2015年12月29日火曜日

さまざまな出会いは


高校生の頃、心理カウンセリングに関心があって、心理カウンセラー養成講座主催の無料カウンセリングを受けに行きました。

そこで、私を担当してくれた心理カウンセラーの方は中国出身で、幼少期に纏足(かつて中国で行われていた女性の足が大きくならないようにする風習)されていたことを話してくれたのを覚えています。それで、今も歩きづらいのだと話しておられました。

そのことを、最近、何度も思い出していました。あの時、彼女は私に何を伝えようとしていたのだろう。あの時、私は何を感じたのだろう、と。理不尽なこともある世の中だけれど、それでも生きるということ・・・だからこそ、あの日、彼女と出会えたのだと。私のなかに、たった2時間ほどの出来事が、こんなにも残っているのだと思いました。

これまで出会ったさまざまな方の生き方やメッセージが、私のなかに息づいていて、それが今の私をつくってくれているのだと思います。どんな出会いも。


2015年12月24日木曜日

オーナメント


愛らしい天使たちに、凛々しいくるみ割り人形、さまざまサンタ、メルヘンきのこなどなど、一つひとつ見ていくだけで、ココロがときめきました。ドイツ雑貨店『ショップ ダンケ』にて。娘が見つけたオーナメントです。


1年に1つずつ、見つけて、飾ったら、どんなに素敵だろうと。娘が朝起きたら、そんなことを話してみようと思いました。

◎ドイツ雑貨店『ショップ ダンケ』 http://www.office-danke.com/shop/




2015年12月17日木曜日

2015年12月15日火曜日

12月だけど。7月生まれのお誕生日会を。


娘も、私も、ともだちのふうちゃんも、同じ7月生まれ。

尼崎のカフェ『Te To Te』さんでほっこりディナー&ケーキをいただきながら、わいわいプレゼント交換なんかを。最後はさんすうゲームで盛り上がりました。



2015年12月14日月曜日

あの、やさしい風景が、わたしのなかへ


やさしい茶と灰色にいろづく山々
凛とする空気 水の冷たさ
土の香り 陶器を焼くにおい
小鳥のさえずり
スパイシーなカレー 丁寧に淹れた珈琲
こころも からだも のびやかに かろやかに。

その一つひとつに、ときめくひととき

あのやさしい景色が、
自分のなかに、うつりこんできたような気がしました。

連れて行ってくださったみやざきけいこさんが、
その風景のように、豊かでやさしくって。
いろいろお話できて、楽しかったなあ。


けいこさんに兵庫・篠山市にある『カフェ心月(ココロノツキ)』へ連れて行っていただきました。道端で、娘がつんだたんぽぽを、けいこさんが素敵なブーケに。

2015年12月7日月曜日

もうひとつの家族


娘が誕生する2ヶ月前に入会した女性の個人事業家グループ『WANA関西』。大きなおなかで、はじめて総会に参加してから8年が経ちました。未婚のシングルマザーとして出産するということで、不安もたくさんあるなかで、代表の藤木美奈子さんをはじめ、メンバーのみなさんの存在が心強くって。それは、今もです。昨日は20周年記念パーティー&忘年会でした。


『WANA関西』は今年、発展的解散をして、社会的弱者のエンパワメント事業を担う『一般社団法人WANA関西』と、女性個人事業家グループ『GAPPO』となって活動しています。

『一般社団法人WANA関西』では、すべての人々が働ける共生社会を創るため、自尊感情を高めるプログラムの実践研究(SEP)と、社会的自立を支援するトレーニングを提供する事業所(Maluhia)を運営しています。
◎一般社団法人WANA関西 http://www.wana.gr.jp/

私は引き続き、女性個人事業家グループ『GAPPO』に所属しています。つながりはもちろん、『一般社団法人WANA関西』の事業が大切であると思っているからでもあります。


2015年12月4日金曜日

どんな状況にあったとしても。


「おじいさんが万引きをしていたので注意したら、抱っこしていた赤ちゃんを傘で突かれた」というニュースを見て、いろんな想像や気持ちが駆け巡って、なんとも言えない気持ちになりました。

スーパーの万引きGメンのことも紹介されていましたが、この仕事をしている人は、日常的にこのような光景を目撃し、万引きした側のそれぞれの事情も見聞きしたりして。日々のこの積み重ねで、この世の中に絶望するのではないかなあとも。

その被害者のことを思うと、つらくて。加害者のことを思うと、これもまた、つらくて。万引きGメンなど間近で見ている人は、もっとつらいだろうなあ。

以前に「日常レベルでも、ご近所トラブルで憎しみ合っている人たちがいるなかで、きれいごとを言うのは簡単だ。現実はそういうもんじゃない」と言われたことがあります。確かに、そういう現実はありますが、今のままがいいとは思わないのです。それをおっしゃった方自身、きっとご自身のまわりで、そういう現実があって嫌になることがあるのだと思います。私もそうです。いいことばかりではありません。でも、「現実なんてそういうもんだ」と思わず、そこからかすかな希望を見出せたらと思うんです。

それが、あの絵封筒のメッセージにつながりました。「どんな状況にあったとしても。一呼吸おいて、そこから。それぞれの希望を見出せますように」。きれいごとかもしれないけれど。そこは願い続けていきたいと思います。



2015年12月1日火曜日

たのしい、きもち。


the胸元ギャラリー


くせ毛&寝ぐせでうねるヘアスタイル、日焼け止めクリームオンリーというシンプルメイク・・・そんな私にとって、胸元につけるブローチだけが唯一のおしゃれ。『the胸元ギャラリー』と名づけて、その日の気分に応じてブローチをかえて身につけています。

