2014年11月30日日曜日

ななつ


この日を迎えられたことに感謝して。祈って、願って。

そういえば、先日。
宗教はなくなっても、“祈る”ということはなくならないだろうと。
そんな話をしました。

感謝する。祈る。願う。
遠い、遠い、むかしから。
その点から、むかしにも、みらいにも、つながります。


2014年11月28日金曜日

お手紙の持つ、時間


はじめての文通は、幼稚園の幼なじみと。


私は小学1年生の時、
高知市から尼崎市へ引っ越しました。

その幼なじみとは、
最初は母親同士の葉書のやりとりからはじまり、
そこから子ども同士でお手紙のやりとりを。

気づけば、もう25年ほどになります。
たくさん、たくさん、お手紙のやりとりをしました。

メールアドレスも知っているけれど、
その幼なじみとはやっぱりお手紙。

高知に帰った時は、娘と3人で会いました。
会うのは17年ぶりだったけれど、そんな感じもせず。

お手紙の持つ、時間の流れが心地よいのです。


娘の絵を飾り付けたお手紙を持って行くと微笑んでくれる、
近所の郵便局の局員さん。

その局員さんが切手をはりつけてくださいます。

そうしてお手紙が出来上がり、
幾人もの局員さんの手を経て、あの方へ。

ココロときめく瞬間。

「ああ、週明けくらいには届くのかなあー」なんて、
もくもくっとしながら。

不確かな感じも、好きなのです。


2014年11月27日木曜日

しあわせの、よつばのクローバー


クローバーの折り方を
小学1年生の娘に教わりました。


娘からいろんなことを教わる毎日です。

娘とともに生きるようになってから、さらに。
感じたり思ったり考えたり、つながったりひろがったり。

わんだふるです。


2014年11月26日水曜日

やさしい気持ちはつながって


元気づけてくれます。
楽しい絵を描いてくれたりして。

その気持ちが嬉しくて。
元気になれます。

今度は娘が元気になることを・・・と思います。

やさしい気持ちはつながって、
ひろがって、つながっていきます。

きっと。


2014年11月22日土曜日

“その時の自分”をベースに



30代になってから、少しずつ。
生きやすくなってきた気がします。

「こんなこと、やってみたいなあ!」
「こんなこと、できるようになりたいな!」
「こんなことが実現したら、素敵!」
そう思うことは、たくさんあるけれど。

20代の頃は
「こんな人になりたい」
「こんな自分になりたい」と思っていたような。
「今の自分、こんな自分じゃ、だめだ!」という
自己否定がベースにあったから、しんどかったんだなあ、きっと。


今は“その時の自分”をベースに、「そこから!」という出発点。
何者かになろうとはしない。

2014年11月16日日曜日

約束


“あしたの、あした”は、
“つぎの、つぎの、にちようび”になり、
今度は“じゅうにがつ、はじめのにちようび”になりました。

娘と、あの子の約束。
子ども同士の約束は、儚く、でも永遠に。


2014年11月15日土曜日

100年の森づくり


100年後・・・
どうなっていると思いますか?
どうなっていたらいいなあと思いますか?

私は現在、32歳なので、132歳。
もう、この世にはいないでしょうが、
どんな未来になるかなあ、どんな未来にしたいかなあなんて。
ほんの少し思いを馳せてみました。

100年後・・・
そんな未来を想像しながら、
兵庫県尼崎市の臨海部で
『尼崎21世紀の森づくり』が進んでいます。

尼崎というと、
『尼崎公害訴訟』『工業地帯』などのイメージが強く、
“環境が悪い”と思われがちですが、
この『尼崎21世紀の森づくり』など環境に対する多彩な取り組みを、
市民が主導となって、企業と行政と連携して展開しています。

そんな長期間に渡って、
地道で、革新的な取り組みをしてきたことが評価されてか、
平成25年には全国で23都市しかない国の
『環境モデル都市』に選定されました。
※『環境モデル都市』とは・・・“温室効果ガスの大幅な削減など低炭素社会の実現に向け、
高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市”のことです。


『尼崎21世紀の森づくり』の拠点である
『尼崎の森中央緑地』。

ここは、平成まで製鉄所などがあったそうです。

そこに2006年から苗木を植え始めました。
今では、6~7mまで成長し、小さな林になっています。
鳥や昆虫などさまざまな生き物の営みも見えるようになったそうです。


市民が苗木の里親となり、
自宅で苗木を育て、植樹・・・
それで終わり!ではなく、
以降も、手入れなどの活動に取り組み、
みんなで森づくりを進めています。

少しずつ、少しずつ、100年かけて。
これまで工業地帯として栄えた広大な土地を、
緑あふれる土地として蘇らせます。

この森づくりについては、
尼崎のフリーペーパー『南部再生』にて、
丁寧に特集されています。
ぜひ、ご覧ください!

