2015年7月11日土曜日

自分で捉え直すことで


自分自身で今一度、生きているこの世界を捉え直すこと、それによって救われたと思っています。それまでは、まわりから言われること、まわりが言っていることがすべてで・・・それに対して「?」を抱きながらも、受け入れることしかできなかったことが生きづらさになっていたんだと思います。

中学・高校生の頃、そのきっかけをくれたのは、中学時代の恩師でした。「なんで生きているのか」「なんで生きなければならないのか」「人間なんて生きている価値があるのか」などと悩んでいた私に、一般論・当たり前論・道徳論ではなくて、その恩師個人の思いや考えを伝えてくれたんです。そして、向き合ってくれました。

「人間とは、どういう生き物か、どうあるものなのか」なんて絶対的なものはなくて、あるのはこれまで長い歴史のなかで、人と人が出会い、交流するなかで、構築されてきたもの。それはすごいことであり、同時にそれだけのことなんだと思うんです。そんななかで、自分は何を感じ思い考えるのか・・・それを誰かとどう共有していくのか・・・それが大切なのかなあと改めて思います。


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