2024年11月5日火曜日

「会えたらいいな」という気持ち

 

「また、会えるかもな」

出張先の青森で空港に向かうために乗った電車。初めてその路線の電車に乗るという70代の方から、○○駅に行くかと尋ねられるも「私もはじめて乗るんです」と答え、笑い合う。駅員さんに聞いた話や路線情報検索を照らし合わせて、たぶん大丈夫とドキドキしながらも、おしゃべり。お孫さんのお話からその方のことまでうかがって、気づけば30分。

別れ際に言われたのが、冒頭の一言でした。

また、偶然にお会いできるのは奇跡的であるくらい、会えないかもしれないけれど。「会えるかもしれない=会えたらいいな」という気持ちや願いのこもったメッセージで。本当に、また会える気がするような方だったんですよね、不思議と。その方が下車した駅名が特別なものになりました。



そんな出会いの後、どうしても自分宛てに“旅先からお手紙=言葉の思い出アルバム”を書きたくなって。たまたま、降りた駅の前に郵便局があったから。ご当地フォルムカードを買って、お手紙を書きました。何日後に届くのかなぁ~

2024年11月1日金曜日

歳月



あぁ、年齢を重ねてきたんだなぁ。
あぁ、としをとったなぁ。

ということを改めて感じました。

そりゃそうだ。
娘も17歳、
未婚のシングルマザーとして出産して、
振り返れば、いろいろなことがありましたが、
まだまだ、もう少し、
これからでもあるんですが!


こうして、笑っていられて
(まわりにいる方々のおかげで)、
妖精“モンチッチちゃん”を
妄想の中でヨシヨシして・・・
(娘がかばんにつけているぬいぐるみ。
現実にヨシヨシなんてしたら
娘に怒られると想像しながら)
なんて幸せなんだろうと。

こうして写真に撮っていただけて、
改めて感じました。



堺・泉ヶ丘にある「旧泉北すえむら資料館 展示棟 アートギャラリー」で2024年10月26日(土)まで開催されていた「キテレツ図鑑~展示物は“人”だから 動く!語る!交流できる!」の関連企画の1つ、「邑がっちゃえば? フォトセッション」にて、フォトグラファーの福井小百合さんに撮影していただきました。

この機会をくださったカミオカさん! ありがとうございます。

ちなみに、この日の「theむなもとギャラリー=ブローチ」は、尼崎の田能資料館バッジ「円形平地住居」です。「すえむら=須恵器」から連想して!



2024年10月26日土曜日

だから、“ARTcation”なんだ。

展覧会鑑賞後、出展者や創作風景を紹介した映像を観ながら感じました。堺市立健康福祉プラザで開催中の「sakai ARTcation 2024」(障害のある方々の芸術作品公募展)へ。

堺市内に在住・在学・在勤の障害のある人から公募した作品を中心に、「ドットアートキャラバンプロジェクト」に関わるアーティストの作品も展示されています。それぞれの「好き」「これを表現したい!」というエネルギーに満ち溢れた作品ばかり、その一つひとつがそれぞれに「見て!」と声をかけてくれるような展示でした。

たとえば・・・ある作者は“もじゃもじゃ鬼”を描いていました。みどりの、もじゃもじゃで。かわいいのに、鬼だからやっぱりこわくもあって、でもやっぱりかわいいから、ずっと前に立って見ていたいくらいになりました。

ある作者の好きな物が描かれたコミュニケーションボードには、“まごのて”がありました。「作品名は“好きな物”となっている中での、渋いチョイス!」「作品名はご本人がつけたのかな? その“まごのて”は好きなのか? 必需品なのか? どんなふうに使っているんだろう?」と想像が膨らみ、その人にお会いして尋ねてみたくなりました。

ある作者はJR阪和線が好きということで、その車両の造形物を。運転席にも入れるようになっていて、音とかもなりそう。運転している様子が思い浮かぶようでした。



公募展名の「ARTcation(アートケーション)」とは、「アートでコミュニケーション」の略・造語とのこと。“コミュニケーション”のきっかけ、機会、場になっているのです。

