2015年11月29日日曜日

絵封筒


どんな状況にあったとしても。
一呼吸おいて、そこから。
それぞれの希望を見出せますように。


そんなイメージの絵をということで、小学2年生の娘にお願いしました。私のなかでは「いろんな人が・・・」と人のイメージでしたが、娘が描いた絵はこのように。人と、うさぎ(動物)と、富士山や森、花など(自然)と。それぞれが、それぞれのカタチの、希望(切手)を見出しています。娘のおかげで、私のなかのイメージも、とっても豊かになりました。

『おたより~絵封筒展2015~』に参加した絵封筒より


2015年11月25日水曜日

母と娘で、フリーペーパー!


私がフリーペーパーをつくり始めたきっかけは12年ほど前、とあるカフェで店主さんからフリーペーパー『青色吐息』を教えてもらったからです。既存の雑誌等ではなく、同い年の人たちがこういうカタチで、今を生きることについて表現して発信していることに、ココロがときめきました。私も、そういうことがしたいんだと、フリーペーパー『れもんのき』をつくり始めたんです。それが、今、娘と一緒につくっているフリーペーパー『えんを描く』につながっています。

当時、イキイキとしたさまざまなフリーペーパーがありました。何気ない日常、社会に対しての思い、無限に広がる妄想、とことん追求した興味、その人なりの哲学、自分で書いた小説など・・・コンビニで白黒コピーして折っただけの1枚の紙のなかにひろがる世界。内容は忘れてしまったけれど、あの時に感じた体感は、今でも私のなかに残っています。


そんなことを、はちみつとフリーペーパーのお店『はっち』で見かけたメッセージと重ね合わせました。

『小さな声』大きな声がリアル、WEB上でも次第に強くなってきている肌感覚があるからこそ、僕らは今、フリペ制作者の皆様の小さな声こそ大切に守りたいと思っています。そして、かってベルリンの壁に描かれていた無名のメッセージ。”たくさんの小さな場所で、たくさんの小さな人々が、たくさんの小さなことをすれば、世界を変えられる”そんな言葉が僕たちの活動を支えています。
(『はっち』の公式ツイッターより)

『はっち』は11月23日にプレオープン! 昨日、娘と一緒に行ってきました。JR大阪駅からちょっと歩いただけで、都会から少し距離を置いて、懐かしい感じのする、その一角。これから、どんな場所になっていくのだろうと、わくわくします。
◎はっち http://hatch2015.jimdo.com/

娘はその場にいるだけで刺激になったようで、「(えんを描く)18通目をつくろう!」「名刺をつくりたい」と、はりきり・・・昨日、ちょっぴりフリーペーパー型名刺が出来上がりました!



どこかでお会いした際、名刺をちらつかせるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

ちなみに・・・

『はっち』では『はっちチャンネル』を開設し、「5分間でフリーペーパー5紙を紹介していく」という番組を公開されています。その第1回目で、フリーペーパー『Umagirl』『Pontab』『non biri』『Himagine』とともに、『えんを描く』もご紹介いただきました! 小学2年生の娘は前のめりで視聴。嬉しかったようです。
◎はっちチャンネル https://www.youtube.com/watch?v=pNYp70JOkGs


2015年11月24日火曜日


世界では今もどこかで争いが起きている。キラキラな夢のような世界ではなく、本当に求めるパラダイスとは。一人一つの色を持つ私たち。それぞれのビート。私が踊る理由。

ビッグ・アイアートフェスティバルのダンスステージ『HALO~踊りだす色~』を観ました。筑波技術大学の聴覚障がい者ストリートダンスサークル『Soul Impression』と、近畿大学の芸術学科でコンテンポラリーダンスを学ぶ学生によるダンスコラボレーション! メッセージが強く響いてくるダンス、かっこよくってロックなダンス、想像をかきたてられるダンスなど、多彩でした。
◎ビッグ・アイ http://www.big-i.jp/



