るい色があったら・・・
それだけで、気持ちも、見た目も、明るい気持ちに。
そういったまゆみんさんの思いが表れています。

自分にはもちろん、
自分で手づくりしたものを、大切な誰かに・・・というのも素敵ですね!

私は『お花とレースのプチコサージュ』をつくりました。
6歳の娘とシェアして使えるように、
「プラスワンレッスン」として、2つにしました。


私がつくったコサージュはこちら!

・・・その前に。

「出来上がる前の姿って、見る機会がほとんどないから」とまゆみんさん。
「確かに!」と思って、写真をぱしゃり。


この素材から、こちらが出来上がりました!



出来上がった後はお茶会です♪
パウンドケーキ2種とスノーボール、
カレルチャペックのクリスマスティーで、クリスマスな雰囲気。


ほっこりとした、午前のひとときになりました。

2013年12月7日土曜日

まちに、世界に。確かにある、思い



てくてく、てくてく、よく歩きます。

最近は、お星さまが、とってもキレイだなあって思います。
ほんまに「☆」型に見える!
その昔「☆」型を描いた人は、
どういう思いで空を眺めていたんだろうなあ~
なんて、思いを馳せます。

そういえば、子どもの頃。
まんまるお月さまを見て。
あそこは実は穴で。
地球は万華鏡みたいなもので、
誰かが、あそこから覗いているんじゃないか・・・
なんて、想像したのを思い出しました。

てくてく、てくてく、歩いていると。
現実と想像、過去と今と未来を、ゆらゆらと。

そして、いろイロな出会いがあります。

☆★☆


大阪・靭公園の近くにある絵本店『さくら文庫』。小学校教諭だった桜田恵美子さんが「“絵本のチカラ”を伝えたい」とオープンされたお店です。店内には、桜田さんオススメの絵本が並んでいます。一部、“先生のためのコミュニティスペース”となっており、絵本を使った授業づくり・学級づくりの実践紹介・資料閲覧など、先生のサポートも行なっていらっしゃいます。
http://www.sakurabunko.com/

桜田さんは先生時代、クラスの子どもたちに絵本を読んでいたそうです。その時、子どもたちが絵本のなかからたくさんの学びを得ていることを感じ、高学年の子どもたちも楽しんでいる様子を見て、年齢に関係なく、絵本には五感を広げ、心を潤す、素晴らしいチカラがあると実感。そこで、子どもはもちろん、大人にも、その“絵本のチカラ”を伝えたい!大人に絵本の素晴らしさを知ってもらうことで、その素晴らしさを知った大人を通して、子どもたちにも・・・と願いながら、活動していらっしゃいます。今年、『NPO法人さくら文庫』を設立されました。

桜田さんとお話をしていて、思い出しました。私が小学生の頃、担任の先生が産休中に臨時で来た先生がいました。その先生は毎日、少しずつ本を読んでくれました。いぬいとみこさんの『ながいながいペンギンの話』、大石真さんの『チョコレート戦争』・・・あの時間がとっても楽しみで。あの、ドキドキ、わくわくした感じ、今でも思い出します。図書館で先生が読んでくれた本を見つけては友だちと話したり、中学生の頃もふとその本を読み返してみたり。

私が小学生の頃、小説家になりたいと思ったのは、この先生との出会いも、少なからず、影響があるのかもと思います。ドキドキ、わくわくするだけではなく、メッセージ性のようなものも、しっかり感じていたのだと思います。だから、何か伝えたいものがある時、それを表現する手段として、その可能性を本に見出したのだと思います。

桜田さんの生徒さんも小説家になりたいと、作品を書いて、先生に届けに来ていらっしゃって!素敵だなあと思いました。


☆★☆


大阪・新町にある『薬膳なおかし ねこやなぎ』。漢方・薬膳の考えを取り入れた焼菓子店&カフェです。カラダの声を聞きながら、ほっこりするひとときを過ごせます。
http://necoyanagi.jugem.jp/

漢方!薬膳!というと、私は「苦そう、難しそう」というイメージを持ってしまうのですが、そういうイメージを払拭して、もっと身近に、カラダを整える一つの要素として知ってもらいたいと店主さん。お店に並ぶお菓子を通して、店主さんとお話しながら、丁寧に書かれたPOPを見ながら、「これはこんな時に食べるといいんだなあ」「こんなことを補ってくれるんだなあ」と知るきっかけに。