そもそものきっかけは、東日本大震災で被災された方が手作りしたハート型のブローチ(『EAST LOOP』)との出会い。そのブローチを身につけることで、自分がいるここから、今から、被災地のこと、被災された方々のことを想うことができたらいいなあと思ったんです。

身につけることにで、「それ手作りですか?」「素敵ですね」と声をかけられることもあり、「このブローチは・・・」とブローチにまつわる思いを話すきっかけになることも。そこから話ひろがる、思いつながる体験をしました。

そういえば、以前、信号待ちをしている時に、山登りにでかけるおじさんたちが帽子にオレンジリボンのピンを。おじさんたちにとっては『the帽子ギャラリー』。そういうふうに、さりげなく、自分の願いや思い、好きなものを表して共有しているの、なんかいいなあって思ったんです。


写真はイラストレーター・キタムラハルコさんの手作りブローチ。『おたより~絵封筒展2015~』クロージングパーティーで、キタムラハルコさん手作りの、同じナマケモノブローチを身につけている方と出会い、「おぉ!!」となり、つながることができました。


2015年11月29日日曜日

絵封筒


どんな状況にあったとしても。
一呼吸おいて、そこから。
それぞれの希望を見出せますように。


そんなイメージの絵をということで、小学2年生の娘にお願いしました。私のなかでは「いろんな人が・・・」と人のイメージでしたが、娘が描いた絵はこのように。人と、うさぎ(動物)と、富士山や森、花など(自然)と。それぞれが、それぞれのカタチの、希望(切手)を見出しています。娘のおかげで、私のなかのイメージも、とっても豊かになりました。

『おたより~絵封筒展2015~』に参加した絵封筒より


2015年11月25日水曜日

母と娘で、フリーペーパー!


私がフリーペーパーをつくり始めたきっかけは12年ほど前、とあるカフェで店主さんからフリーペーパー『青色吐息』を教えてもらったからです。既存の雑誌等ではなく、同い年の人たちがこういうカタチで、今を生きることについて表現して発信していることに、ココロがときめきました。私も、そういうことがしたいんだと、フリーペーパー『れもんのき』をつくり始めたんです。それが、今、娘と一緒につくっているフリーペーパー『えんを描く』につながっています。

当時、イキイキとしたさまざまなフリーペーパーがありました。何気ない日常、社会に対しての思い、無限に広がる妄想、とことん追求した興味、その人なりの哲学、自分で書いた小説など・・・コンビニで白黒コピーして折っただけの1枚の紙のなかにひろがる世界。内容は忘れてしまったけれど、あの時に感じた体感は、今でも私のなかに残っています。


そんなことを、はちみつとフリーペーパーのお店『はっち』で見かけたメッセージと重ね合わせました。

『小さな声』大きな声がリアル、WEB上でも次第に強くなってきている肌感覚があるからこそ、僕らは今、フリペ制作者の皆様の小さな声こそ大切に守りたいと思っています。そして、かってベルリンの壁に描かれていた無名のメッセージ。”たくさんの小さな場所で、たくさんの小さな人々が、たくさんの小さなことをすれば、世界を変えられる”そんな言葉が僕たちの活動を支えています。
(『はっち』の公式ツイッターより)

『はっち』は11月23日にプレオープン! 昨日、娘と一緒に行ってきました。JR大阪駅からちょっと歩いただけで、都会から少し距離を置いて、懐かしい感じのする、その一角。これから、どんな場所になっていくのだろうと、わくわくします。
◎はっち http://hatch2015.jimdo.com/

娘はその場にいるだけで刺激になったようで、「(えんを描く)18通目をつくろう!」「名刺をつくりたい」と、はりきり・・・昨日、ちょっぴりフリーペーパー型名刺が出来上がりました!



どこかでお会いした際、名刺をちらつかせるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

ちなみに・・・

『はっち』では『はっちチャンネル』を開設し、「5分間でフリーペーパー5紙を紹介していく」という番組を公開されています。その第1回目で、フリーペーパー『Umagirl』『Pontab』『non biri』『Himagine』とともに、『えんを描く』もご紹介いただきました! 小学2年生の娘は前のめりで視聴。嬉しかったようです。
◎はっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=pNYp70JOkGs


2015年11月24日火曜日


世界では今もどこかで争いが起きている。キラキラな夢のような世界ではなく、本当に求めるパラダイスとは。一人一つの色を持つ私たち。それぞれのビート。私が踊る理由。

ビッグ・アイアートフェスティバルのダンスステージ『HALO~踊りだす色~』を観ました。筑波技術大学の聴覚障がい者ストリートダンスサークル『Soul Impression』と、近畿大学の芸術学科でコンテンポラリーダンスを学ぶ学生によるダンスコラボレーション! メッセージが強く響いてくるダンス、かっこよくってロックなダンス、想像をかきたてられるダンスなど、多彩でした。
◎ビッグ・アイ http://www.big-i.jp/



このダンスステージをつくりあげるために、はじめて出会う学生たち。一人ひとりが、さまざまな思いや個性、経験、今を持つなかで。いつもの仲間同士でのコミュニケーションとは異なる、さまざまなコミュニケーションが入り混じるなかで。一つのダンスステージをつくりあげていく過程には、さまざまな出来事があったとうかがっています。

一つのダンスステージをつくりあげるということに向かって。一人ひとりが、さまざまなことを感じ思い考え続けて。時には本音でぶつかって。昨日のステージだったんだなあと思いました。観ながら、私も、私のなかで、いろんなことを感じ思い考えました。