このダンスステージをつくりあげるために、はじめて出会う学生たち。一人ひとりが、さまざまな思いや個性、経験、今を持つなかで。いつもの仲間同士でのコミュニケーションとは異なる、さまざまなコミュニケーションが入り混じるなかで。一つのダンスステージをつくりあげていく過程には、さまざまな出来事があったとうかがっています。

一つのダンスステージをつくりあげるということに向かって。一人ひとりが、さまざまなことを感じ思い考え続けて。時には本音でぶつかって。昨日のステージだったんだなあと思いました。観ながら、私も、私のなかで、いろんなことを感じ思い考えました。

娘も、虹色のえんぴつで、自由帳に感想を。



2015年11月20日金曜日

思い出すのは


幼稚園へ向かう途中にある喫茶店で、扉が開くたびに珈琲のよい香りが漂ってくるので、母と楽しみにしていたこと。高知から尼崎へ引っ越して、尼崎中央商店街へ行った時、旧マクドナルド近くのアーケードを見上げたら、まるでステンドグラスのように見えたこと。家族で歩きながらの夜道、街灯を薄めで見上げて「チョウチョに見える!」と遊んでいたこと。


子どもの頃の記憶。一日をたくさん、たくさん積み重ねて。思い出もたくさん、たくさんあるはずなのに。ふと、何気なく、思い出すのは、そういうこと。写真にも残っていない、何気ない日常のこと。


2015年11月18日水曜日

私が思うこと、願うことは


こんな世の中になったらいいなあと、思ったり願ったりすることがあります。それは、あくまで、“私”が思い描く世界・望む未来であって、それがあの人にもこの人にもよいかなんてわからない。だから、自分が思うこと・理想とすることは、「ただ私が思っている、それだけなんだ」と、たまに思い直します。

大多数が共有するイメージはあるかもしれないけれど、「こうあるべき」「こう生きるべき」という絶対的なものはないと思うから。

だからといって、思うことも、願うこともやめません。ただ、その時に、自分の思いや願い、理想に囚われず、余地を残しておきたいと思います。


昨日とは違う、今日


まいにち、いろんなことがあります。

個人でも、家族でも、身近でも、世界でも、地球でも。見たり、聞いたり、体験したり、出会ったり、交流したりして。さまざまなことを感じて思って考えて。影響を受けていないようで、影響を受けています。変わらないようで、変わっています。表れていないようで、表れています。それが劇的な変化として表れることもあれば、小さな変化を積み重ねていることもあります。

そんな一つひとつ、一人ひとりの、感じたり思ったり考えたりしたことは、“すぐに、大きな、何か”として表れなくても、昨日までとは異なっているのだと思います。その積み重ねで、ある時、大きなうねりになるのだろうと思うから。


私の、誰かの、感じたこと、思ったこと、考えたことを大切に。感じ思い考えることを続けていきたいと思います。


2015年11月17日火曜日

今から4000年前


紀元前のエジプトで、誰かがコマあそび。木を削っただけの素朴なコマをくるくると。

コマをひらめいたきっかけは何だったのでしょう。どんなことを感じ思い考えていたのでしょう。当時は“未来”という概念はあったのでしょうか。個人のなかで世界はどんなひろがりを持っていたのでしょうか。今のこの世界をどう思うのでしょうか。

コマから、紀元前とつながり、いろんな「?」。私のなかで、「こうかな」「ああかな」と想像がひろがり、続きます。

京都の伝統工芸『京こま』の職人である雀休/中村佳之さんの京こまワークショップを体験しました。
◎京こま職人の雀休/中村佳之さん
http://www.rakuten.ne.jp/gold/kyoutodentousangyou/interview/vol-06/


京こまは、布や糸をぐるぐると巻いてつくる巻胎(けんたい)という方法でつくります。写真は、小学2年生の娘がつくった京こま。木綿の平ひも4色を巻いてつくりました。カタチもお好みで、最後に糊づけしてかためたら、出来上がり!