店主さんは以前、病を患い、手術を経験。その時、「人に喜んでもらえる仕事をしたい」と思い、辿り着いたのがお菓子屋さんでした。学んでいた漢方で食材にはいろんなチカラがあることを知り、もともと食べるのも作るのも大好きなお菓子に、そのチカラをプラスして、「楽しく食べて、元気になってもらえたら・・・」と今のスタイルに。

昨日は、カフェスペースにて、アップルパイと、プーアル茶のミルクティーをいただきました。さくっと、かろやかな、アップルパイ。リンゴは「不安感をやわらげる、落ち着かせる」らしいです。

毎日のなかで、何気なく食べている食材が「こんなことを補ってくれるんだなあ」と思えると、それだけでも、なんか変わってくるものがあるような気がします。思いも、感じ方も含めて、“食べる”ということなので。


☆★☆


尼崎にある『穀菜食堂 なばな』。穏やかな看板犬・サブローさんが出迎えてくれます。丁寧に、心を込めて作られた料理を食べていると、“食べる”ということを、心と身体で感じます。

ブログも、とっても素敵なんです。メニューはもちろん、料理方法や食材についても紹介されていて、読んでいくと、「どうして、この料理なのか」など思いが書かれています。たとえば、『なばなのカレー』は、植物性の食材だけでカレーを作ること、その作り方を紹介することで、“週に1度でも肉食を控えることで、体に優しいのはもちろんですが、環境問題や飢餓の問題解決の一助にもなるということを、知って頂きたかったから。”という思いが。

店主さんがブログに書かれている、こんなメッセージが響いてきます。“身体への負担も自然への負担も、なるべく小さく。楽しく召し上がっていただくことが、いつの間にか身体の心地よさに繋がっていくような、そんな場でありたいと願っています”。

自分も大切にしながら、誰かを、世界を、自然を大切にする・・・そのことが、また自分を大切にすることにもつながっていて。いとおしい、わっかですね!


☆★☆


地元・尼崎で金・土しかオープンしないスイーツカフェ『gouter cafe』に行きました。
http://kobe.areablog.jp/page.asp?idx=1000012591

「子どもたちが集えるように。ちょっぴり高級な駄菓子屋さんみたいな、スイーツカフェを」。もともとケーキなど菓子づくりが好きで、お店をオープンする時、そんなイメージを思い描いたそうです。

シュークリームは1つ90円、クッキーは1袋100円。100円を持って、小学生の女子たちがお茶しに来るそうです。ケーキは290円だから、みんなで一つのケーキを分けて食べたりもするんだとか。小学生が集うカフェ、それを見守る店主さん。親や学校、習い事以外の大人と出会い、顔見知りになれる場所。頼れる大人の一人として、このスイーツカフェの店主さんがいるんだろうなあと想像すると、素敵だなあと思いました。


☆★☆

「ああ、こんな思いを持っている人がいるんだ」
「こんな願いを持って、こんなことをしているんだ」
そんなことが見えてくると、とっても、幸せな気持ちになります。

私のまちにも、そんな人たちがいます。
「この公園には時計がないから。子どもたちのために」と
おうちの窓に時計を飾ってくれている方がいます。
まちのなかにある、いとおしい風景。

まいにち、いろんなことがあります。
うれしいこと、たのしいことばかりではないけれど。
まちには、せかいには、確かに、思いが溢れていて。
その思いに気づくと、勇気が出たり、元気になったり。
「じゃあ、私には何ができるだろう?」と考えます。

そういうことをシェアしていく・・・
私はそんなことをしていきたいんだなあって思います。

写真は手帳の表紙に飾っている娘の絵です。
この絵のイメージを、ココロにひろげています。



2013年10月25日金曜日

【6歳児手づくり絵本】ハートちゃんのなつやすみ




ハートちゃんのおたんじょうびパーティ。
みんなでわいわい!




よる、みんなといっしょにねました。




つぎのひ。
ハートちゃんたちはリボンやさんへ。




めいろへもいきました。




くじびきやさんへいったら、
こんなにかわいい、おにんぎょうちゃんがでてきました。




それからプールへ。
なつはやっぱりあついねえと思いました。




娘の描く絵には
“ハートちゃん”というハートのかたちをした妖精と、
“はあとちゃん”という女の子がよく出てきます。

この絵本に出てくるのは、
妖精の“ハートちゃん”です。

娘に「ハートちゃんって?」と聞いてみたら、
「ハートって、かわいいと思って♪」。
ハートやピンク、かわいいものが好きな6歳児です。

あなたが好きなものは何ですか?
どうして好きなんですか?