娘も、虹色のえんぴつで、自由帳に感想を。



2015年11月20日金曜日

思い出すのは


幼稚園へ向かう途中にある喫茶店で、扉が開くたびに珈琲のよい香りが漂ってくるので、母と楽しみにしていたこと。高知から尼崎へ引っ越して、尼崎中央商店街へ行った時、旧マクドナルド近くのアーケードを見上げたら、まるでステンドグラスのように見えたこと。家族で歩きながらの夜道、街灯を薄めで見上げて「チョウチョに見える!」と遊んでいたこと。


子どもの頃の記憶。一日をたくさん、たくさん積み重ねて。思い出もたくさん、たくさんあるはずなのに。ふと、何気なく、思い出すのは、そういうこと。写真にも残っていない、何気ない日常のこと。


2015年11月18日水曜日

私が思うこと、願うことは


こんな世の中になったらいいなあと、思ったり願ったりすることがあります。それは、あくまで、“私”が思い描く世界・望む未来であって、それがあの人にもこの人にもよいかなんてわからない。だから、自分が思うこと・理想とすることは、「ただ私が思っている、それだけなんだ」と、たまに思い直します。

大多数が共有するイメージはあるかもしれないけれど、「こうあるべき」「こう生きるべき」という絶対的なものはないと思うから。

だからといって、思うことも、願うこともやめません。ただ、その時に、自分の思いや願い、理想に囚われず、余地を残しておきたいと思います。


昨日とは違う、今日


まいにち、いろんなことがあります。

個人でも、家族でも、身近でも、世界でも、地球でも。見たり、聞いたり、体験したり、出会ったり、交流したりして。さまざまなことを感じて思って考えて。影響を受けていないようで、影響を受けています。変わらないようで、変わっています。表れていないようで、表れています。それが劇的な変化として表れることもあれば、小さな変化を積み重ねていることもあります。

そんな一つひとつ、一人ひとりの、感じたり思ったり考えたりしたことは、“すぐに、大きな、何か”として表れなくても、昨日までとは異なっているのだと思います。その積み重ねで、ある時、大きなうねりになるのだろうと思うから。


私の、誰かの、感じたこと、思ったこと、考えたことを大切に。感じ思い考えることを続けていきたいと思います。


2015年11月17日火曜日

今から4000年前


紀元前のエジプトで、誰かがコマあそび。木を削っただけの素朴なコマをくるくると。

コマをひらめいたきっかけは何だったのでしょう。どんなことを感じ思い考えていたのでしょう。当時は“未来”という概念はあったのでしょうか。個人のなかで世界はどんなひろがりを持っていたのでしょうか。今のこの世界をどう思うのでしょうか。

コマから、紀元前とつながり、いろんな「?」。私のなかで、「こうかな」「ああかな」と想像がひろがり、続きます。

京都の伝統工芸『京こま』の職人である雀休/中村佳之さんの京こまワークショップを体験しました。
◎京こま職人の雀休/中村佳之さん
http://www.rakuten.ne.jp/gold/kyoutodentousangyou/interview/vol-06/


京こまは、布や糸をぐるぐると巻いてつくる巻胎(けんたい)という方法でつくります。写真は、小学2年生の娘がつくった京こま。木綿の平ひも4色を巻いてつくりました。カタチもお好みで、最後に糊づけしてかためたら、出来上がり!


2015年11月16日月曜日

小旅行


アマゾン川流域を探検したり、地球誕生まで遡ったり。
地球と、進化の歴史を、水族館でちょっぴり旅しました。


2015年11月15日日曜日

SENDAI座☆プロジェクトによる舞台『洗い屋稼業』


生きている。それでも、生きている。生きる、生きたい。

SENDAI座☆プロジェクトによる舞台『洗い屋稼業』を観ました。高級レストランの地下にある陽も当たらぬ皿洗い場が舞台。高級レストランの客たちが食事した山積みの汚れた皿を洗い続ける、年齢も、立場も、人生も異なる3人の男たち。その会話から、格差社会や貧困、人間の生き様、仕事、価値観、人情、友情、夢と挫折、豊かさの根源、どん底からの希望・・・など、さまざまな問いかけが浮かび上がってきます。


演者がつくり出す世界に引き込まれます。結末・メッセージありきの内容ではなくて、観る側が「どう受け取って、どう感じ思い考えるか」にも重きが置かれているので、SENDAI座☆プロジェクトの舞台を観ると、観劇後も引き続き、感じ思い考え続けたい“点”をもらいます。

SENDAI座☆プロジェクトによる『ピッコロシアター』(兵庫・尼崎)公演は2011年よりスタート。2011年の東日本大震災によって、拠点としていた民間ホールが被災し、東北公演が困難になったことから、交流がはじまり、毎年公演されています。
◎SENDAI座☆プロジェクト http://www.sendaiza.jp/


小学2年生の娘も一緒に観劇。感想を日記に書きました。


2015年11月14日土曜日

視点を変えるということ


視点を変える。

“想像”ではなくて、
いつもとは異なる見方をして、疑似体験するということ。


アートディレクター・アートマネージャーの柳本牧紀さんに取材させていただいた時に響いてきたメッセージ。『自分とは違う人がいるということを受け入れられることかなと考えています。アートを通して視点を変えてみることで、「こう捉える人もいる」「ああ捉える人もいる」というのを体感できるので、「こういう人もいるんだ」と存在を受け入れられるようになるんじゃないかと思うんです。』

『関西ウーマン』柳本牧紀さん
アートを体験することで 人々の視点が変わっていく そして社会も変えられる
https://www.kansai-woman.net/theme436.html

私は取材を通して、さまざまな人と出会い、お話をうかがうなかで、はっとすることがあります。それはまさしく、取材を通して、その人の視点を見せてもらっているということなのかなあと。

そうか。このフェイスブックの投稿だって。ちらりと、一人ひとりの視点を見せてもらっていることなのかなあと、ふと思いました。


2015年11月12日木曜日

今の自分に満足していますか?