南部再生/森のつくりかた


今日は、植樹を始めて2年ほどの、
赤ちゃんの森にエネルギーをおくろう!と
『ニョキニョキフェスタ2014』が開催されました。


音楽ユニット『ベベチオ』のおふたりが、
この森のためにつくった『みどり』。
それに同志社女子大学の学生たちが振付をつけて、
ワークショップに参加した子どもたちが覚え・・・
来場者全員で唄い、踊り、エネルギーを送りました。


森など自然と向き合う時、
こちらが「気をもらおう!」「癒やしてもらおう!」と
思ってしまいますが、
そうではなく、こちらからエネルギーをおくって、
「元気づける“気”の交流をしてみよう」という取り組みです。

『みどり』。
とっても、よい唄です!
もしかしたら、いつか、フェイスブックページにアップされるかも!

ニョキニョキフェスタ2014


唄を聴きながら、芝生で寝転がって、空を眺めて。

ニョキニョキマルシェの
『ごはんと雑貨 シチニア食堂』のにょきにょきニョッキ、
『Tomato』のクッキー、おいしかったー。


また今度、お弁当を持って、出かけたいと思いました。


今回のイベントは、
私にとって100年の森づくりにさらにふれる、
きっかけになりました。

ここから。
つながって、まじわって、つむいで。
未来へ。

尼崎21世紀の森


2014年11月14日金曜日

おてがみ部、部員募集中!


ゆるやかに。
おてがみ部を立ち上げます。




どこかのカフェで、
お気に入りのレターセットを持ち寄って、
お手紙を書き綴ったり。

お互いに
お手紙交換してみたり。

一緒に、
「こんなんあったらいいなあー」と想像して、
レターセットをつくったり。

お手紙展覧会を
開催しちゃったり♪

「ぴん!」ときた方、
ぜひ、ご連絡くださーい!

ホームページ『えんを描く』お問合せ

山粧ふ



山粧ふ。

秋の訪れとともに、
黄や紅に色づいてゆく木の葉。
この頃の山はまるで化粧をしたよう・・・
ということで“山粧ふ(やまよそう)”。

夏は「山滴る」、秋は「山粧ふ」、冬は「山眠る」という
季語があります。

『四季の企画室 野の』の福田さんに教えていただいて、
ひらいた『歳時記』で知りました。

その感性に感動!
そんな風景と出会うたび、
「こんな風景を見て、あの季語を詠んだのかなあ」なんて
思いを馳せたりします。

★『四季の企画室 野の』

俳句のよさを感じます。

五七五
その言葉のなかに・・・
季節、風景、この瞬間、実感などがぎゅっとこめられていて、
それを相手と共有できるように表現する。

テレビ番組の1コーナー「俳句の才能査定ランキング」にて、
俳人・夏井いつきさんの解説を聞きながら、そう思った昨晩。


2014年11月13日木曜日

物語を背負って


雑誌『暮しの手帖』の「彼女のチカラ」「ひきだし」という
人物にスポットを当てた記事が好き。

まちにある酒屋や駄菓子屋、豆腐屋・・・
その店主さんの今だったり、思いだったり、生き方だったりが、
じんわり伝わってくる内容です。


★『暮しの手帖』


一人ひとり、さまざまな物語を背負って生きています。

自分の身近な人たちはもちろん、
信号待ちで隣り合わせた人にも、駅ですれ違う人にも。

何気ないまちの風景のなかには、たくさんの物語がありますね。
その一つひとつにスポットを当てたい。

そういうことを仕事にできたら、いいなあって思います。

2014年11月12日水曜日

一編の詩から


詩人・茨木のり子さんの『詩のこころを読む』。
この本を開くのは3度目。


それほど、大好きな本です。

茨木のり子さんがこれまで数多くの詩
(谷川俊太郎さんや吉野弘さん、石垣りんさんの作品など)を
読んできたなかで、忘れがたい詩を取り上げ、
その詩そのものはもちろん、
茨木さんが詩を読んで感じたことのほか、
詩の背景・作者の思い・生い立ちなども交えながら紹介しています。