作品展を見て刺激を受けて、自分の表現を作品にして応募したくなる。作品展に向けて日々の中で少しずつ創作することが楽しみになる。創作する過程では、いろんな人たちとのやりとりが生まれる。作品展に応募して、作品が展示される。作品展を見に行く=外出のきっかけになる。作品展を見に行くと自分の作品が展示されていて嬉しいし、ほかの人たちの作品から刺激を受ける。知っている人はもちろん、いろんな人に見てもらえ、見た感想も伝えてもらえる。その場で出会った人と作品を介して、自然にやりとりが生まれる。ここでの出会いがきっかけで、「ドットアートキャラバンプロジェクト」の展示に作品を出展することになった出展者もいる。つくったものが、どこかで、知らない誰かを励ましている。その場には行けなくても、作品を展示していることで、いろいろな話を人づてに聞いたり、SNSで知ったり。同時進行で、一人ひとり、さまざまな日々があって。・・・そんな日々を11年も積み重ねてきた人たちもいて。

もっと、もっと。いろんなコミュニケーションが生まれているんですよね。堺市立健康福祉プラザの大内さんやドットアートキャラバンプロジェクトの玉登さんのお話をうかがいながら。そんなことを受けとりました。

開催は明日10月27日(日)まで。詳細はこちらからどうぞ。
http://www.sakai-kfp.info/CMS/06885.html



片山工房のメンバーさんの作品が展示されたコーナー「guest ART museum」があります! ぜひ、お立ち寄りいただけると嬉しいです。

2024年10月9日水曜日

願うこと


緑や黄緑の葉の中に、ちらほら赤い葉が。お花のように見えるし。この木は確か、百日紅。葉もこんなに赤く色づくんだ~と思いながら。この木が百日紅だったのかどうか、なんだかあやしくなってきて。また来年、花咲く時期に確かめられたらいいなぁと。

また一つ、楽しみが増えました。同時に、そんな状況であればいいなぁとも願っていました。

2024年10月8日火曜日

「なんとか なるなる きっと なる!」


「よっし!」と力が湧いてくる、魔法の言葉のように思えました。絵本『ナルくんのへんしんぼうし』の主人公・犬のナルくんの言葉です。

ある日、犬のナルくんの黄色い帽子が破れてしまいます。お気に入りの帽子だったから、かなしい気持ちなりますが、「なんとか なるなる きっと なる!」と気持ちを切り換え、自分で工夫して帽子を変身させます。その帽子を見たまわりの人たちから、次から次へとアイデが持ち寄られ、ナルくんにも、まわりの人たちにも素敵な出来事が起こるという物語です。

物語の作者は、絵本作家&児童書イラストレーターの田中よしみさん。田中さんのあとがきがこれまた素敵なんです! 「自分の思い通りにいかず、壁にぶつかったとき、なんとかしたいと考えて行動してみると、自分の予想していたことよりももっと素敵な出来事に出会えるかもしれません」(田中さんの「あとがき」より一部引用)

この絵本は2022年に発売されたもので、残念ながら現在購入はできません。しかし、田中さんの展覧会等で読むことができるほか、最新作『どんちゃんとぐりちゃんのぼうけん』など発表されています。詳しくは田中さんのホームページを見てみてください。
https://yoshimi-tanaka.com/

絵本『ナルくんのへんしんぼうし』
作/田中よしみ
絵/おざきえみ
発行/世界文化ワンダークリエイト
(現在は世界文化ワンダーグループ)
※表紙の写真掲載のご許可をいただいています。

★2024年10月16日(水)~22日(火)「えほんカルテット展」にご出展されるそうです。
https://bookhousecafe.jp/exhibition/content/1619

田中さんとは、フリーペーパー『えんを描く』をつくっていたからこそ、つながることのできたご縁! これを書きながら、出会って8年ほどが経つのだと、しみじみしてしまいました。

2024年10月6日日曜日

1本の毛糸から、あの羊へ

「sheep ship 生活くらぶ 手しごと三人展」へ。

手しごと作家の津玲子さんから、羊の毛を刈るところから糸を紡ぎ、毛糸にしていくプロセスについて、ご自身の体験談を交えながら教えていただき、娘と私も少し紡ぐ体験をさせていただきました。