その一言からインタビューがはじまります。まるで“深層心理テストのようなインタビュー”『愛ちゃんのトゥルーライフ・インタビュー』。
http://truelife-interview.com/


質問に答えたり、自分のことを語ったりするなかで、こころがするするする~っとほどけていきました。私は「とりあえず、体当たりだ!」をテーマに、何かあっても「大丈夫、大丈夫。また、ここから」と思い直せるようになった気がします。

“愛ちゃん”は編集・ライターの先輩です。愛ちゃんが編集する記事・書き綴った文章は、読んでいると、さまざまなつながりを感じ、想像がひろがり、こころが豊かになっていくようで、大好きなんです。

そんな愛ちゃんによる新プロジェクト「それぞれの心地よい生き方をガイドする very paradise!」、キーワードは「あたまを緩めること。からだを開くこと。こころを温めること。」。いまを見つめる習い事(仮)、心地よいトークレッスン(仮)・・・など、どんなことがはじまるのか、わくわくします。

「【気分のよい人生】をおくるための、良き案内人でありたい」「しっかり感じ、考え、無理なく、自分に正直となり進んでいける人生。それが、気分のよい人生と考えています」。愛ちゃんのホームページより、編集・ライターをはじめた理由。


2015年11月5日木曜日

相手にゆだねる声かけを


『ユニバーサルマナー検定』(一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会)3級を受けました。ユニバーサルマナーとは、“自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと、行動すること”です。

3級講座は入門編です。「なぜ、今ユニバーサルマナーが必要なのか」をはじめ、独自調査による「障害者や高齢者が日常生活の中で不便・不安に思っていること」ベスト5およびそこから見えてくる「日常生活と心理状況」「必要としていること」、意識と視点の持ち方などについて学びました。

「障害者だから。高齢者だから。こうしなくてはいけない」ではなくて、「誰もが“自分とは違う人”であるというだけ」「人それぞれである」ということ。自分の価値観からの行動で、思いやりのつもりが、押し付けになる可能性もあるので、相手が自分で選択できる・意思を表明できる余地のある声かけをすることが大切だと教わりました。「私に何かお手伝いできることはありますか?」をきっかけにコミュニケーションを。

◎ユニバーサルマナー検定
http://www.universal-manners.jp/


2015年11月4日水曜日

秋を愛でる


+float×オーナーセレクトの作家さんと、帽子・コサージュ作家の壬生樹歩さんによる展示・販売イベント『秋を愛でる』へ。小さな秋の森をお散歩しながら、自分だけのあいらしい宝物を見つけるような、そんなイメージが広がりました。
◎+float https://www.facebook.com/float011/

私が見つけたあいらしい宝物は、ガラスアクセサリー作家・Orange Marmaladeのペンダントです。


オレンジ色のガラス玉を覗くと、虹色のうずまき道がぐるぐると。光にかざすと、うずまき道がなくなって、すーーーっと、どこかに通じるような。見方によって、さまざまな世界がひろがるんです! 子どもの頃、びー玉を覗いたり、光にかざしたりしながら、もくもくっと、空想の世界に浸っていた懐かしい感覚を思い出しました。娘に「まほう玉だよ」と渡すと、覗いたり、光にかざしたりしながら、「ほんまやな!」と大興奮。願い事をしていました。
◎Orange Marmalade https://www.facebook.com/OrangeMarmalade/


『秋を愛でる』は11月10日(火)まで、阪急うめだ本店10階・うめだスーク南街区スーククローゼットにて開催しています!


暮らしの中で「今日を大事に」を積み上げて


ふとんを干して、ほこりを落として、掃除機をかけて・・・そうじをすると、気持ちがすっとします。そうじすること・片付けることで、自分のなかの、いろんなことも整えられていくようで。

先日、豊中・緑地公園にある人が集まるシェアスペース『float』で、暮らしのアドバイザーの土井けいこさんと出会いました。
◎土井けいこさんホームページ http://www.doikeiko.com/

土井さんの冊子『居心地のいいキッチン~台所しごとをラクに楽しく』を拝読しました。土井さんにとって暮らしの根っこであるキッチン。片付けルールや整え方、使う道具のこと、一つひとつに想いを宿していくことで、キッチンがあたたかい場所=心が行き届いた場所に育っていく・・・土井さんの心にいつもあるのは「今日を大事に」ということ。1995年の阪神・淡路大震災を経験してから自身に約束しているそうです。今日という一日を丁寧に積み上げていらっしゃるからこその今、その様子が伝わってきます。

土井さんの語りかけは「私はこういう想いで、こんなことをしていますよ」という視点からのものなので、すっと入ってきます。そんな土井さんの思いやヒントをもとに、私自身が、自分の暮らしの中で少しずつ、居心地のいい暮らしづくりをしていけたらいいなあと思えました。

こちらのブログ記事もぜひ。
◎「居心地のいいキッチン」こぼれ話
~道具と後片づけの関係
http://ameblo.jp/seikatsukobodo/entry-11707313305.html

「道具を愛おしいとさえ、おもうようになって、そうすると、器やお鍋を洗う気持ちがそれまでのものとは明らかに違ってきたのです」「どうでもいいものが汚れていれば、洗い物もいやなしごとになって当然ですね。食器や道具を見直すことから、始めていかがですか?」というメッセージが響いてきました。


2015年10月27日火曜日

おじいちゃんBirthday!