そういえば、小学生の頃。

授業で詩を読んで、
「読んで何を感じたか」
「この一文は何を表わしているのか」
「作者は何が伝えたいのか」などを考え、
みんなで意見交換したのを思い出しました。
あの授業、大切だなあと思います。


自分は「こう感じた」ということも大切にしながら、
相手の気持ちも想像し、
自分や相手以外にも「こう思う人たちもいる」ということがわかりますよね。


2014年11月11日火曜日

私にとって、フリーペーパーをつくるということ


フリーペーパーづくりは、私にとってライフワークのようなもの。


大学3年生の2004年にフリーペーパー『れもんのき』を創刊して。
その後、就職・出産を経て、2010年から今の『えんを描く』に。
スタイルも、自分のその時々に応じて変化させて。

娘が小学生になったこれからは、
もっと深く、娘と一緒につくっていきたいし。

娘が大きくなれば、また変化するでしょう。

そういうふうにしながら、おばあちゃまになっても、
つくっていることができたらいいなあ、なんて。

フリーペーパーをきっかけに、
つながって、ひろがったご縁があります。

どんなご縁であれ、つながることによって、
感じたり思ったり考えたりできることはあるから。

2014年11月9日日曜日

この一瞬も、精一杯



お友だちの小林佳代子さん手づくりのスプーンです。
まるで、そらをすくう、スプーンのよう。

彼女がつくりだす、みずいろ、
彼女がうつしだす、そらが
私は好きです。


今日は『星ヶ丘学園 2014 秋のフェスタ』へ行ってきました。


『星ヶ丘学園』は昭和20年代に建てられた洋裁学校で、
校舎などは当時のままです。
現在は、洋裁教室や陶芸教室などが開かれるほか、
小さな納屋を改装した喫茶室『SEWING TABLE COFFEE』や
大きな教室を利用したギャラリー『SEWING GALLERY』があります。

