2023年5月16日火曜日

theむなもとギャラリー 「雨の日」ブローチ

 


朝から雨が降っている日は、「出かけるのが面倒くさいなあ」「靴は底がすり減って内側に水が染み込むようになったから長靴じゃないと無理そうだなあ」「でも、あの長靴は足幅に合っていなくて足がすぐに痛くなるんだよなあ」なんて窓越しに雨の様子を見ながら思っていた、コロナ禍前の日々。

浮かない顔をする私に、当時は小学生だった娘から「どうして、お母さんは雨、イヤなん?」と聞かれたことを思い出します。「私は好きやで」と娘。「傘にあたる音がいい、水たまりがキレイ、枯れた草にも水やりができるから好き」と話していました。

どこかで、このブローチと出会った時、雨の日が楽しくなりそうな予感がしたんです。

そして、今。コロナ禍でおさんぽが日課となり、今は雨の日でも、てくてく、てくてくと歩きます。雨の日だからこその、水たまりに映る世界、雨の音、水が流れる音、腕に雨がかかる感触、長靴で水たまりを歩く感じを、楽しんでいます。

このブローチは「雨の日」「時々、雨の日」に身につけて出かけることが多いですね。

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