「誕生日なんか、ええねん」と言いながら、いつもより早起きで、そわそわしていた父です。「ケーキなんか、いらんねん」と言いながら、ケーキに66歳のろうそくが灯ったら、嬉しそうに「ふう」しておりました。

家族全員“内弁慶”のため、おじいちゃん・娘・私で日々、口げんかが絶えませんが(苦笑)。「そんな日々もいいもんだなあ」と、たまに確かめ合ったりしています。


2015年10月26日月曜日

1年1年を積み重ねて


ビールを田(デン)んぼで!『ビアデン』へ。1年1年参加するごとに、ゆるく、ここちよく、つながって。まるで親戚のような親しみ感。娘はここで会えるおねえちゃんたちと遊ぶのを楽しみにしています。

『ビアデン』は『四季の企画室 野の』福田アイさん主催です。福田さんは、大阪最北のまち“能勢”を拠点に、季節のうつろう魅力を伝えています。福田さんの言葉と写真を通して、自然とつながったり、季節の趣を味わっていた、もっと昔を時間旅行したり、美しさや深さ、畏れを感じたり・・・言葉がしみこんでくるように伝わってきます。
◎四季の企画室 野の http://nononose.petit.cc/


2015年10月17日土曜日

思いを馳せれば、いつも


「お母さんに体型が似てきたんとちゃうんか?」と住宅のエレベーターにておじちゃんに言われた昨晩。同じ住宅に住んでいるので会えば挨拶を、エレベーターに乗り合わせれば会話を。父と知り合いなのは知っていましたが、私が小学4年生の時に亡くなった母のことも知っているなんて!ということは、阪神大震災前にご近所だったのかも、と。ふと、震災前に暮らしていた文化住宅、当時のまちのことを懐かしく思い出しました。

そうか。私にとってはこの住宅に引っ越してきてからのご近所さんでしたが、おじちゃんにとっては子どもの頃から知っている子だったんだなあ、と。その距離間がぐっと縮まって、なんだか嬉しくなりました。


2015年10月9日金曜日

しずかな、たたかい


「あついふとん、だして!さむいから」と娘。「何が寒いだ」と私・・・娘は知らない。毎夜、寝ている娘と、毛布&敷布団を巡って攻防を繰り返していることを。

気づいたら、娘は毛布を蹴って、しかもパジャマまでめくれておなかが出ているので被せる、蹴っているので被せるを繰り返し。そのうち、毛布の上にどーんと寝るので、私のタオルケットをかけて、私は何もなし状態に。基本的に、娘は寝相が悪い&毛布から逃れようと敷布団上を縦横無尽にゴロゴロ&大の字で眠るため、私は気づけば床へ…もしくは、娘から逃れる形できゅっとなって眠ることになる。

母親になってから、睡眠細切れで朝までぐっすりなんてしたことがないような。とはいえ、こんな日が永遠に続くわけでもなく。いずれは一緒に寝てくれなくなるんだもんな、なんて思います。これも、ささやかな幸せかもとも。


2015年10月7日水曜日

はじめて。つづけて。5年


「じみちに、こつこつ」。最近、娘が西川きよしばりに唱えます。


友だちにお手紙を書くようなフリーペーパー『えんを描く』をつくりはじめて、5年が経ちました。『れもんのき』時代も含めると、10年!おばあちゃんになっても、ほそぼそ・ゆるゆると、書き綴っていきたいものです。これはライフワーク!

☆『えんを描く』5年・・・1通目から17通目まで一覧
http://www.freepapernavi.jp/index.cgi?mode=cup&n=1031

つくるのはもちろん、届けてまわるなかでの出会いも、フリーペーパーづくりの醍醐味で。置いてくださるお店・配布にご協力くださる方がいるからこそ、その方と出会え・交流を重ねることができ、またその先にいる方とも出会えました。

フリーペーパーづくりの日々は「これでいいのか」という自問自答の繰り返し。それでも読んでくださる方・メッセージをくださる方がいるからこそ、続けてこれました。

また書き綴る内容は、私の日常の出会いがきっかけです。毎日の出会い、感じたり思ったり考えたりすること・・・そこには、さまざまな人たちの存在があります。その人たちから、さまざまなものを受け取るからこそ、「書き綴りたい!共有したい!」という思いにつながっています。

そんな日々が詰まった5年です。ありがとうございます!


2015年9月30日水曜日

おばあちゃんになっても


ライターとしてWEB制作に携わることがあったので、チームで制作するうえで、WEB制作についての知識があったほうがいいと思って、職業訓練校でWEBデザイン・コーディングを学び。取材を通してさまざまな人に“話を聞く”というところで、カウンセリングにも関心を持ち、キャリアカウンセリングを学び。この数年は“編集・ライター経験を活かして、いろイロ”ということで、その時々のご縁のなかでやりたいこと・できることをさせていただいてきましたが、来年春よりライターとして得意分野を持てるように動いていきたいと思っています。今はその移行期間。

幅広く、さまざまな取材を経験させてもらう今もとてもやりがいがあり、学びの日々なのですが、10年・20年先も追い続けられるテーマを見つけたいなあと思うようになりました。この秋から専門誌などにもお声がけいただいたので、その関係本を読んだり体験談を聞きに行ったり、学べることが嬉しいです。


ホームページの「おしごとなど」ページをぷちリニューアルしました。


2015年9月29日火曜日

本をひらけば


文章を書く仕事をしているので、「本が好きなの?」「本をよく読んでいるの?」とよく聞かれますが、子どもの頃から本を読むのはあまり好きではなくて、外でカラダを動かして遊んでいるほうが好きです。今でも本はあまり読みません。

