2015年6月25日木曜日

フリーになったからこそ


2014年からゆるやかフリー、今年3月から本格的にフリーで仕事をするようになりました。ありがたいことに、これまで所属していたいくつかの会社やそのつながりのなかからお仕事をいただきながら、自分でも「この仕事をやってみたい!」と新たに開拓した仕事もあります。

以前から、自分の編集力・取材力・ライティング力のなさは痛感しており・・・フリーになるとますます「“ライター”と名乗っていても大丈夫だろうか。名乗れるほどだろうか・・・自信がない」と、ぐるぐる考えることがあります。それでも、ライターのお仕事を続けていられるのは、お仕事でご一緒させていただく方々に恵まれているからだと、改めて。

丁寧に教えてくださる、ご意見・アドバイスをくださる、相談にも乗ってくださる、時には励ましてくださる・・・みなさん、お忙しいにも関わらず!!それって、めっちゃ、ありがたいことやなあと思います。だから、頑張りたい!と思います。

何のために、この仕事をしているのか。知って、出会って、話して、さらに知って、好きになって。だからこそ、ほかの人たちと「こんなところに、こんな思いを持って、こんなことしている人がいるでー」と共有したいんだと。それが、誰かにとっての、何かしらのきっかけになればいいなあと願います。同時に、その好きになった人を応援することにもつながればいいなあと。そんなことも、くるくる考えながら!


いつか・・・が今日!


「お会いしたい!」その思いが叶った今日。京都・大山崎町のコミュニティーペーパー『大山崎ツム・グ・ハグ』をつくっている大場智恵さんにお会いしました。『関西ウーマン』のインタビュー記事を拝見して、「素敵な思いを持って活動されている!」「ああ、その思い、わかる気がします」と感じるものがあり、記事をシェアさせていただいたのがきっかけです。
https://www.kansai-woman.net/theme409.html


その後、メッセージでやりとりさせていただき、『大山崎ツム・グ・ハグ』もお送りいただきました。読んでいると、大山崎に暮らす人たち、その日常が思い浮かんできて、話しかけにいきたくなります。つくられている大場さんの顔が思い浮かぶのはもちろん、記事に登場する方はどの方もお会いしたことがないのに、お顔さえも知らないのに、その人のイキイキとした表情が見えてくるような内容なんです!!しかも、企画から編集、取材、ライティング、イラスト、デザインまで、すべておひとりでつくっているんですよ。

先週『北摂新聞 茨木版』の取材でうかがった『アジアの旅と味 DejaVu(デジャヴ)』の店主さんも、「オススメのフリーペーパーなんです!」と熱弁してくださったのが、この『大山崎ツム・グ・ハグ』。「ここでも、つながった!」と、そのつながる感じに、わくわくしていたんですよね。

『大山崎ツム・グ・ハグ』制作話など、いろいろおうかがいしました。「取材って楽しい!取材を通して、人と出会い、その人のことを聞いて知っていくうちに、その人を好きになる。そして、そんな人がいるまちを好きになる!!」と改めて。最近「ライターと名乗っていても大丈夫だろうか。名乗れるほどだろうか・・・自信がない」なんて、ぐるぐる考えて、しょんぼりしていましたが、大場さんとお話しているうちに「やっていれば、そのうち、少しずつ!!だから、大丈夫」と思えたんですよね。またお会いできる日が楽しみ!


大山崎ツム・グ・ハグ
※来月7月18日(土)には大山崎ツム・グ・ハグ祭りが!!


2015年6月23日火曜日

取材を通して、地元をめぐる!


尼崎で暮らして、はや26年。

まちの知らないところはまだまだあるし、
知っているけれど行ったことがないところもたくさんあって。

取材をきっかけに、地元をぐるぐるする最近です。

取材を通してだと、
ぐっと、もっと、まちのことが見えてくるので、楽しいですねー

今春より1年間、地元の子育て情報誌づくりに
ボランティアとして参加しています。

今日は取材きっかけで、
以前から気になっていた『影の尼崎観光特使』に登録してきました!


◎あまらぶ


2015年6月19日金曜日

虹を見つけたら♪


くもと、あめと、おひさまと、にじと。


娘のらくがき帳で見つけた絵にほっこり。
公園で虹を見つけたらしいです。


2015年6月12日金曜日

人生に一度でも


まいにち、ニュースで、さまざまな事件を知ります。その度に、その人の感情や思い、考え、体験が、暴力となって、自分や他者に向かう前に、誰か、その人と向き合う人はいなかったのだろうかと思います。

私のなかにも、明るくて楽しい感情や思いばかりがあるわけではありません。妬むし、憎むし。辛いこと、泣きたいこともあって。人を傷つけてしまったなあ・・・と反省することも多くって。自分が嫌になることもあります。それでも「生きていたい」「自分が大事だから、他者も大事なんだ」「いざとなったら、こうしよう」と思えるのは、10代の頃、長期間に渡って、とことん向き合ってくれた恩師がいたからだと思います。あの時、すべてを吐き出し、捉え直すことができたから、どうしょうもできない感情や思いが積もっていかず、転換できるようになったのだと思います。そういう人が一人でもいると、そういう経験が一度でもあると、人生が変わるのではないだろうかと・・・そんなことを思ったりするのです。


未婚出産の際、相談にのってくださり、応援してくださった藤木美奈子さんが今春、自立訓練(生活訓練)事業所『Maluhia』を開所されました。「心療内科や精神科にかかっている」「人が怖い」「外に出ることが不安」「ひとりで病気に苦しんでいる」「どうしたらいいかわからないことが多い」「働くための自信がほしい」という方が、自立した日常生活や社会生活を送ることを目標においた個別支援を行う場所です。藤木さんをはじめ、スタッフの方々が、向き合って、ともに考えてくれます。