その毛糸が、この手のひらの上のもの。


津さんが毛刈りした時に撮った写真も一緒に飾られていたので、この毛糸の羊につながる想い。この文章を書きながらも、あの羊はどんなふうに草原を駆けていたのかなと、ちょっぴり想像しちゃいました。羊といっても、険しい崖で暮らすものもいるようです。津さんのおかげで、“毛糸”から想像できることが増えました。

津さんと、もうおひとりの作家さんとのコラボブローチを♪ これから時々、私の“胸元ギャラリー”に飾ります。このブローチに気づいていただいた方に、今日のこんなことをお話ししたいですね。



津さんには以前、コラム「おてがみじかん」でインタビューさせていただきました。こちらからご覧いただけます。

お手紙とわたし~津玲子さん編~
①「自分の気持ちや想いを乗せやすいツール編」
https://www.kansai-woman.net/Column201823.html

②「お手紙が『今、ここ』以外の世界とのつなぎ目編」
https://www.kansai-woman.net/Column201825.html

③「年に1度、その人とやりとりできるチャンス編」
https://www.kansai-woman.net/Column201827.html

④「お手紙は自由。つくる楽しみもある編」
https://www.kansai-woman.net/Column201829.html

2024年9月29日日曜日

巡る巡る、12年前


12年前制作の観光ガイドブックをリニューアルするということで、再びご依頼をいただき、その取材でほぼ毎日のようにあちらこちらへ(約40件)。

当時、小学生か中学生だったお子さんが、お父さんのお仕事を手伝っておられたり。私の父と同年齢くらいではないかという方が、現役でものづくりを続けておられ、芯のお強さは変わらぬご様子を拝見したり。

前回も訪れ、その時とほぼ変わっていないのに、今回初めて訪れたような発見がたくさんあったところ・・・ご案内してくださる方によって視点が変わると、見えること・気づけることも変わるから、おもしろいですね。

「12年もの間にいろいろなことがありましたよね」としみじみしちゃうところ。昨日訪れたところと「え! そんなところでつながるの?!」と興奮続きだったところ。取材をご担当くださった方が、もう自分の娘くらいの年齢じゃないかと、きらきらまぶしい感じに心が洗われたり。

めまぐるしい日々です。今日は1件、そして明日4件取材。エリアが離れた取材で、スムーズに移動できるのか、数日前からドキドキしちゃってます。

2024年8月12日月曜日

カタツムリ


「この頃、カタツムリを見ていないなぁ」

そんなことを今年なって、ふと思っていたら! 奈良・吉野で、カタツムリの殻を発見。嬉しくなって、思わず写真に撮ってしまいました。

身近で見かけなくなったのは、私の感性が鈍ったからなのか、視点が変わったからなのか、行動範囲の問題なのか、それとも環境の変化か・・・考え始めました。

2024年7月30日火曜日

17歳


この頃は娘と一緒におさんぽしながら、ざっくばらんに「あの頃はこうやったな」「ああやったなぁ」「こんなことがおもしろかったなぁ」「こんなことがしんどかったなぁ、辛かったなぁ」「あの時、こうやったんやで」とおしゃべりすることもしばしば。

思い返せば、未婚のシングルマザーとして産み育てると決めてから、「あぁ、私。心配や不安、しんどさでぱんぱんやったんやなぁ」と。そのために、情緒不安定になってしまうことも多く、娘には迷惑をかけてきました。

今もなお、心配や不安は尽きませんが、「なるようになる」と唱えて日々。当たり前ではない一日一日、今年もこうしてお祝いできて嬉しかったです。

2024年7月29日月曜日

百日紅


この花を見ると、お友だちが旅先から送ってくれた赤い花の写真入りポストカードを思い出します。

2024年7月9日火曜日

昨日見上げた空



昨日見上げた空

沈みゆく夕陽を感じながら
東と、西の、
空の異なる美しさを感じての
おさんぽ時間

2024年7月4日木曜日

あれから、1年!


