2019年6月3日月曜日

同じ17歳だった。


19年前。同じ17歳だった。

2000年5月1日、愛知県豊川市主婦殺人事件、動機は「人を殺してみたかった」。同年5月3日、西鉄バスジャック事件。

高校3年生~大学1年生にかけて読んだルポルタージュ。私も彼らと同い年、同じ空気を吸っている実感があった。もしかしたら、私の中にあったもやもや、ぐちゃぐちゃした「何か」も表出が違えば、その方向に進んだかもしれないと思っていた。

私は、小説や詩を書くことで、自分の中にあるものを出せるようになり、それはフィクションのようで、まぎれもない私自身。その中にいる私に気づいてくれた人が、私と向き合ってくれたから、その「何か」を昇華させることができた。大嫌いだった、生きている意味もないと思っていた、自分も他人も「いいもんや」と思えた。

もし、その人がいなければ、今もその「何か」を昇華させることができず、くすぶらせていたかもしれないと思う。


2019年5月30日木曜日

願い


誰かが、誰かのことを思っていて。
それが、つながって。
誰もが、誰かに思われていたらいいなあと。
そんなことを願いました。


どんな状況にあったとしても。
一呼吸をおいて、そこから。
それぞれの希望を見出せますように。

2015年、2016年の絵封筒展に出した絵封筒には、そんな願いを書き綴っていました。


2019年5月15日水曜日

脈々と続くということ


昨年は小学校のPTA、今年は市営住宅の理事で、昨日も今日も会合でした。1年交替で順番に回ってくるのですが、前回理事だったのは今から7年前。当時の集金ノートを見ると、5歳だった娘と一緒に回っていたのか、娘が書いたらしき、「○」が。

阪神淡路大震災で住んでいた文化住宅が半壊、その後、仮設住宅を経て、今の復興住宅(市営住宅)へ。入居して20年近くが経ちます。こうして脈々と続いていることって、実はすごいことだよなあと思ったのです。


同じようなことを、7年前にも思っていたと気づいた、さっき。フリーペーパー「えんを描く」11通目でそんなことを書き綴っていました。
http://freepaperloopdrawing.blogspot.com/2013/11/11.html

2019年4月2日火曜日

旅するフリーペーパー! 今度は福岡へ

私が訪れたことのない場所にフリーペーパーが行く。会ったことのない人とフリーペーパーを通してつながる。とってもココロときめくことです。それは、まだ会ったことのない人と文通することに似ているのかもしれません。

福岡県福岡市にある「読み人とフリーペーパーをつなぐ空間 FREHAKO!」に、フリーペーパー「えんを描く」&みんなと一緒に即興フリペ「みんな de フリペ」を置いていただけることになりました。

きっかけは、2年前の「第2回全国フリーペーパー展 in 都城」。そこで、手にしてくださったのをご縁に、今回お声掛けいただけたようです。その時のフリーペーパー展について書いたブログ↓
http://freepaperloopdrawing.blogspot.com/2016/09/in_5.html


「第2回全国フリーペーパー展 in 都城」開催時には、思いきって生まれて初めて九州へ。企画者のキクカワマサミさんとお会いできました。参加するきっかけをつくってくださったのは、フリーペーパーに関するさまざまな情報を発信しているWEBサイト「フリペ通信」のハシヅメさんでした。

フリーペーパーを通してつながったさまざまなご縁を思い出します。そして、「FREHAKO!」に娘と一緒にうかがう日が楽しみです。

FREHAKO!
https://twitter.com/frehako_
https://www.facebook.com/frehako/


2019年3月10日日曜日

原宿 de フリペ!


