2013年12月26日木曜日

クリスマスなまいにち

子ども会のクリスマス会からはじまって、
自治会のクリスマス会、保育園のクリスマス会、
そして、昨日!おうちでクリスマス・・・
6歳の娘は、クリスマスなまいにちでした。


昨年のサンタさんからの
クリスマスプレゼントはヒヤシンスでした。
ヒヤシンスとのまいにちは、ココロときめくまいにちでした。
http://loopdrawing.blogspot.jp/2013/04/blog-post_23.html


今年はサンタさんに、ランドセルをお願いしていたそうです。
来年から、いよいよ、小学1年生。心待ちにしています。
ただ「黒いランドセルやったら、どうしよう」と心配していました。



サンタさんのために、「ホットケーキを焼く!」とはりきっていました。
ま~るいホットケーキを、うさぎやツリーのカタチに♪
テーブルの上に置いておくそうです。


で、サンタさんのためにつくったホットケーキはこちら。
お手紙も添えました。


サンタさんから贈り物が届きました♪
娘いわく、サンタさんは、
贈り物一つひとつをつくっているようです。
手づくりなのか、はたまた、魔法みたいなものなのか・・・

今年は、いろいろな方から、
心のこもったクリスマスの贈り物をいただきました。
ありがとうございます!


ちなみに♪
今年のクリスマスケーキは、
『おやつ工房 Lekker(レッケル)』の『ペカンのガトーショコラ』に。
ベルギーチョコレートのよい香りが漂います♪
http://www.aquary.net/lekker_web/


『おやつ工房 Lekker(レッケル)』では、
毎月ケーキの頒布会をするほか、
結婚式の引き出物やパーティーのケータリング、
アトピーの子どものためのケーキづくり、
ケーキ教室なども行なっているそうです。

主宰のわたなべゆうこさんが
お菓子づくりを始めた思いが素敵なのです。

ホームページに書いていらっしゃいますが、要約すると・・・
わたなべさんは子どもの頃からお菓子が大好きで、
外国の絵本や小説に出てくるお菓子は
どんな味がするのか食べてみたくてしかたなかったそうです。
大人になって、お店を見ると、
きれいなケーキはたくさん並んでいるけれど、
「食べてみたい!」と思っていたお菓子は並んでいない・・・
「今日、あのケーキが残っているからおやつの時間が楽しみ!」と
思えるような優しくほっとするお菓子があったらいいなあ。
「それならば、自分で!」とベルギーでお菓子づくりを学ばれて、今に。

2013年12月25日水曜日

生きる様が宿る

生きるということ。
そのすべてが、表現されるのだと思いました。

伊丹市立美術館で開催されていた『ベン・シャーン展 線の魔術師』にて。


それは芸術的な表現に限らないのかもしれません。
誰もが、自分自身において、絶えず表現しているのだと思います。

自分を、この世界を、その生を。


「一行の詩のためには」(リルケ『マルテの手記』より)。
リルケの言葉と、ベン・シャーンの版画と、あの空間が、リフレーンします。

見たり聞いたり触れたり感じたり思ったり考えたり・・・
生きる、すべてを。

そのすべてが、言葉には宿るので。

自分の思いを、生きる様を宿す、けれども。
どこかしら、それを受け取ってくださる相手の、
思いや生きる様が入る余白もある、
そんな言葉を紡ぎたいです。

一瞬でも、ささやかでも、大切に思えたのなら

父(60代)と、私(30代)と、娘(6歳)とフラフープ。

父、やっているつもりが、
フラフープはただ落ちていくのみで。

私、やっているつもりが、
まだ父よりはましか。

娘、かろやかに、ゆらゆらと。

みんなで、笑い合いました。


人生なんて、楽しいことや嬉しいことばかりではないけれど。

あの、フラフープをやって笑い合っている瞬間は、
なんだか幸せで。

人生には、そういう瞬間が、いくつもあって。
一瞬でも、ささやかでも、大切に思えたのなら。
そんな、いろイロなことが、心にあかりを灯してくれるから。
私は元気になれるのだと思いました。

2013年12月15日日曜日

好きなものを、手づくりしてみることで

時を経ても愛し続けたい・・・
そんないとおしいアクセサリーや雑貨をつくる
『cotylifere(コティリフェール)』まゆみんさん。
http://cotylifere.net/

以前、フリーランスで活躍する女性の生き方・働き方を紹介する
インタビューサイト『リズム―ン』で取材させていただいたことがあります。
http://www.rhythmoon.com/interview/063/

フリーランスの雑貨・アクセサリー作家として活動するなかで、
使ってくれる方のことはもちろん、
環境や未来に対する使命感を感じるようになられたとのこと。

「大量生産される雑貨ではなく、手作り雑貨に注目したのも、
物を大切にする心を伝えたいからこそ。
1つ1つの物を丁寧に選んで、大切に使い続ける心を伝えることで、
未来につながるのではないか。
私にしかできない方法で、身近な人たちから伝えていこうと思ったんです」
という言葉が今も響いてきます。