でも、やっぱり本っていいなあと思うのは、日常のなかで、さまざまな出来事や人に思いを馳せるきっかけになるからです。


引き続き『老いてさまよう 認知症の人はいま』(毎日新聞特別報道グループ編著)を読んでいます。父親が軽い認知症と診断された翌日、一人で出かけてしまい、行方不明に・・・その帰りを待つ姉妹。町で家族とはぐれてしまい、それ以来、仮名で生きる認知症のおじいさん。2年ぶりに再会できた家族もいます。

こうしている今も・・・と思うと、胸が詰まりました。


今日


自転車でスーパーへ向かう途中、道路に添えられた花束に目が行きます。ここで交通事故があったんかな、亡くなったんかな、ご家族は・・・その関係者は・・・と思います。人それぞれ、さまざまなものを抱えての、今日という一日。

2015年9月22日火曜日

願い


どんな状況にあったとしても。
一呼吸おいて、そこから。
それぞれの希望を見出だせますように。


2015年9月19日土曜日

尼いも掘り!

娘の口からひもが・・・これは、近所の駄菓子屋さんで購入したひもあめです。
最近、これにはまっています。

尼いもとは、かつて尼崎市南部地域で栽培されていたサツマイモです。まちの特産品でした。自然災害の影響で約65年前に絶滅。尼いもクラブの方々が尽力の末、尼いもが復活しました。詳細はこちらをご覧ください→尼いものすべて

今日掘った尼いもは、10月25日(日)に開催される『尼芋奉納祭』で、焼き芋や芋ごはん、創作和菓子などに姿を変えて登場します。


おすそわけでいただいた尼いも。お隣さんにおすそわけ。お隣さんにとっては懐かしい味かもしれません!!


今日という一日も


子宮頸がんワクチン接種による健康被害。2011年の接種後から、痛み・ふらつき・突然倒れる・記憶が抜け落ちるなどの症状に苦しんでいる10代の女性がいます。ワクチン接種がきっかけでそのような症状が出るようになったのですが、厚生労働省の専門家検討会は“接種時の痛みや不安が原因の「心身の反応」”という見解。病院を受診しても、医師から「演技でしょ」「精神的なもの」と突き放されるという記事を読みました。

毎日さまざまなニュースをみます。そこには必ず、加害・被害・犠牲など関わっている方がいます。そのまわりには、家族や友人、知人がいます。こうしてニュースにはならなくても、毎日さまざまなことがあります。続いています。

一人ひとり、さまざまなものを抱えての今日という一日。思います、考えます。

2015年9月18日金曜日

中和するために


『老いてさまよう 認知症の人はいま』(毎日新聞特別報道グループ編著)を読んでいます。認知症の介護現場のルポルタージュです。


介護報酬目当てに民間集合住宅で高齢者を囲い込んで、適切なサービスを実施していない業者がいます。利用者は部屋に閉じ込められたまま、心身ともに弱り・・・介護ヘルパーはあまりにも過酷な労働を強いられています。そんな場所であっても、利用せざるを得ない現実があります。そこがなくなってしまうと、困る人もいます。だから、行政も見て見ぬふりをしています。

「なんて、ひどい」と思いますが・・・「なんて、ひどい」と思う私って一体なんなんだって思いました。このままでいいはずがない、こうなったらいいのにとは思います。きっと、そう思う人は他にもたくさんいると思いますが、そうはならない、できない現実があるから、今こうなっています。だから、「なんて、ひどい」と思うだけの立場は楽であり、無責任じゃないかと、ふと思ったのです。

もちろん、このままでいいとは思いません。“知らない”から“少し知った”状態になったので、考え続けます。


シングルマザーであること


私は25歳で未婚のシングルマザーになって、気づけば8年。つらいこと、大変なこと、不安なことはいろいろありますが、それでも、この8年がそれ以前の人生よりも「生きているという感じがする!」「いい!」と思っています。

今回は取材でシングルマザーのおふたりにお話をうかがいました。「よっし!また、ここから」とパワーをもらいました。私も頑張ろう!


“女性の働き方・キャリア”がテーマの東洋経済オンライン内『WORK AGAIN』において、取材・原稿を担当させていただきました。

【東洋経済オンライン内『WORK AGAIN』記事】
シングルマザーには「起業家」という道がある
「不安」は新しい挑戦への強力な原動力だ



現在、関西で活躍する2人の女性起業家も、元は専業主婦だった。離婚によって働かざるをえない状況になり、スタートは何もないところからの仕事探しだ。そこから起業に至るまでの原動力とは何だったのか。

コワーキングスペース『オオサカンスペース』の大崎弘子さんと、子どもを中心とした多世代交流拠点『団欒長屋』の渕上桃子さんにお話をうかがいました。

2015年9月13日日曜日

書き綴りたくなるとき


まいにちのなかでみつける、いろいろな点と点。こころのみずうみに沈んでいて、ある瞬間、点と点がつながって、えんを描くことがあります。そんな時、『えんを描く』を書き綴りたくなるのです。


17通目を書き綴りました。今日は娘が絵を描いてくれました。まもなく、出来上がります。


ともだちにお手紙を書くようなフリーペーパー
『えんを描く』


続く、日常も


電車で、おじいさんと、男子高校生ふたり。携帯ゲームに夢中なふたりの隣で、かたい表情だったおじいさん。隣をちらちらっと見るうち、携帯ゲームがおもしろくなったようで、ニマっと笑いながら、夢中でのぞき込んでいました。それを見て、私はなんだか、嬉しくて。