「紙とペン(+自分と伝えたい相手)があれば、フリーペーパーをつくれる!」と思い立ち、旅先の喫茶店&新幹線でB5両面のフリーペーパーを娘とつくりました。

現在、届け中の21通目で、娘が「行ってみたい」と話していると書いた「原宿」へ。昨年は仕事が忙しいを理由に、娘とおでかけの時間をあまり持てなかったので、思いきって「娘が行ってみたい」ところに行ってきました。

21通目につながる内容なので、コピーして「当たり!」的に10部に1部くらいの割合で付けてみようと思いますが、ウェブ上でも公開。



また、みんなと一緒に即興フリペ「みんなdeフリペ」をつくりたくなりました(以下URL、下のほう)。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~loopdraw/freepaper/index.html


2019年3月8日金曜日

「また機会があったら」をつなぐ、フリーペーパー


そういえば、今回のフリーペーパー「えんを描く」は、「新幹線? 小さい屋根のほうがかわいいかな」折りにしたのだったと思い出した、さっき。

新幹線で楽しい出会いがありました。

1分でも早く帰れるならと、出張先の東京から飛び乗った新幹線。週末だから混んでいて自由席は座れず、隣り合わせた人と「どこまでですか?」「これは新大阪まで立ちっぱなしですかね」と会話が生まれ、名古屋からは隣同士に座れたので、しばしおしゃべり。

帰り際、「なんだか、さみしいですね」という話になって、フリーペーパーを渡しました。以前も、電車で隣り合わせた人と会話が生まれ、フリーペーパーをお渡ししたら、そこから文通が始まったのでした。

フリーペーパーって、ダイレクトに連絡先を交換するのとも、名刺を渡すのとも、なんか違う。いい感じの距離感で、つないでくれるものだなあと思っています。


2019年1月26日土曜日

「生きづらさを抱える人たちの物語」を観て


ドキュメンタリー演劇作品「生きづらさを抱える人たちの物語」を観に行きました。
https://ue-j.com/

社会の中で主流ではない、「他者」的とされる人たちや疎外されている人たちの声に耳を傾けることを目的にした「アンデザイアブル・エレメンツ(存在を望まれない分子たち)」シリーズの作品で、世界各国で難民や戦争孤児、社会的・人種的マイノリティーなど多岐に渡るテーマを取り上げて、演劇作品が創作・公演されています。

「生きづらさを抱える人たちの物語」は日本版オリジナル作品です。「生きづらさ」を抱えていて、自身の体験を表現して共有できる人を一般公募し、選ばれた6人の「個人の物語」を年代順につないで、「社会の物語」として再構築しています。

舞台上では、ご本人が当時の出来事や感情などを語っていきます。ご本人が語る言葉によって、まるでその場にいるような気持ちに引き寄せられ、「この時、こんな気持ちだったのかなあ」「私だったら、どうだろう?」「もし、家族や友だちだったら、どうしていただろう?」「この時代、私は何をしていただろう?」「どんな社会だっただろう?」など思いを馳せました。

同時に、自分の偏った見方や考え方などによって、傷つけてしまったであろう方々のことを思い出しました。「なんで、あんなことを言ってしまったのだろう」とずっと心にひっかかっていることがあります。

また、いつもは一括りにされても、それぞれ異なる事情を抱えているものです。本当に、一人ひとり、話を聞いてみないとわかりません。

私はシングルマザーですが、シングルマザーの中でも「未婚のシングルマザー」で、出産前後しばらくは近所の方々から厳しい反応をもらいましたし、社会制度・支援上でも「死別・離婚」のシングルマザーとは区別されています。また、同じ「未婚のシングルマザー」でも、一人ひとり置かれている状況が異なるので、出産前に閲覧したインターネット上にある叫びに近い形のメッセージが今も心に残っています。

そういうふうに、1人ひとり、それぞれにさまざまな物語を背負った人たちが生きていて、この世界がある・・・同作品は観た後、雨上がりの晴れた空みたいな気持ちになりました。

ドキュメンタリー演劇作品「生きづらさを抱える人たちの物語」は明日、1月27日(日)14時が最終公演です。チケット状況等は同公演ツイッターをご覧ください。
https://twitter.com/UE_2019