好きなもの、それ自体にも、もちろん魅力がありますが、
それを好きになった時の気持ちだったり、
状況だったり、価値観だったりも、
その“好きな気持ち”に含まれているんだと思います。

それを紐解いていくと、おもしろいんです。

自分がどんなメガネをかけて、
世界を捉えているのか…それが見えてきます。

2013年10月23日水曜日

【6歳児手づくり絵本】いま


同じ“今”を生きていても、人によって、
世界の捉え方はまったく異なります。

同じ“風景”を見ていても、何を思うかは人それぞれ。
人の数だけ、今はあるし、世界もあるし、景色もあるし…
考え出すと、フシギで。
だから、いとおしい。

「どんな景色が見えますか?」と聞いてみたくなります。
もちろん、しあわせな、たのしい景色ばかりじゃないけれど。
どれだけ、いろんな人と、ともにわかち合い、感じ合えるか。
そうしていくことが、世界を変えるチカラになるのかなあと思います。
少なくとも、自分と、そのわかち合った相手の世界は変わるのだと。

☆★☆

これからご覧いただくのは、娘が保育所で描いてきたものです。
物語は書いていません。
絵からどんな物語を思い浮かべますか?

見る人の数だけ、物語が広がっていく、わくわく感!
































2013年10月15日火曜日

【6歳児手づくり絵本】ぐ~るぐるを見てみれば




ほしぞらがうみにおちてきました。




はあとちゃんがあらわれて




だれかがはあとちゃんをねらっています。




だれかがはあとちゃんにみちをおしえてくれました。
そこへいくと・・・




うちゅうじんとあいました。
うちゅうじんは、なにやら、もそもそ。




うちゅじんをたすけたら・・・




うみに、どーんとはなびがあがりました。




はなびはみずたまになりました。




おわり



<最後に>



たとえば江戸時代とか、むかしを生きていた人は、
夜空を見上げながら、どんなことを思ったのだろうと、
ふと思うことがあります。

空はどこまでも続くから。
畏れもあったと思いますが、
わからない分だけ、
もくもくと、いろんなことを想像したんだろうなあと。

6歳の娘の世界も、それに似ているかもしれないと思いました。
わからないことがいっぱいあるからこそ、
“当たり前”の枠組みを超えて、いろんなことを、もくもくと。
かっぱだって、おばけだって、宇宙人だって、
怖いけど、ウエルカムな世界観を持っています。

私なんて、娘に比べたら、たくさん情報を持っているけれど、
それで満足しちゃって、
「そんなもんだ」と思って、想像することを忘れがちな気がします。

想像力。

どんなことにも、その基本は、そこなのかと。
空を見上げて、いろんなことを、
もくもくと、ふくらませて、ひろげていきたいです。

2013年8月26日月曜日

“えんを描く”、その名前に込めた思い

いろんな縁がつながって、
わっか(円)になって、
そのわっか(円)がさらにつながって、
よりよい未来へつながっていったらいいなあと。
その思いもありますが。

毎日の暮らしのなかで、
感じたり思ったり考えたり、
知ったり出会ったりする、
いろんなこと。

その一つひとつは、
自分のなかにある湖に沈んでいて。
ある瞬間、その湖のなかの、
あれとそれとこれがつながって、
1つのわっかになる瞬間があるなあと思ったのです。

高校生の時に、住んでいるまちの
ごみ減量推進大作戦というグループに参加したことがあって。
その時、ごみを捨てたら、
自分の目の前からはなくなって、
キレイになった気がしているけれど、
処理場に運ばれて、分別していない人がいたら、
それによって怪我をしてしまう人がいて、
燃やされたりして、海に埋め立てられて、
それらによって環境にいろんな影響を与えていて・・・

すべては巡り巡って、
再び自分のところに還ってくる・・・
何事も“わっか”になるのだと感じたのが、
原点にあるのだと思います。

そういうふうに、
いろんなことは、わっかになっていて。
一見、関係なさそうに見えることも、
どこかしら、つながっていて。
それをつなげてみると、世界の見え方も変わって。
すべては自分事になって。