2015年11月16日月曜日

小旅行


アマゾン川流域を探検したり、地球誕生まで遡ったり。
地球と、進化の歴史を、水族館でちょっぴり旅しました。


2015年11月15日日曜日

SENDAI座☆プロジェクトによる舞台『洗い屋稼業』


生きている。それでも、生きている。生きる、生きたい。

SENDAI座☆プロジェクトによる舞台『洗い屋稼業』を観ました。高級レストランの地下にある陽も当たらぬ皿洗い場が舞台。高級レストランの客たちが食事した山積みの汚れた皿を洗い続ける、年齢も、立場も、人生も異なる3人の男たち。その会話から、格差社会や貧困、人間の生き様、仕事、価値観、人情、友情、夢と挫折、豊かさの根源、どん底からの希望・・・など、さまざまな問いかけが浮かび上がってきます。


演者がつくり出す世界に引き込まれます。結末・メッセージありきの内容ではなくて、観る側が「どう受け取って、どう感じ思い考えるか」にも重きが置かれているので、SENDAI座☆プロジェクトの舞台を観ると、観劇後も引き続き、感じ思い考え続けたい“点”をもらいます。

SENDAI座☆プロジェクトによる『ピッコロシアター』(兵庫・尼崎)公演は2011年よりスタート。2011年の東日本大震災によって、拠点としていた民間ホールが被災し、東北公演が困難になったことから、交流がはじまり、毎年公演されています。
◎SENDAI座☆プロジェクト http://www.sendaiza.jp/


小学2年生の娘も一緒に観劇。感想を日記に書きました。


2015年11月14日土曜日

視点を変えるということ


視点を変える。

“想像”ではなくて、
いつもとは異なる見方をして、疑似体験するということ。


アートディレクター・アートマネージャーの柳本牧紀さんに取材させていただいた時に響いてきたメッセージ。『自分とは違う人がいるということを受け入れられることかなと考えています。アートを通して視点を変えてみることで、「こう捉える人もいる」「ああ捉える人もいる」というのを体感できるので、「こういう人もいるんだ」と存在を受け入れられるようになるんじゃないかと思うんです。』

『関西ウーマン』柳本牧紀さん
アートを体験することで 人々の視点が変わっていく そして社会も変えられる
https://www.kansai-woman.net/theme436.html

私は取材を通して、さまざまな人と出会い、お話をうかがうなかで、はっとすることがあります。それはまさしく、取材を通して、その人の視点を見せてもらっているということなのかなあと。

そうか。このフェイスブックの投稿だって。ちらりと、一人ひとりの視点を見せてもらっていることなのかなあと、ふと思いました。


2015年11月12日木曜日

今の自分に満足していますか?


その一言からインタビューがはじまります。まるで“深層心理テストのようなインタビュー”『愛ちゃんのトゥルーライフ・インタビュー』。
http://truelife-interview.com/


質問に答えたり、自分のことを語ったりするなかで、こころがするするする~っとほどけていきました。私は「とりあえず、体当たりだ!」をテーマに、何かあっても「大丈夫、大丈夫。また、ここから」と思い直せるようになった気がします。

“愛ちゃん”は編集・ライターの先輩です。愛ちゃんが編集する記事・書き綴った文章は、読んでいると、さまざまなつながりを感じ、想像がひろがり、こころが豊かになっていくようで、大好きなんです。

そんな愛ちゃんによる新プロジェクト「それぞれの心地よい生き方をガイドする very paradise!」、キーワードは「あたまを緩めること。からだを開くこと。こころを温めること。」。いまを見つめる習い事(仮)、心地よいトークレッスン(仮)・・・など、どんなことがはじまるのか、わくわくします。

「【気分のよい人生】をおくるための、良き案内人でありたい」「しっかり感じ、考え、無理なく、自分に正直となり進んでいける人生。それが、気分のよい人生と考えています」。愛ちゃんのホームページより、編集・ライターをはじめた理由。


2015年11月5日木曜日

相手にゆだねる声かけを


『ユニバーサルマナー検定』(一般社団法人日本ユニバーサルマナー協会)3級を受けました。ユニバーサルマナーとは、“自分とは違う誰かのことを思いやり、適切な理解のもと、行動すること”です。