そんな思いを持つ、まゆみんさんだからこそ、
アトリエレッスンも、ただ“つくる”だけではなく、
物を大切にする心を感じる機会にもなっています。

私はもともと、手づくりの雑貨が大好きですが、
まゆみんさんのアトリエレッスンに参加して、
自分でつくってみることで、気づけたことがいろいろあります。

「かわいい☆」から、さらに一歩踏み込んで。
作家さんの思いやこだわり、心遣いなど・・・
1つ1つの雑貨をよ~く見てみると、
それをつくった方が見えてくるんですよね。
そうすると、より一層、その物もいとおしくなるのです!

また、つくってみることによって、
アクセサリーなどが壊れてしまった際、
どう修理すればいいか、その知識も身につくんですよね。


それでは、昨日のアトリエレッスンの話を!

まゆみんさんのアトリエレッスンでは、
季節に合わせて、さまざまなレッスンメニューがあります。

この季節は、クリスマスなどにぴったりの、
クロスオーナメント、レースのキャンドルホルダー、
フローズンイヤピア・ペンダント、リバーシブルランチョンマットなど。
http://cotylifere.net/atelier/event.htm

冬というと、どうしても、黒や灰色などのモノトーンになりがちですが、
そんな時に、アクセサリーなどに明るい色があったら・・・
それだけで、気持ちも、見た目も、明るい気持ちに。
そういったまゆみんさんの思いが表れています。

自分にはもちろん、
自分で手づくりしたものを、大切な誰かに・・・というのも素敵ですね!

私は『お花とレースのプチコサージュ』をつくりました。
6歳の娘とシェアして使えるように、
「プラスワンレッスン」として、2つにしました。


私がつくったコサージュはこちら!

・・・その前に。

「出来上がる前の姿って、見る機会がほとんどないから」とまゆみんさん。
「確かに!」と思って、写真をぱしゃり。


この素材から、こちらが出来上がりました!



出来上がった後はお茶会です♪
パウンドケーキ2種とスノーボール、
カレルチャペックのクリスマスティーで、クリスマスな雰囲気。


ほっこりとした、午前のひとときになりました。

2013年12月7日土曜日

まちに、世界に。確かにある、思い



てくてく、てくてく、よく歩きます。

最近は、お星さまが、とってもキレイだなあって思います。
ほんまに「☆」型に見える!
その昔「☆」型を描いた人は、
どういう思いで空を眺めていたんだろうなあ~
なんて、思いを馳せます。

そういえば、子どもの頃。
まんまるお月さまを見て。
あそこは実は穴で。
地球は万華鏡みたいなもので、
誰かが、あそこから覗いているんじゃないか・・・
なんて、想像したのを思い出しました。

てくてく、てくてく、歩いていると。
現実と想像、過去と今と未来を、ゆらゆらと。

そして、いろイロな出会いがあります。

☆★☆


大阪・靭公園の近くにある絵本店『さくら文庫』。小学校教諭だった桜田恵美子さんが「“絵本のチカラ”を伝えたい」とオープンされたお店です。店内には、桜田さんオススメの絵本が並んでいます。一部、“先生のためのコミュニティスペース”となっており、絵本を使った授業づくり・学級づくりの実践紹介・資料閲覧など、先生のサポートも行なっていらっしゃいます。
http://www.sakurabunko.com/

桜田さんは先生時代、クラスの子どもたちに絵本を読んでいたそうです。その時、子どもたちが絵本のなかからたくさんの学びを得ていることを感じ、高学年の子どもたちも楽しんでいる様子を見て、年齢に関係なく、絵本には五感を広げ、心を潤す、素晴らしいチカラがあると実感。そこで、子どもはもちろん、大人にも、その“絵本のチカラ”を伝えたい!大人に絵本の素晴らしさを知ってもらうことで、その素晴らしさを知った大人を通して、子どもたちにも・・・と願いながら、活動していらっしゃいます。今年、『NPO法人さくら文庫』を設立されました。

桜田さんとお話をしていて、思い出しました。私が小学生の頃、担任の先生が産休中に臨時で来た先生がいました。その先生は毎日、少しずつ本を読んでくれました。いぬいとみこさんの『ながいながいペンギンの話』、大石真さんの『チョコレート戦争』・・・あの時間がとっても楽しみで。あの、ドキドキ、わくわくした感じ、今でも思い出します。図書館で先生が読んでくれた本を見つけては友だちと話したり、中学生の頃もふとその本を読み返してみたり。