神戸市長田区にある「片山工房」(障害福祉サービス事業・生活介護)。


アート(表現)が自己の持っている能力を最大限に活用できる手法と捉え、一人一人のやりたいこと、想いを一つずつ「カタチ」にしていけるように取り組み、常に「人が軸」を第一義に考えながら創作活動を展開。(公式Instagramより引用)
http://studio.kobe-katayama.com/


2023年6月から非常勤スタッフとしてお世話になっていて、先日1年が経ちました。


そして、今年もお誕生日を祝ってくださいました(実際の誕生日は7月9日)! 花言葉が「尊敬」「気品」という紫のバラが入った花束と、お一人おひとりからのメッセージと、思い出の動画と、写真と。

1年前の今頃といえば・・・片山工房20周年、アメリカ・ロサンゼルスでの単独展覧会などなど、ぐわあぁっと、いろんなことを思い出しました。こうして書きながらも、思い出しています。

1年前のちょうど今頃、書き綴ったブログがこちら。
★1ヵ月前には想像もできなかった、今https://loopdrawing.blogspot.com/2023/07/1.html

2024年6月24日月曜日

“あの日”を思い出せる、一枚の葉書

郵便受けを見たら、“あの日”のお葉書が。




書かれているメッセージ以上に、思い出せる気持ちや出来事がたくさんあって。

隣に座ってこんなおしゃべりをしたなぁ。この切手を選ぶ時にも、あんなことをおしゃべりしたなぁ。一緒に過ごしたカフェ、そこから見えた景色、コーヒーの香りや味わいなど、一つ、また一つ、ひとつ・・・

この一枚を見たら、いつでも“あの日”とつながることができます。

2024年5月17日金曜日

あぁー、楽しかった

フリーペーパー『天満橋おさんぽの友』主催イベント「『書く』一日」で、体験型ライティング教室あすとれの春瀬ゆうなさんとのコラボ企画「1年後の自分への手紙」を開催しました! その名の通り、「1年後の自分にお手紙を書こう! そのお手紙は1年後、2025年4月中に届きますよ」というイベントです。

キャリアカウンセラーでもある春瀬さんが「1~5年後までの目標などを書くシート」「人生でやりたいこと20個を書くシート」を、私のほうでは過去1年を振り返り、現在を見つめ、未来に思いを馳せる「言葉アルバムシート」を用意。それらワークシートを書いたりしながら、1年後の自分に向けてお手紙を書きました。


写真は今回、レターセットでご協力いただいた印刷と紙製品の専門店「PAPER MESSAGE」のお手紙アイテム。おすすめはお花のカード。一輪一輪でももちろん、いくつか組み合わせると花束に♪ そのほかにも、「なるほど! こういう発想、おもしろい!」という、「かわいい、素敵」だけではない、アイデアあふれる紙雑貨がいっぱいあります。

会場は、お洋服と雑貨のお店「confetto」でした。地下鉄・京阪天満橋駅北側、大川を挟んだ向こう側にあります。川のそば、目の前には南天満公園の木々の緑が見えるという店内! BGMは鳥の声! 時々、外から本物の鳥の声も聞こえたりして。心地のいい空間だからこそ、ゆっくりじっくりとしたひとときを過ごせました。

お手紙を書きながら、書いた後、集った人同士でおしゃべりが盛り上がったり、「また今度」とゆるくつながったり、「PAPER MESSAGE」に寄ったり・・・あぁー、楽しかったという一日。心地よい疲れがあります、今。

気づけば目の前の仕事に追われ、なんだか忙しい日々ですが、こういう時間を大切にしていきたいなぁ、つくっていきたいなぁと。そういえば、高校生の娘が「忙しいほうが、忙しさの中でも、必要な時間をつくって取り組んでいけるような気がするで~」とちょうど今日話していて、なんだか心に残りました。


最後に! 今回主催されたフリーペーパー『天満橋おさんぽの友』。数冊、お預かりしています。「読んでみたい!」という方がいらっしゃいましたら、お手紙と一緒に送ります♪

・・・とりとめもなく、つらつらと書き綴ってしまいました!