そんな続く、日常も、抱きながら。



2015年9月9日水曜日

ドキュメンタリー映画『みんなの学校』


“「自分とは違う隣人」が抱える問題を一人ひとり思いやる”、そんな一文が響いてきました。日本人、外国人とか、子ども、大人とか、障がいがある、ないとか。この世界にはいろんなカテゴリーのようなものがありますが、自分という個から一人ひとりを捉える時は、誰もが“自分とは違う人”なんだと、それだけなんだと思いました。誰かとか、社会とか、他にとかに基準があるのではなくて、あくまで“自分”基準で。自分とは違うから、その違いを思いやる。


ドキュメンタリー映画『みんなの学校』を観ました。舞台は大阪市住吉区にある大阪市立大空小学校。児童、教職員、保護者、地域の人たちが一緒になって、すべての子どもにとって居場所がある学校づくりをしています。ここでは、特別支援教育の対象となる発達障がいがある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんなが一緒に同じ教室で学んでいます。その日常を1年間追い続けたドキュメンタリー映画です。

いろいろな気づきや疑問、感動などが心の中に沈んでいき、点と点になっていて、まだ言葉にならないのですが。これから、ふとした瞬間にくるくる考えて、点と点をつなげて、言葉にしていきたいと思います。


2015年9月7日月曜日

私の心が変わると、相手も変わる


友人のお母さんが立ち上げた認知症情報フリーペーパー『Almama(あるまま)』。認知症治療の最前線や海外の取り組み、介護体験談、介護の現場紹介、認知症予防になるかもしれない食材&レシピなど、さまざまな角度から認知症について知る・考えるきっかけを提供しています(NPO法人MVCメディカルベンチャー会議の医師が内容を監修)。

認知症の父親との経験から創刊を決意。「認知症を取り囲む状況をもっと知ろう。日本だけでなく世界の知恵も知って生かそう。ともに知恵を出し合える仕組みをつくろう。今、世界が治療法、薬の開発に取り組んでいる。その希望も、届けたい。高齢者が病を抱えるのは、珍しくない。健康でなくても、長寿を喜べる生き方はきっと見つかるはず」(クラウドファンディングページより一部抜粋)。
https://www.makuake.com/project/almama/

iPS細胞がこういうふうに役立っているのだという認知症治療の最前線の話も「なるほど!」という感じだったのですが、私が印象に残ったのは介護体験談「介護で出会えた新しい愛」。認知症の母親の介護で自律神経失調症を発症し、母親との関係性も悪化していましたが、その後『情動療法』という認知症治療法と出会うことによって、母親との関係性が変わってくるというお話です。それまでは、あまりにも辛い介護に「寝たきりになっておとなしくなってくれれば」「早くいなくなれば」という思いがどこかしらあったといいます。その思いは、ストレートに表わさなくても、伝わってしまうもの。母親も不安と孤独から「どうせ、私が早く死ねばいいと思っているのだろう」と感じていたから、攻撃的な態度として表れていたのではないかと、その方は振り返ります。“私の心が変わると、相手も変わる”、この方の体験を通してのメッセージは響いてきました。

数十部お預かりしていますので、「読んでみたい」と思われる方いらっしゃいましたら、お渡しします。また置いていただける場所も探しています。

◎認知症情報誌『Almama』フェイスブックページ
https://www.facebook.com/pages/ATTS-LLC/741471489296416


2015年9月6日日曜日

自転車でぴゅーっとという距離間で


仕事では他市に関わることが多いので、「地元・尼崎でも何かできたら・・・」という思いから、今年1年ボランティアで子育て情報誌『ビギナス』づくりに携わっています。その最新号が出来上がりました。本紹介ページの構成・取材・流し込み等を担当しています。『~「忍たま」きっかけで、もっと尼崎~地名巡りで、まちを知ろう!親しもう!』ということで、図書館や市役所、神社に取材へ。取材きっかけで、影の尼崎観光特使にもなったので、他市の友だちを誘って尼崎を巡りたい気分です。


2015年8月24日月曜日

フリーペーパー『毬』に寄稿しました!


フリーペーパー『えんを描く』を持ってお店をめぐるなかで、いつも目に留まる読み物フリーペーパー『毬』。コンセプトは“贈る”。得ることばかりに意識が向きがちな世の中で、まずは自分から人に贈ることを大切にする・・・それをフリーペーパーを通して体現されています。毎号、生・年齢・流れ・言葉などのテーマを設定し、それに応じて年齢も職業も経験もさまざまな女性が執筆しています。


最新号のテーマは“続く”。「目先の利害で目を奪われそうになることが多いと感じていました。ずっと続いていく未来、遠くへ視線を向けたいと思って、このテーマになりました」と編集長。

毬を読んでいると、さまざまな人の息づかいを感じます。お一人おひとりが、人生のなかで、日常のなかで、ココロにとまったことを丁寧に、こちらに語りかけるように書き綴っておられるので、「私もそういうことを感じたことあるよ」「私にもそんな時がくるのかなあ」「こう感じている人もいるのだよなあ」など、自分に引き寄せて感じ思い考えることができるんですよね。だから、その個人の出来事が、他人事ではなく、自分事として捉えることができ、そこから、さらに他人のことを思い馳せられるような・・・編集長の思いが軸としてしっかりと通っているので社会ともつながれるような・・・そんな気がします。

今回、ゲストとして“フリーペーパーの魅力”というテーマで寄稿させていただきました。手元に数十部ありますので、「読みたい!」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、お渡しします。


ダンボールで、動くロボットをつくる!ということ


押入れを開ければ、1つくらいあるダンボール。
そんなダンボールで、動くロボットがつくれちゃう・・・かも!

