2023年7月27日木曜日

一生懸命な、気持ち


誰か“1人”のことを思って、お手紙を書くこと。私にとっての、その原点は中学校時代。

雑誌で文通相手探し。行ったことのない町の、会ったことのない人・・・「どんな人だろう?」とドキドキわくわくしながら、お手紙を書いていました。

当時の私にとって世界は「家と学校」だけ。その中で私は、他人から嫌われないこと・認められることに必死で、息苦しかった。でも、お手紙を通して、年齢も、人生も、価値観も、今の状況も、まったく異なる、さまざまな人との“今を生きている”やりとりを通して、「こんな人も、あんな人もいる。こんなことやあんなことも思う。いろいろなんだー」と思えたことで、少しずつ世界が広がっていったような。

また、高校時代には、学校で会った時には話せないけれど、生きづらさの根本にあることについて、1人の友だちや、当時の担任の先生とやりとりしていたことも思い出します。

相手に、どうしたらこの気持ちや思い、考えを伝えられるだろう、と。また、相手の気持ちを受け止めての、自分の気持ちや思い、考えをどうしたら伝えられるだろう、と。

すごく、一生懸命に向き合っていたことを思い出せました。その気持ち、姿勢って大事。

「おすすめ本のみりょくをお手紙で伝えよう」1回目7月23日(日)大阪市立北区民センターを終えて、そんなことを思い出していました。

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