2024年5月14日火曜日

ふと、見上げれば


木々の緑が美しかったし、その向こう側に見える空も美しかった。そんな一日。

2024年4月20日土曜日

こころおだやかに。

いつのまにか、咲いていた“いつもの”ハナミズキの花。今年は年度初めから慌ただしく、心の余裕がなかったのだと気づく。

大切な瞬間を見逃してしまう。“誰か”に対してもそうなっていないだろうか。今一度、まわりを見つめ直すきっかけに。

2024年4月2日火曜日

そんな、1枚


木の影が美しくて。土の中でもこんな感じで、いや、もっと無数に根を張り巡らしているのかなと想像しながら。よく見ると、私の影の隣に、娘の影もあって、ふたりで影を写真に撮っていました。そんな思い出が詰まった1枚。

2024年4月1日月曜日

菜の花


「菜種梅雨」(菜の花が咲く頃の長雨)という言葉をご近所さんに教えていただいてから、私の心の片隅で広がっていた菜の花畑。今日、実際に咲く菜の花を見かけました。「そうそう、こんな香りだった」なんて思いながら。

…ということを書こうと思って、菜の花の香りをどんな言葉で表現できるかなと考えながら検索もしていたら! 「正確に言うと、菜の花という花は存在しない(※)」という記事も見つけて、こうして文章を書く過程にもいろいろな発見があります。

※ウェザーニュース「じつはキャベツやブロッコリーも『菜の花』 菜の花の驚きの“正体”」より
https://weathernews.jp/s/topics/202303/150225/

2024年3月30日土曜日

ちらりほらり


ちらほら咲いている、桜。この写真はたまたま前を通りかかった、たぶん桜の木。

改めて“ちらほら”という言葉の意味を調べてみたら、同じ意味の言葉として“ちらりほらり”という言葉が出てきて。

「ちらりほらりと咲いている、桜」というほうがなんだか素敵かもと思ったさっき。

2024年3月27日水曜日

菜種梅雨


なたねづゆ。「菜の花が咲く頃の長雨」のことをそう言うらしい。ご近所さんから教えてもらう。その瞬間にも、菜の花が咲くイメージがぱぁっと広がりました。


写真の木は、確かナンキンハゼ。

2024年3月7日木曜日

もうすぐ、春。


夜に近づくにつれ、
生命力溢れる感じがするのはなぜだろう。

2024年2月28日水曜日

ある日の、娘との会話

「あれ、何やったっけ?」
「なんとかの語り手」
「裏切り?」「嘘をつく?」「自己都合の?」
というやりとりを、高校生の娘と何度か。


信頼できない語り手。

「小説や映画などで物語を進める手法の一つ(叙述トリックの一種)で、語り手(ナレーター、語り部)の信頼性を著しく低いものにすることにより、読者や観客を惑わせたりミスリードしたりするものである」
-「信頼できない語り手」(2024年2月28日 (水) 08:00 UTCの版)『ウィキペディア日本語版』より

同じ漫画の本を読んで、お互いに「はっ!」としたキーワードでした。誰しも、何かを語る時はそうなるような気がして。自分では、事実を話していても、それはあくまで“自分”という1側面から見た、捉えたことでしかなく、また意識的にも無意識的にも自分の都合のいいように伝えてしまうことが多いように思います。

2024年1月5日金曜日

昨日も、今日も、明日も

2023年12月30日、
「人が浮いている」と騒然としていた、
よく前を通りかかる川。

翌日のニュースで、
80代男性の変死体だったと知る。

2024年1月1日、
ネットで“戦争激化”のニュースを見かける。

近所の地域会館で誰かのお葬式。
数日前、近所のどこかのお宅に
ご遺体が運ばれていくのを
見かけたことを思い出す。

その日届いた年賀状で、
友だちのおなかの中に
新しい命が宿っていることを知る。

元気にしているかなと
気になっていた友だちからは
「気持ちが上向いてきた」との知らせ、
「また会おう」というやりとり。

そして、地震。
1月2日、航空機の事故。
1月3日、電車内の
「人を殺そうと思った」という刺傷事件・・・

日々、いろいろなことがあって。
いろんなことを感じ、思い、考え、抱えながら。
いつものように、娘とさんぽ。

今日見上げた、空。