自立訓練(生活訓練)事業所『Maluhia』


2015年6月11日木曜日

宿る思いも身につけて


奈良・葛城のお山のふもとにあるおうち『恵古箱(えこばこ)』。
カラダがほっとするお昼ごはんやおやつをいただいたり、
毎日が心地よくなるアイデアが詰まった本を読んだり、
ココロときめく出会いがある展示のお部屋で作品を手に取ってみたり・・・

関西で暮らす・働く女性が発信するライフスタイルコミュニティ
『関西ウーマン』で店主のめぐさんに取材させていただいた
ご縁がつながって、昨日。

めぐさんが
丁寧に紡がれるご縁、暮らし、言葉がとっても大好きなんです。

◎『関西ウーマン』インタビュー記事
https://www.kansai-woman.net/theme414.html

めぐさんが日々のことを紡いでいらっしゃる
ブログを拝見しては、私も、自分の今日一日を振り返ります。

◎恵古箱
http://ekobacouti.exblog.jp/

昨日うかがったら、
ちいさな子どもたちがお部屋でごろごろと。
あいらしかったです。

展示のお部屋では、シガセイサクショの志賀さんによる
『山の草木の草木染め展』をされていました。



“おそと”で過ごすライフスタイルWebマガジン『OSOTO』の記事で、
編集・ライターの福田アイさんが草木染め作家さんに取材されているのを読んで、
ちょうど「草木染めっていいなあ」と思っていたところでした。
草木染めとは、植物の花や葉、実、茎、皮、根などから色素を煮出して、
染料にして生地を染めたものです。

『OSOTO』に登場されていた作家さんは、
季節の草木で染めた糸で、
その季節の景色を編んでニット作品にしていらっしゃいます。
その季節の草木で染めた糸でしか、その季節の景色の色合いは出せないという。
とっても素敵な内容です。

◎特集『おそとの色を、いろいろ楽しむ。~草木が持つ色の不思議~』
http://takeme.osoto.jp/color01.html



さて、話は戻って、『山の草木の草木染め展』。
ヤマモモに、サクラ、ウメ・・・オリーブ×アイという組合せも。
どれも素敵で、迷ったのですが、
めぐさんが「母娘で着れるように」と手に取ってくださった
ウメを染めた服を購入しました。

とってもやさしい色です。


私にとっては半袖、娘にとっては五分袖くらいで。
これを身に着けたら、ギラギラした娘も・・・
やさしく見えます(笑・娘とはおもしろいくらいに好みが合いません)。

これを着て、おでかけするのが楽しみです。

思いのこもったものを身につけると、
その物語もともに身につけているようで、るんるんするんですよね。


2015年6月7日日曜日

小かぶ収穫


あんなに、ちいさな、ちいさな黒い粒のような種から、
葉が生え、かぶができて、すごいなあと。

小学2年の娘はかぶを包丁で切りながら、
「“ほうちょう”って、だれがそうきめたんやろうなあ?」と一言。


2015年6月2日火曜日

未婚の母として、8年


「未婚の母として子どもを育てていこう」と決意した時、母子家庭といえども、死別・離婚の母子家庭と、未婚の母子家庭は異なるのだということをはじめて知りました。寡婦(夫)控除が適用されません。所得税や市・県民税、年金などにおいては、独身と同じでした。

あれから8年。国関連の所得税などは相変わらずですが、この7月より私が暮らしている尼崎市では各種サービスの寡婦(夫)控除みなし適用が実施されるとのこと。寡婦(夫)控除が適用されているとみなし、利用料を算出してもらえるようになるそうです。


こういったニュースなどを検索しておりますと、「自分勝手な奴ら(=未婚母子家庭の母親)に自分たちの税金を使うなんて!」という意見などを多数拝見しますが、みなし適用してもらえるとありがたいですね。

こういうふうに、各自治体レベルで制度が見直されていっているのも、実際に動いておられる当事者の方々やそれを支援してくださる方々のおかげ。私も何かお役に立てたらと思うのです。

向き合いかた


「年齢を重ねるにつれて、子育ての悩みは精神的かつ複雑になっていくからね」。出産後まもなく、子育ての先輩からいただいたアドバイス。年々、響いてきます。

小学2年生なので、まだまだ複雑ではないですが、小学生になって学校以外でも友だち同士で遊ぶようになって。なかには、「こんなことを!!」と驚くこともあって、その行為だけで叱ってしまうこともしばしば。そうしてしまうと、しゅんとしたかと思うと、反発もしくは怒られないようにうそにうそを重ねるようになってしまう(わかりやすいうそですが)など、ますます向き合えない状態になってしまいます。

いつも、後から反省です。私の気持ちを優先させて、自分勝手に叱ってしまったと。思い返せば、私も子どもの頃に同じことをした経験があり、今となっては当時の親の気持ちを想像できるし、子どもだった自分の気持ちもわかる・・・だからこそ、まずは“その行為がどうか”より先に、彼女が抱えている気持ちを吐き出せるようにすることが大切だったのではと思いました。

抱えている気持ちを吐き出すことによって、その気持ちが入っていたところに余裕ができるから、「おかあさんの話も聞いてみよう」と思えるようになるのかと。幼い頃は、気持ちを代弁することで、気持ちがほぐれ、向き合えたような気がします。

そういう積み重ねが関係性を育みます。また、相手を思う余裕がなくなるほど気持ちを抱えすぎるのではなく、ほどよく気持ちを吐き出しながら、ココロの余裕をつくれるようになっていけるのかと。

また、今日から。そういうふうに、向き合っていきたいと思います。