2023年7月30日日曜日

じゅうろくねん


今年もこうして、この日に、この笑顔を見ることができて嬉しかったです。

予約していた、娘リクエストの、お誕生日ケーキを受け取りに行きながら。そうそう、こんな暑い日に、生まれてきたのだと。

娘を抱っこひもで抱っこして、おむつやら、食品やら、両手に抱えて、買い物に行ったなぁ。生まれて1か月くらいは抱っこしていないと寝てくれなかったので、夜な夜な散歩に出歩くこともあったなぁ、めちゃくちゃしんどかった。未婚の母として出産したので同居する父にもたくさんお世話になったなぁ。

そういえば中学1年生の時に「なんか、(小学4年頃から始まった)反抗期、終わったみたい」と突然言われてびっくりしたけれど、それからは本当にお互いに穏やかな日々だなぁ。昨年のちょうど今頃は母娘でコロナに感染して大変だったなぁ。

・・・など、いろいろなことを思い出していました。

同時に、こうして生きてこられたのも、あの人やその人の・・・と顔が思い浮かぶ人たちがたくさんいて。日々の中で、こうして立ち止まって、振り返られる、かみしめられる、ありがたいと思える日でもあるお誕生日を大切にしたいなぁと改めて思っていました。

2023年7月27日木曜日

一生懸命な、気持ち


誰か“1人”のことを思って、お手紙を書くこと。私にとっての、その原点は中学校時代。

雑誌で文通相手探し。行ったことのない町の、会ったことのない人・・・「どんな人だろう?」とドキドキわくわくしながら、お手紙を書いていました。

当時の私にとって世界は「家と学校」だけ。その中で私は、他人から嫌われないこと・認められることに必死で、息苦しかった。でも、お手紙を通して、年齢も、人生も、価値観も、今の状況も、まったく異なる、さまざまな人との“今を生きている”やりとりを通して、「こんな人も、あんな人もいる。こんなことやあんなことも思う。いろいろなんだー」と思えたことで、少しずつ世界が広がっていったような。

また、高校時代には、学校で会った時には話せないけれど、生きづらさの根本にあることについて、1人の友だちや、当時の担任の先生とやりとりしていたことも思い出します。

相手に、どうしたらこの気持ちや思い、考えを伝えられるだろう、と。また、相手の気持ちを受け止めての、自分の気持ちや思い、考えをどうしたら伝えられるだろう、と。

すごく、一生懸命に向き合っていたことを思い出せました。その気持ち、姿勢って大事。

「おすすめ本のみりょくをお手紙で伝えよう」1回目7月23日(日)大阪市立北区民センターを終えて、そんなことを思い出していました。

2023年7月23日日曜日

日々の、うれしいこと







帰り道。

きみどりいろの葉っぱに、きいろの葉っぱが、ちらほらっとまざっていて。「あぁ、かわいい」と思わず、ぱしゃり。何枚か撮っていたら、「かわいいー」っと、自転車に乗った小学生も同じ木を見上げ、一言つぶやいて、びゅーんと通り過ぎていきました。

なんだか、そんなことがうれしかった、今日。

2023年7月17日月曜日

続・日々の中にある、“思わず、心が、動く時”

ふと、空を見上げたら、雲がなんだか、きれい。



左下の雲が、ねずみみたい。
ダンスしているように見えるなぁ。

そう思うと、
電信柱や電線が楽譜や記号に見えてきて。

追いかけていたら。
鳥が何羽か、飛び去っていって。
飛行機も、飛んでいて。

また、ひょっこり。




娘の手が、
遊んでいました。

2023年7月16日日曜日

日々の中にある、“思わず、心が、動く時”


ふわっと、もさっと、ほんのり、
ハートにも見えるような、木。

木の葉が風で揺れるたび、
向こう側の陽の光がきらめいて、
きれいだなぁと思って撮影していたら。



にょきっと、ひょこっと、ピース。

2023年7月9日日曜日

空が、どう見えるか?

どしゃぶりのあと、空を見上げたら。なんて、やさしい空なんだろうと、思わず写真に撮りたくなりました。

この空がやさしく見えたのは、きっと、私の心の中にもそんな風景が広がっているから。そんな風景を心に広げられているのは、いろんな方々のおかげだと、改めて感じました。

生きていれば、本当にいろんなことがあるけれど(小さなことでも落ち込んだりくよくよしたり引きずったりが激しいので余計に)。「まあ、いいか」「大丈夫、大丈夫」「かまへん、かまへん」「そんな時もある」「生きていれば」など、これまで救ってもらった、あの人やその人の言葉をまるで呪文のように唱えます。

そんな、力強くて、やさしい言葉をかけてくれる人たちが、自分のまわりにいてくださることにも、改めて気づきました。

2023年7月5日水曜日

1ヵ月前には想像もできなかった、今


心が夏の晴れの日みたいに明るくなるような花束と、お一人おひとりからのメッセージと、思い出の動画と、写真と。ちょっぴりフライング的に、しあわせな気持ちで一つ、年を重ねることができました(実際の誕生日は7月9日です)。

6月から非常勤スタッフとして、片山工房でお世話になっています。

片山工房との出会いは、国際障害者交流センター ビッグ・アイによる企画展覧会「about me~“わたし”を知って」初回で、2017年のこと。片山工房に実際にうかがったのは、「about me 5」の後、2022年2月のことでした。

うかがった時、みなさんが絵を描いたり発明品をつくったりお昼ごはんを食べたりお茶を飲んだりおしゃべりしたりされているスペースの少し奥にある、緑色のソファ席に案内されたのですが。もう、そのソファ席で1日過ごせそうな、そんな不思議な安心感があったことを、今でも思い出します。

それは、そこにいるお一人おひとりが、それぞれの時間を大切にできているように感じられたから。それぞれが自分のしたいことに集中できていて、ほかの人のそんな時間も尊重し、大切にできている空気感があるからでしょうか。訪れた私も尊重されているように感じられ、「あぁ、ここにいてもいいんだなぁ」という安心感につながっていたのだと感じます。

そんな空気感や環境があるのは、代表の新川さんをはじめ、川本さん、榎さん、久保さん、愛さんの、無数の、想い、心配り、行動、そういった日々の積み重ねがあるからこそで。実際に働かせていただいても、「あぁ、そんなことも」「そういうことが大事なんだなぁ」と感じることがたくさんあります。

◎「片山工房」(障害福祉サービス事業・生活介護)
アート(表現)が自己の持っている能力を最大限に活用できる手法と捉え、一人一人のやりたいこと、想いを一つずつ「カタチ」にしていけるように取り組み、常に「人が軸」を第一義に考えながら創作活動を展開。(公式Instagramより引用)
http://studio.kobe-katayama.com/

2023年7月4日火曜日

ほんの少しのことでも、世界は違って見える


カルビーの「おさつスナック」に似ている♪ そう、勝手に思って親しみを感じている、ナンキンハゼ。このしゃきっと、葉先がぷりんとした形が、かわいらしくて。紅葉すると、美しくて見とれてしまうんですよね。

先日、前を通りかかったら、花が! あぁ、こんな花を咲かせるんだと初めて知りました。これまでにも、数十年、何度も何度も、通りかかっているのにね。

意識し始めると、こんなにも世界は違って見えるんですね。