2024年2月28日水曜日

ある日の、娘との会話

「あれ、何やったっけ?」
「なんとかの語り手」
「裏切り?」「嘘をつく?」「自己都合の?」
というやりとりを、高校生の娘と何度か。


信頼できない語り手。

「小説や映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードしたりするものである」
-「信頼できない語り手」(2024年2月28日 (水) 08:00 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』より

同じ漫画の本を読んで、お互いに「はっ!」としたキーワードでした。誰しも、何かを語る時はそうなるような気がして。自分では、事実を話していても、それはあくまで“自分”という1側面から見た、捉えたことでしかなく、また意識的にも無意識的にも自分の都合のいいように伝えてしまうことが多いように思います。