私が小学生の頃、小説家になりたいと思ったのは、この先生との出会いも、少なからず、影響があるのかもと思います。ドキドキ、わくわくするだけではなく、メッセージ性のようなものも、しっかり感じていたのだと思います。だから、何か伝えたいものがある時、それを表現する手段として、その可能性を本に見出したのだと思います。

桜田さんの生徒さんも小説家になりたいと、作品を書いて、先生に届けに来ていらっしゃって!素敵だなあと思いました。


☆★☆


大阪・新町にある『薬膳なおかし ねこやなぎ』。漢方・薬膳の考えを取り入れた焼菓子店&カフェです。カラダの声を聞きながら、ほっこりするひとときを過ごせます。
http://necoyanagi.jugem.jp/

漢方!薬膳!というと、私は「苦そう、難しそう」というイメージを持ってしまうのですが、そういうイメージを払拭して、もっと身近に、カラダを整える一つの要素として知ってもらいたいと店主さん。お店に並ぶお菓子を通して、店主さんとお話しながら、丁寧に書かれたPOPを見ながら、「これはこんな時に食べるといいんだなあ」「こんなことを補ってくれるんだなあ」と知るきっかけに。

店主さんは以前、病を患い、手術を経験。その時、「人に喜んでもらえる仕事をしたい」と思い、辿り着いたのがお菓子屋さんでした。学んでいた漢方で食材にはいろんなチカラがあることを知り、もともと食べるのも作るのも大好きなお菓子に、そのチカラをプラスして、「楽しく食べて、元気になってもらえたら・・・」と今のスタイルに。

昨日は、カフェスペースにて、アップルパイと、プーアル茶のミルクティーをいただきました。さくっと、かろやかな、アップルパイ。リンゴは「不安感をやわらげる、落ち着かせる」らしいです。

毎日のなかで、何気なく食べている食材が「こんなことを補ってくれるんだなあ」と思えると、それだけでも、なんか変わってくるものがあるような気がします。思いも、感じ方も含めて、“食べる”ということなので。


☆★☆


尼崎にある『穀菜食堂 なばな』。穏やかな看板犬・サブローさんが出迎えてくれます。丁寧に、心を込めて作られた料理を食べていると、“食べる”ということを、心と身体で感じます。

ブログも、とっても素敵なんです。メニューはもちろん、料理方法や食材についても紹介されていて、読んでいくと、「どうして、この料理なのか」など思いが書かれています。たとえば、『なばなのカレー』は、植物性の食材だけでカレーを作ること、その作り方を紹介することで、“週に1度でも肉食を控えることで、体に優しいのはもちろんですが、環境問題や飢餓の問題解決の一助にもなるということを、知って頂きたかったから。”という思いが。

店主さんがブログに書かれている、こんなメッセージが響いてきます。“身体への負担も自然への負担も、なるべく小さく。楽しく召し上がっていただくことが、いつの間にか身体の心地よさに繋がっていくような、そんな場でありたいと願っています”。

自分も大切にしながら、誰かを、世界を、自然を大切にする・・・そのことが、また自分を大切にすることにもつながっていて。いとおしい、わっかですね!


☆★☆


地元・尼崎で金・土しかオープンしないスイーツカフェ『gouter cafe』に行きました。
http://kobe.areablog.jp/page.asp?idx=1000012591

「子どもたちが集えるように。ちょっぴり高級な駄菓子屋さんみたいな、スイーツカフェを」。もともとケーキなど菓子づくりが好きで、お店をオープンする時、そんなイメージを思い描いたそうです。

シュークリームは1つ90円、クッキーは1袋100円。100円を持って、小学生の女子たちがお茶しに来るそうです。ケーキは290円だから、みんなで一つのケーキを分けて食べたりもするんだとか。小学生が集うカフェ、それを見守る店主さん。親や学校、習い事以外の大人と出会い、顔見知りになれる場所。頼れる大人の一人として、このスイーツカフェの店主さんがいるんだろうなあと想像すると、素敵だなあと思いました。


☆★☆

「ああ、こんな思いを持っている人がいるんだ」
「こんな願いを持って、こんなことをしているんだ」
そんなことが見えてくると、とっても、幸せな気持ちになります。

私のまちにも、そんな人たちがいます。
「この公園には時計がないから。子どもたちのために」と
おうちの窓に時計を飾ってくれている方がいます。
まちのなかにある、いとおしい風景。

まいにち、いろんなことがあります。
うれしいこと、たのしいことばかりではないけれど。
まちには、せかいには、確かに、思いが溢れていて。
その思いに気づくと、勇気が出たり、元気になったり。
「じゃあ、私には何ができるだろう?」と考えます。

そういうことをシェアしていく・・・
私はそんなことをしていきたいんだなあって思います。

写真は手帳の表紙に飾っている娘の絵です。
この絵のイメージを、ココロにひろげています。