東北女性の手仕事物産展
「どーんと東北! いわて・みやぎ・ふくしま」のお手伝いへ。
http://www.ogef.jp/event/index.php?mode=show&seq=22&recent=1
岩手、宮城、福島の女性たちがこころを込めて作った
農産物やジャムなど加工品、
ふきんに、きんちゃく袋、アクセサリーが並びました。
福島県在住・福島県出身(避難中を含む)の
若い女性たちによる「peach heart」は、かわいらしい布マスクを。
そのマスクには、こんな思いが込められています。
◎
マスクをすることで「放射能を気にしている人」と見られる。
「放射能を気にしてるの?」と、イジメられてしまう子どもたちがいる。
マスクをすることで「福島は危険なところだ!」と危機感をあおっている人と思われてしまう。
↓
このような福島の現状に対して。
使い捨てのマスクではなく、愛用し続けられる布マスクを。
おしゃれなデザインにすることで、
毎日のファッションとして取り入れられること、楽しめるようにすること。
「peach heart」http://peach-heart.jimdo.com/
◎
福島からいらっしゃったつくり手の方が話しておられました。
「福島の人は二度殺されたようなものだ」と。
1回目は地震で、2回目は原発事故で。
原発により、その近辺には立ち入ることができなくなり、
もしすぐに捜索できていたら救えていた命を救えなかったと。
その人たちを見殺しにしてしまったと、苦しんでいる人たちがいると。
大阪のおばちゃんに
「また関西に来ることがあったら、うちに泊まりにおいでよ!!」と
おっしゃっていただきました。
東北から来た人と思われたようで、
「ごめんなさい。兵庫県からなんです」と。
そこから、東日本大震災のこと、被災地への思い、
そして阪神淡路大震災のことについて語り合い・・・
最後に、連絡先を交換するとともに、
東北の人の思いがこもったミサンガを交換しました。
「気仙沼 ボランティアネットワーク 聖敬会」のミサンガ。
つくり手の方のメッセージがこもっています。
http://ameblo.jp/kesemnumaseikeikai/
そして、酒井さんの手づくりアクセサリー。
見た瞬間、いとおしいご縁がつながっていくイメージの
“わっか”がひらめき、ココロがときめきました!!
酒井さんにとっては、大切な大切なモチーフとのこと。
「物も、人を選ぶと思います」
「つくって、手渡したら、それで終わりじゃないと思っています。
つくった物はつくり手を映すから。
このアクセサリーを身に付けた人が、
今度わたしと会った時、もし私が笑っていなかったら・・・
そのアクセサリーも、くもっちゃいます。
だから、笑っていられるように。そういうふうに生きたいと思っています」と。
ビーズづくりでつながった、人とのご縁。
震災後も、その時のつながりが、
酒井さんにとっても、そのまわりの人たちにとっても、チカラに。
このアクセサリーを身につけるたび、
福島県の酒井さんに思いを馳せ、
酒井さんを中心とした“わっか”を想像し、
わたしもチカラをもらうのだと思います。
最後に。
「チームむかご」の『にこまるクッキー』は、
とってもとってもやさしい味がしました。
http://mukago.jp/
代表・枝元なほみさんが
勇気づけられた本を紹介した新聞記事。
このメッセージが、ココロに響いてきました。
◎
ある問題を解決しようという時に、
個人を責めたり、個人の悪意や陰謀のせいにしたりせず、
問題を引き起こしたシステムを見抜き、
みんなで現実を変えていこうという。
◎
ほんまに、そうやなあ~と。
どうして、その個人がそうしてしまうのか・・・
責めるのではなく、その個人だけのせいにはせず・・・
みんなで考え、変えていくんだと。
いろんなことを感じ、考えました。
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