かみでロボットをつくる『かみロボット研究室』。


でも、ダンボールで、動くロボットをつくることが目的ではありません。“身近な素材であるダンボールから、動くロボットをつくる!”、その発想力・思考力・挑戦力・創造力などが、子どもたちの生きるチカラにつながればという思いがこもった子ども向け科学教育プログラムなんです。
◎かみロボット研究室 http://kamiroboken.com/

主に、ダンボールとインターネットさえあれば、製作に取り組めるので、家に引きこもっている子など生きづらさを感じている子どもが、多様な大人と出会う・知り合う接点になれば・・・という思いもあるそうです。「こんな子どもだった大人がこんなことをしている」「こんなことを真剣にしている大人がいる」「あんな大人もいる」「大人だって、こんなんだ」。多様な大人と出会うことによって、多様な価値観を知り、生き方を感じ・・・それによって「自分は自分でいい」「自分はどうしようか?」「どう他人と、社会とつながっていこうか?」と思えたり考えたりするきっかけになるといいですよね。

そんなお話を『みんなのダンボールマン』1号の小仙浩司さんにうかがいました。

「みんなのダンボールキャラバン 2015」
開催中~2015年9月8日(火)まで
大阪・茨木『GLAN FABRIQUE ギャラリー la galerie』にて
詳細は↓
https://www.facebook.com/events/957116371017337/


2015年8月22日土曜日

いちまいのおさらから


娘が好きなもやしたっぷり野菜炒めを、娘が好きな水色と白のボーダーのお皿に盛りつけたら・・・と。このお皿と出会った時、娘の喜ぶ顔が思い浮かびました。


豊中にある器と生活雑貨のお店『ミズタマ舎』の店主さんのおかげでつながることができました。毎日、使いこんでいける、心地よくって、いとおしいもの。ながいおつきあいができる、そんなイメージを持てました。ココロときめく、ひととき。

毎日、いろいろなことがあります。つらくなることもあります。私も、いつ、どの立場になるのか、わかりません。それぞれの立場を想像してみます。

だからこそ、一日一日、目の前のことを、ごえんのある人たちのことを、そのまわりに見える人たちのことを、大切にしていけたらいいなあと、改めて思います。


2015年8月2日日曜日

また、であう


地元の夏祭り。
2年生になって仲良しになったお友だちと一緒に。

お友だちのお母さんとははじめまして・・・と思ったら、先輩でした。
小学生の頃、遊んだこともあって。当時のことがよみがえりました。

ああ、こうしてつながるんだなあーと。


2015年8月1日土曜日

NPO法人月と風と「誰かへの手紙の会」!


先日、娘と一緒に『NPO法人月と風と』さんで開催された
「誰かへの手紙の会」に参加しました。


最初に、自己紹介を兼ねて、それぞれのお手紙にまつわる話を共有。その後、お手紙タイムへ。“誰かへの”ということで、渡したい相手を思ってもいいし、もうこの世にはいない相手でも、空想のなかの相手でもOK!それぞれ、思い思いにお手紙を書きました。書いたお手紙は交換して、読み合いっこ。書いた人の、相手への思いや思い出などが詰まったお手紙を読んで、書いた人のことはもちろん、そのまわりにいる人たちのことも思い浮かぶようでした。同時に、自分自身のまわりにいる人たちのことも大切に思いました。私が読ませていただいたお手紙はいただきました。こめられた思い、大切にお預かりしたいと思います。

お手紙の会に持参したイラストレーター・キタムラハルコさんイラスト&デザインしたレターセット

ちなみに・・・娘は仲良しのお友だちにお手紙を書きました。私は「会いたいなあ」と思い続けながらも、連絡先がわからなくなってしまい・・・会えないでいる友だちに向けて書きました。

その友だちとは小学生の頃からのつきあいで、学校が別々になっても、ずっと会っていました。彼女は20代前半で地元を離れて、長野や京都など転々と。それでも1年に一度くらいは会っていましたが、私が妊娠・出産などでバタバタしてしまい・・・「子どもが生まれたよ」「また会いたいね」とパソコンメールで会話したのを最後に・・・連絡がとれなくなってしまいました。

あれから、7年ほど経ちます。会えなくても、連絡がとれなくても、元気に生きていてくれたら、それで十分なんですが・・・体調が悪いなどの話を聞いていたので、心配に思うところもあり・・・この数年、ココロのなかで彼女のことを思い続けていたのですが、今回こんな機会に恵まれて、彼女へお手紙を書きました。書いたことでさらに・・・元気に生きていてくれたらいいなあと願いました。

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『NPO法人月と風と』さんは、ヘルパー派遣事業を中心に、地域の人と人のつながりをつむぎながら、障がいの有無・程度に関係なく、誰もが“地域で一緒に生きていく仲間”として大切にされる地域・社会づくりに取り組んでいらっしゃいます。

毎月第3・4土曜に『軽茶堂』というイベントを開催されています。共通の趣味を楽しんだり、「興味がある!」「気になる!」きっかけで参加して自分の世界を少し広げてみたり。ゆるやかなサークルみたいな感じで、さまざまな人たちが集い、同じ時間を楽しむ・・・それによって「はじめまして!」の人同士が知り合いになれるし、知っている人ともさらにお知り合いになれますね。イベントも1日に4つもされていて!はなすきく会、ほんのりヨガの会、野草の会、誰かへ手紙の会、詩かくよむの会、映画の会、韓国語の会など、会の名前だけでもわくわくします。
◎詳細はこちらをご覧ください→軽茶堂