メールやLINEでもやりとりできる相手でも。それらのツールで連絡してしまうと、相手に「返事をしなきゃ!」と思わせてしまうかもしれないから。
このお手紙は「『いかがお過ごしかな? 』 と私が気になったから連絡してみた」という、自己満足の1通。返事はあってもなくてもよくて、声をかけてみただけ。そんなほどよい距離感を持てる、季節のお手紙が好きです。
季節の絵はがきに、「残暑見舞い申し上げます。いかがお過ごしですか?」という一言二言と、自分の近況を少し書いて送ります。
2025年8月23日土曜日
今日もまた1通
2025年8月22日金曜日
残暑見舞い。あのひまわりを共有したくて
今日はこの1枚! 先日、街中の大きな道路沿いで、背の高い大きなひまわりを見かけました。「わぁ! 大きなひまわり」となんだか元気になったので、そのおすそ分けを♪
2025年8月16日土曜日
赤い花と青い空。旅先からの便りがくれた小さな体験
サルスベリの赤い花と、青い空。
この風景に出会うたび、思い出す1枚のハガキがあります。約8年前、沖縄県・竹富島から届いた“旅先からのお手紙”です。
青い空と白い雲を背景に、赤い花の写真が印刷されていました。花の種類は違うけれど、この季節になると決まって思い出します。書かれていたメッセージの内容は、正直ほとんど覚えていません。「旅先で楽しい時間を過ごされたのだなぁ」と感じたくらいの記憶しかないのに、不思議とそのハガキの写真を思い出し、次に差出人の顔が浮かんできます。そして毎年、「お元気かな」「しばらくお会いしていないけれど、またお会いできる日が楽しみだなぁ」と心の中でつぶやいてしまうのです。
何年経っても、ふいに心を揺らす。
お手紙には、そんな力があるのだと思います。
メッセージ以上に、手書きの文字や「旅先からわざわざ送ってくれた」という思いごと届いているからかもしれません。 受け取る私のほうもまた、一つの体験をしています。郵便受けから取り出して、まず写真に目をとめ、「あ、あの人からだ」と思い、そしてメッセージを読む。嬉しくて、心が躍る! そんな流れごと、記憶に刻まれているのだと思います。
だからやっぱり、お手紙っていいな。そう思うんです。
2025年8月15日金曜日
心のゆとりが生む、小さな行動の先に
大切なことは、きっとシンプルなことなのだと思います。
たとえば、自分にとって“大切にしたいもの”があるように、すべての人にもそんな“大切にしたいもの”がある。お互いに、それを大切にし合えたらと願うけれども。実際には、とても難しいものですよね。
どうすれば、少しでもそれを実現できるのだろう。ふと、そんなことを考えます。日常のささやかな場面を見ていると、心にゆとりがあるかどうか、その違いだけでも、行動は変わってくるように思ったりします。
私も、心にゆとりのある時は、まわりに目を配り、声をかけられる。けれど、ない時は、つい見て見ぬふりをしてしまうこともある。そんなことがあちらこちらで重っていったら、ぎすぎすした空気が広がり、やがては大きくて複雑な問題につながってしまうかもしれない。
日常の小さな行動に影響する、心のゆとり。
私は、お手紙の持つ時間が、その心のゆとりを生む、1つのきっかけになるのではないかと考えています。だから、テーマに据えて活動してきました。
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一声かける、そんなお手紙を
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ふと、誰かの顔が心に浮かぶ時がありませんか?
「元気にしているかな」「どうしているかな」
今はもう連絡が取れない人もいれば、まだやりとりのできる人もいます。連絡をとることができるのに、「また、いつか」と先延ばしにしたり、気持ちを胸の奥にしまい込んだままにしたり・・・・・・そんなこともありますよね。
では、その“誰かを思う気持ち”は、どうなるのでしょうか。
ふとした瞬間にまた思い出して、今度は伝えられるかもしれません。いつの間か、思い出せなくなってしまうこともあるでしょう。あるいは「もし、あの時に・・・・・・」と後悔する日が訪れるかもしれません。
今年の夏は、そんな心にある“誰かを思う気持ち”を、そっと言葉にして届けてみませんか。まちを歩いていて、道の向こうに知った顔を見つけた時のように、手を振って「おぉーーーい!」と声をかける、お手紙を。
ただのひと声でも、相手を励ますことがあります。けれど、自分の中に抱えているだけでは、相手には届きません。
そんな気持ちを運んでくれるのが、季節のお手紙です。特に何の用事がなくても、「夏だから暑中見舞い・残暑見舞いを送ってみた」という、送る口実になります。書く内容も「蒸し暑い日が続いていますね。ご自愛くださいね」というひとことだけでも十分。お手紙で送るという行為自体に、「あなたのことが気になっています」という気持ちが、ちゃんと宿ります。
気負わず、気軽に。まずは、1通。
あなたの中にある“誰かを思う気持ち”を形にして、届けてみませんか? 私も気になりながら、連絡をしていなかった方へ、この夏1通書こうと思います。
2025年8月6日水曜日
あの空のしたで
家に帰って、また外に出て、撮った。
ただただ、やさしい気持ちになったから。それだけ。
けれど、こうして
空を見上げて、やさしい気持ちになれたことも、
心が動いて、写真を撮ったことも、
誰かと共有したくなって、投稿できていることも、
ほんとうは、奇跡のようなことなんだと思う。
そう思わざるを得ないことが、多い。
心が、ぎゅっとなる。
ほんとうは、奇跡のようなことなんだと思う。
そう思わざるを得ないことが、多い。
心が、ぎゅっとなる。
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