3級講座は入門編です。「なぜ、今ユニバーサルマナーが必要なのか」をはじめ、独自調査による「障害者や高齢者が日常生活の中で不便・不安に思っていること」ベスト5およびそこから見えてくる「日常生活と心理状況」「必要としていること」、意識と視点の持ち方などについて学びました。

「障害者だから。高齢者だから。こうしなくてはいけない」ではなくて、「誰もが“自分とは違う人”であるというだけ」「人それぞれである」ということ。自分の価値観からの行動で、思いやりのつもりが、押し付けになる可能性もあるので、相手が自分で選択できる・意思を表明できる余地のある声かけをすることが大切だと教わりました。「私に何かお手伝いできることはありますか?」をきっかけにコミュニケーションを。

◎ユニバーサルマナー検定
http://www.universal-manners.jp/


2015年11月4日水曜日

秋を愛でる


+float×オーナーセレクトの作家さんと、帽子・コサージュ作家の壬生樹歩さんによる展示・販売イベント『秋を愛でる』へ。小さな秋の森をお散歩しながら、自分だけのあいらしい宝物を見つけるような、そんなイメージが広がりました。
◎+float https://www.facebook.com/float011/

私が見つけたあいらしい宝物は、ガラスアクセサリー作家・Orange Marmaladeのペンダントです。


オレンジ色のガラス玉を覗くと、虹色のうずまき道がぐるぐると。光にかざすと、うずまき道がなくなって、すーーーっと、どこかに通じるような。見方によって、さまざまな世界がひろがるんです! 子どもの頃、びー玉を覗いたり、光にかざしたりしながら、もくもくっと、空想の世界に浸っていた懐かしい感覚を思い出しました。娘に「まほう玉だよ」と渡すと、覗いたり、光にかざしたりしながら、「ほんまやな!」と大興奮。願い事をしていました。
◎Orange Marmalade https://www.facebook.com/OrangeMarmalade/


『秋を愛でる』は11月10日(火)まで、阪急うめだ本店10階・うめだスーク南街区スーククローゼットにて開催しています!


暮らしの中で「今日を大事に」を積み上げて


ふとんを干して、ほこりを落として、掃除機をかけて・・・そうじをすると、気持ちがすっとします。そうじすること・片付けることで、自分のなかの、いろんなことも整えられていくようで。

先日、豊中・緑地公園にある人が集まるシェアスペース『float』で、暮らしのアドバイザーの土井けいこさんと出会いました。
◎土井けいこさんホームページ http://www.doikeiko.com/

土井さんの冊子『居心地のいいキッチン~台所しごとをラクに楽しく』を拝読しました。土井さんにとって暮らしの根っこであるキッチン。片付けルールや整え方、使う道具のこと、一つひとつに想いを宿していくことで、キッチンがあたたかい場所=心が行き届いた場所に育っていく・・・土井さんの心にいつもあるのは「今日を大事に」ということ。1995年の阪神・淡路大震災を経験してから自身に約束しているそうです。今日という一日を丁寧に積み上げていらっしゃるからこその今、その様子が伝わってきます。

土井さんの語りかけは「私はこういう想いで、こんなことをしていますよ」という視点からのものなので、すっと入ってきます。そんな土井さんの思いやヒントをもとに、私自身が、自分の暮らしの中で少しずつ、居心地のいい暮らしづくりをしていけたらいいなあと思えました。

こちらのブログ記事もぜひ。
◎「居心地のいいキッチン」こぼれ話
~道具と後片づけの関係
http://ameblo.jp/seikatsukobodo/entry-11707313305.html

「道具を愛おしいとさえ、おもうようになって、そうすると、器やお鍋を洗う気持ちがそれまでのものとは明らかに違ってきたのです」「どうでもいいものが汚れていれば、洗い物もいやなしごとになって当然ですね。食器や道具を見直すことから、始めていかがですか?」というメッセージが響いてきました。