だから、いろんなわっかを想像しながら生きていきたいと。
それを誰かと共有できたらいいなあと思ったのです。

2013年8月15日木曜日

考え続ける、問い続けること

日本では終戦記念日の今日。戦争は終わった出来事ではなくて、こうしている今も、世界のどこかで、紛争や内戦が起きています。この日本でも、戦争を引き起こした人間の何かは、カタチを変えて、いろんなところで、何かを引き起こしているのだと思います。

小学生の頃、思いました。大人は戦争が悲惨であることを語るのに、どうして戦争はなくならないか。みんな知っているはずなのに、なぜなのか。

「戦争は嫌だ」という個人的な思いを持ちながらも、「でも、どうして、なんだろう?」と考え続け、問いかけ続けること。答えは見つからなくても、どうにもならなくても。それが、ともに生きる者として、できることかなあと思いました。日本で暮らす私も、どこかの国の戦争のきっかけになっているのだと思うのです。

今、何が起きているのか。素晴らしいこともたくさんあるけれど、悲惨な現実もある。それを知ろうとすること、知ること。

『世界報道写真展2013』、今日まで大阪で開催中です。今年はまだ行けていないのですが、昨年行って、いろんなことを知り、感じました。
http://www.asahi.com/event/wpph/

2013年8月6日火曜日

今を生きる、私たちが

「その後生きる僕らがどう生きるか、
それが死んでいった人の意義を変えるのだと、
そのこと自体の根本的な本質も変えてしまうということ」

「あのたくさんの日本人が亡くなったあの土地で、
彼らは、遺骨も還ってきません、
ですけど、その土地であのなくなっていかれた方々の思いを受け取り、
命を受け取って、そして今ある歴史の最下流にいる僕らが、
これから世の中のために何ができるのか、
この何ができるのかということで、
これからその人たちの生の意味や死の意味も全部変わっていきます」



「国際医療奉仕団ジャパンハート」代表の吉岡秀人さんが『第1回自由都市・堺 平和貢献賞 授賞式』でお話になられたことの一部です。第二次世界大戦の時に日本人が20万人近く亡くなったミャンマー(旧ビルマ)で医療活動を行なう中で、現地の方々からさまざまな話を聞いて、感じ思い考えたことを話してくださっています。全文は以下URLでご覧いただけます。
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/jinken/jinken/heiwakokensho/jushoshashokai/jushosha_dai1/jushoshiki/program/shoreishoaisatsu1.html

“わたし”という人間は、今、この時代に、ぽっと生まれて生きているのではなくて。この地球上に生命が誕生した時から、脈々と引き継がれてきた生命があって、今がある。いろんな人々やその思い、出来事などのつながりの中にいる“わたし”を自覚して、思いを感じ取って、それらをどう未来へつないでいくか・・・しっかりと意識して生きていきたいと思います。

吉岡さんは最後にこんなことを話しておられます。
「8月15日になれば必ず全員揃って、慰霊碑のある現地に参っています。そういうことでまず歴史とつながり、日本の歴史を自覚して、そして世界のために何ができるか、日本のために何ができるかを考えていこうよということでいつも話をしています」。

慰霊碑を参る、黙とうするなど、思いを馳せることでつながる時間を持つということは大事だと改めて思いました。

2013年7月30日火曜日

ろくさいの、おねえさん


娘6歳のお誕生日。

過去の写真を振り返ると、
お姉さんになってきたなあとしみじみ。
ひとりっこだけど、
1~6歳までいる保育所では年長さん、
お姉さんなんだもんなあ、と。

子どものお誕生日って、
その子を中心とした家族の記念日だなあと
改めて感じました。

その子が生まれた日、
お母さんになった日、
おじいちゃんになった日、
家族がふたたび生まれ変わった日。
いとおしい一日になりました。

娘のカラフルなまいにちを、
いくつかピックアップします。

☆★☆

お友だちと約束をして、公園で待ち合わせて、遊ぶ。親は付き添わず、お友だちとふたりで・・・ということを経験しました。こうやって、世界を広げて、深めていくんでしょうね。

☆★☆

大きいテーブルも、小さいテーブルも、いすも、洗濯物カゴもすべて。鉄棒の特訓アイテムで。前回りをする時、踏ん張れるように。まるで、跳び箱を跳ぼうとするみたいに、バタバタバタ~しゅたっと、やってきます。