秋のフェスタは、
フリマに屋台、ライブ、人形劇、似顔絵、絵本・・・など、
子どもから大人まで一緒になって楽しめる日。


身体のなかから響いてくる、ジェンベの音が心地よくて。
戦前の流行歌を演奏するJAZZバンドの音色に、揺れ。

そんな風景を眺めていたら、
歌や演奏を聴きながら、
筆をかろやかに滑らせ、
ミュージシャンのスケッチを描いている人もいて。

素敵やなあーと思ったのです。


「また来年も」と思いながらも。
「来年も必ず」とは言えない現実もあって。

そうだなあ。
何事も、そう。

いつまでも、続くものなんて、ないのだから。
必ずなんて、ないのだから。
明日だって。自分だって。
そうなんだもの。

未来に願うと同時に、
この一瞬も大切にしたいなあと。

小林佳代子さんとお話をして感じました。

2014年11月8日土曜日

思いを、大切に、丁寧に、育てて


車窓を眺めながら。

商業ビルなどが多く建ち並ぶ風景から
森や畑、そのなかに佇む一軒家など、のどかな風景に。

心地よく変わってゆく風景に
難波からたった30分ほどですが、小旅行気分になりました。




カフェと占いのお店『drop』の店主・大用さんと
河内長野市(美加の台)にある『日々カフェ+』へ。



ここは、asaさんが営むお店。
asaさんとは、8年ほど前に、
『drop』の大用さんを通して、つながりました。

当時、asaさんは布雑貨をつくるお友だちと
ユニットを組んで活動しておられたので、
イベントのご案内をいただいて、うかがったこともあります。

私がお世話になっていた編集プロダクションで
担当していた記事の取材にご協力いただいたことも。

ずっと
「いつか、自分のお店を持ちたい」
という夢をお持ちでした。

夢と思いをしっかり持って、
一歩一歩、丁寧に、力強く、進んでいく
お姿が印象的で。

その夢を叶えて、5年前に、白鷺で『日々カフェ』をオープン。
昨年、美加の台へ移転して『日々カフェ+』になりました。




古い一軒家を修繕し、
そこで暮らしながら、おうちの一角でお店をされています。
机や椅子、照明は、asaさんの旦那さんの作品です。

お店全体に、asaさんの思いや雰囲気が表れていました。

机を照らす、
小さな照明の灯りがかわいらしくって。

縁側から差し込む、
あたたかな日差しもいとおしくって。

振り子時計の
コチ・コチ・コチという
規則正しく、やさしい音が響く、
心地よい空間でした。

asaさんが
淹れてくれるおいしいお茶と
手づくりのケーキをいただいて。
ほんのりしあわせな気持ちに。






大用さんとasaさんとお話しながら。

ご縁と
タイミングと
思いと
めぐりめぐるものと。

『drop』を知って、行って、大用さんと出会えて。
そこから、asaさんと出会えて。
数年経た今、こうして3人で会ってお話できるなんて。




私も、思いを大切に丁寧に育てて、
誰かと共有できるカタチにしていけるように、
動いていけたらいいなあと、勇気をいただきました。




『日々カフェ』

『drop』

2014年11月7日金曜日

いただく、ということ


今年も高知からお米が。


あのおっちゃんが、あの場所で、
一日一日、丹精を込めてつくってくれた大切なお米です。

それを想像しながら、いただきたいと思います。

2014年11月6日木曜日

つながって、つながる


どこかで、
フリーペーパー『えんを描く』を手にしてくださった方が、
『えんを描く』のホームページにアクセスしてくださり、
そこからカフェと占いのお店『drop』にお茶しに来てくださったようです。

店主さんから、そのお話をうかがとて、ほっこりと。
つながっていく感じが嬉しいです。

どこかで会えたら、いいなあなんて思いながら。

カフェと占いのお店『drop』

2014年11月5日水曜日

手でつくりあげる、その過程で


ちいちゃいまるいのんとか、はあとがたのんとか・・・


一つひとつ、ビーズを選んで、つないでいくと、
ネックレスができあがりました。

手でつくりあげていく感じが、いとおしくって。

そうやって、手でつくりあげていく過程で、思いが宿るような、
そんな感じ。

2014年11月3日月曜日

あしたの、あした


“あしたの、あした”の今日。
また一緒に、ビーズでネックレスやブレスレットづくりを。


今度は“つぎの、つぎの、にちようび”の約束をしました。

2014年11月2日日曜日

また今度も!『伊丹オトラクな一日』

ふだん使いの音楽プロジェクト『伊丹オトラクな一日』。


バル開催中の三軒寺前広場周辺の路上や店舗で、
ライブや流し演奏などが。

まちのなかに、音楽が溶け込む、そんな一日です。

私は2年前からサポーターとして参加しています。
3回目の参加にして、昨日は雨をきっかけに、
はじめてミュージシャンのマネージャーを経験させていただくことに。

『Glenstail(グレンズテイル)』という、
ギター、フィドル、ボーカル&笛のアイリッシュグループとともに、
まちを巡りました。


『Glenstail(グレンズテイル)』は、
アイルランドやスコットランドの伝統曲などを演奏しています。

とっても、とっても、美しくって、聴き入ってしまいます。

ボーカル&笛の谷さんが演奏前に、
その曲の背景なども説明してくれるので、
たとえば、テレビなどでなじみのある曲にも、
実はこんな意味があるのだと発見。

行く先々のお店で、
その場で演奏が始まることによって、
一体感に包まれていくのが素敵でした。


たまたま、そこにいた子どもたちも、
笛やギターなどに興味を持ち、聴いていたのが印象的。

一緒にサポーター参加した小学1年生の娘は、
行った先のお店の、店主さんの娘と仲良しに。


一緒にビーズ遊びなどができて、「楽しかった!!」と。
「明日の、明日、遊ぼう!」ということになっています。

毎回毎回「参加できてよかったな!また今度も!」と思います。
それが『伊丹オトラクな一日』の魅力!


☆『伊丹オトラクな一日』フェイスブックページ