まちを歩けば、まちなかは迷路になり。横断歩道の白い線以外は海に変わったり。イロとりドリの床は、緑色の部分しか、踏んだらダメとか。

5歳の娘にとって世界は、そんな感じに見えているのです。

☆★☆


「ほら、見てみ!むきむき、やろ~」。5歳児の、きんにく自慢。実際は、ぷにぷに、です。5歳児が年始に掲げた目標は「さかあがりができるようになりたい!」。それから半年、さかあがりができるようになりました。まだ“1日1回ミラクル的にできる”という段階ですが、そのうち、体得するんだろうなあと。

毎日、何度も何度も、練習。先生やさかあがりができる友達に「どうしたら、できるん?」と尋ね。「なんで、できるんかなあ?」と考え。「こうなんちゃうん!」とやってみて。そんな努力の、積み重ね。だからこそ、「できた!」瞬間の喜びも、ひとしおで。そばにいる私も、勇気と元気をもらいます。

☆★☆


コマなし自転車に乗れた日。根気強く、頑張っていました。自転車のコントロールはまだまだ。いつも、木がある方へ向かうので、娘いわく「この子(自転車)、木が好きやねん」。

☆★☆

蟻が自分の2倍ほどもある虫の死骸を運んでいるのを見て、「わあ!赤ちゃんに持って行くんかなあ?」と5歳児。「倒したら(踏んだら)あかんで!」「この蟻たちも手伝いに行くんやで!」「私らやったら(虫は)軽いけど、蟻さんたちには重いんやろうなあ」とまじまじと観察。子どもを通して、虫の世界とつながります。

☆★☆


シロツメクサ。2日前、遠足へ行った娘が「プレゼントがあるねん」とくれました。リュックの中でもまれて、くたくたでしたが。それも、また、あいらしく。出かけた先で、かわいい花を見つけて。「お母さんにも」と思ってくれた娘の気持ちが、嬉しいです。

☆★☆


この春から、年長さんになった娘。NHK教育テレビ『すすめ!キッチン戦隊クックルン』に夢中です。そのおかげで、サラダの野菜を洗ったり切ったり和えたり、お米を洗ったり、ゆでたまごをむいたり・・・いろいろ、お手伝いしてくれます。昨日の娘の絵。妖精に見えたのですが、やや『クックルン』似?絵には好きなもの、気になるものが表れています。

☆★☆


金魚すくいから逃げた子、虹を咲かせる子、怪獣になっちゃった子・・・NHK『みいつけた!』コッシーの「イスとも」募集を見て、5歳児が描き上げた絵。20脚の「イスとも」。1脚1脚にはストーリーあり。目をきらきら輝かせて、語ってくれます。

☆★☆


つちの、おおきな、キャンバス。うちゅうが、ひろがります。

☆★☆

そういえば、最近の娘の口癖は「うちゅうぐらい?」。うちゅうぐらい、すき?うちゅうぐらい、びっくり?など。

☆★☆


“あなたに~にあいの~ぼうしなら~~~きっと、これです。”5歳児が保育園のお楽しみ会で『すてきなぼうしやさん』を。森の帽子屋さんは、うさぎさん、りすさん、ことりさん・・・動物たちに似合う帽子を選んでくれます。

一人ひとりが持つ、輝くところを見い出して。より輝かせるために。似合う帽子は、勇気を与えてくれるアイテムかもしれないなあと思いました。

2013年5月21日火曜日

気になる、ご縁がある、そんな喫茶店『ミツバチ堂』



古美術店と、画廊と、裁判所と。
そんな西天満エリアにある喫茶店
『ミツバチ堂』


大きなテーブルを、
そこにいるみんなで囲む雰囲気が、
なんだかいとおしくて。

気になる、ご縁がある、そんな場所なんです。

ここにフリーペーパーを置いていただいたことをきっかけに、
数年ぶりに、気になっていた人と再会して、今もつながっていたり。
本棚を眺めていたら、
近くに座っていたおじさんから「読んでみる?」と本を渡され。
その本が、とってもよかった!!
その日のことを書いたブログはコチラ↓

なんか、あるんです。

梅田から気軽に歩いていける距離で、
まちなみも落ち着いていて。
近くには、
淀屋橋、水晶橋、日本銀行大阪支店などレトロ建築がありますので、
おさんぽがてら、どうぞ♪